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539.着床前スクリーニングについて(6)」

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539.着床前スクリーニングに...
着床前スクリーニングの有益性が
高いと考えられる対象は、

偶然的な胚の染色体異常が起こりやすい
40歳前後以上の方ですが、

40歳前後であるために、
容易に胚盤胞まで育てられず、

結局、
採卵から出産までの時間で考えると、
40歳前後の方にとって
着床前スクリーニングに
それほどの有益性はない
という報告もあります。


着床前スクリーニングの
有益性が最も高いと考えられるのは、
卵子提供の場合です。
卵子提供の卵子は若い提供者からの
卵子ですから、数も多く育てらます。
その中で正常な胚をひとつ移植すれば、
成功率は高いのです。


また、当院の経験から、
移植して
流産を繰り返し、
その流産絨毛の検査で
複数回、
偶然的な数的染色体異常
を認めた方にも、
着床前スクリーニングの有益性が
高いと考えられます。


最後に、

着床前スクリーニングで正常な胚を
移植しても成功しない方は、

「子宮内の環境」 

にも問題がありますので、

「着床障害」 として、
精査と治療をお勧めします。
#PGTA #着床前スクリーニング

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