コストダウンの災い

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写真はLANケーブル、加工はすべて手作業、世界中で自動化された製品は私の知る限り存在しない。
この手作業、熟練者と新人では大きな差が出る、見かけは同じ、最初の検査でも差は出ない、しかし経年変化では顕著な差が現れる、でもこれを知る人は極めて少ない。
VEGAがケーブルを自社で製造する理由です。
日本でのコストダウンは品質維持を条件に価格を下げることですが、残念ながらこれは
日本だけに通用するオハナシです。

金額はクオリティに正比例するのは世界の常識ですが、どうも日本ではこれが受け入れらていない。
コストを下げる事は、売上に直結。いえ、売上が落ちるのではなく、アップするのです、
価格競争に勝てば注文が大量に来るからです。

このため中国などでは競合商品があると、過度な価格競争を起こす場合が少なく
ありません。
そのため、人件費を抑える(検査工程を間引く、熟練者を使わない)、材質を落とす、
梱包を簡単にするなど、多くの手段を講じて価格を下げてきます。

しかし、これは商品の信頼性も下げる事になり、息の長いビジネスは出来ません、
でも、彼らはそれで良いのです、いま現在利益が出ることのほうが重要なのです。

#network #pc

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>いま現在利益が出ることのほうが重要なのです<

中国らしい発想ですかね。
なにが起こるかわからないという発想ですよね。
共産中国らしいと言えばそうなんでしょうけど・・・。
Posted at 2017-02-15 16:10

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この思考回路を理解して取引しないと痛い目にあいます。
Posted at 2017-02-17 14:13

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