神戸：ファルコンの散歩メモ

大韓民国の平昌で開催されています冬季オリンピックということで、開催期間中は＜グーグルロゴ＞が毎日デザインされています。

＜グーグルロゴ＞には、開催国（大韓民国）に関するキーワードが隠されているようで、ソウル特別市にある大統領府の　「青瓦台」　や国鳥の　「カワサギ」　などはわかりやすかったのですが、「本日」　の昆虫（６本足）らしきキャラクターには悩んでいます。

「昆虫」というキーワードですと、まずは「ポンテギ」が思い浮かびます。ポンテギ（번데기）は、カイコの蛹を茹で、または蒸して味付けした韓国料理のおつまみです。朝鮮語で「蛹」を意味する。南大門市場など人の多く集まる場所に多い屋台、レストラン、居酒屋で一般的で、缶詰も出回っています。特有の臭いがあり、慣れない者には食べづらい逸品です。でもカイコでは６本足はないですからねぇ。

２年ほど前にオープンした韓国での「昆虫レストラン」を揶揄しているのかもしれません。、レストランの名前は「パピヨンのキッチン」。映画ファンなら、＜スティーブ・マックイーン＞の主演の名作「パピヨン」の主人公が、ゴキブリを捕まえて食するシーンが真っ先に浮かぶであろう絶妙なネーミングですが、その奇抜さもあって、大盛況のようです。
メニューは、パン、パスタ、アフターヌーンティーセットなど、普通のレストランとさほど変わらない品ぞろえですが、食材には昆虫が使われています。バッタ、コオロギ、セミの幼虫など、韓国で食用が許可されている昆虫７種類が使用されているとか。

２０１４年に韓国政府は昆虫食を推し進める政策を発表していますので、「昆虫レストラン」の開店につながり、このあたりの背景を意味しているのかなと考えています。