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神戸:ファルコンの散歩メモ

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神戸ご当地(857)「第28回国際ウミガメシンポジウム」@神戸国際会議場

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神戸ご当地(857)「第28回...
須磨海浜水族園では、日本初開催となる「国際ウミガメシンポジウム」が2月18日(日)~2月23日(金)神戸国際会議場を主会場としてで開催されるにあたり、共催者として園内に事務局を設置し、実質的な運営を担っています。なお、本シンポジウムの運営には、当園開業60周年記念事業のフィナーレとして位置付けてられています。

今回で38回目となる「国際ウミガメシンポジウム」は、世界的に絶滅が危惧されるウミガメ類と、その生息環境の研究や保全、環境教育などに様々な立場で関わる、第一線の関係者が、約80ヶ国、600-800人規模で年に1度集まる国際学会です。

この「国際ウミガメシンポジウム」での議論や共有される新たな知見は、その後の方向性を決定付けることになります。事実、期間中には世界的なレッドリストを作成している世界自然保護連合(IUCN)のウミガメ専門部会も開かれ、ウミガメ類の現状について科学的な見地から議論が交わされます。

今回神戸で開催されるのは、「効果的な保全活動と研究の発展には生息地ごとの活動に加えて、世界規模での連携が不可欠」との認識の中、日本は「アカウミガメ北太平洋個体群唯一の産卵地」であり、「産卵状況のモニタリングが世界最長」であり、「漁業大国で混獲対策が注目」されており、「市民主導の調査研究活動が盛ん」であることなどから、日本での開催に対する期待が近年特に高まっていたことも背景にあります。そして、当園の参事でNPO法人日本ウミガメ協議会会長、IUCN種の保存委員会ウミガメ専門部会共同代表(東アジア地区担当)でもある<松沢慶将>博士が国際ウミガメシンポジウムを主催する国際ウミガメ学会の2017-2018年の会長として選出され、2018年2月に日本で「国際ウミガメシンポジウム」が開催されることが決定しました。そして、国内でもウミガメや関係者の多い西日本に位置し、複数のウミガメ専門家の所属する当園があり、立地の利便性が高いことから、神戸が開催地として選ばれました。
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