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波猫まち子の日記

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伊藤比呂美さんのライブ人生相談inサンディエゴ

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伊藤比呂美さんのライブ人生相談...


丁度今から一年前、L.A.(トーランス)にて伊藤比呂美さんの「ライブ・海千山千人生相談」が行われました。「サンディエゴでも是非やってくれないかなあ」との願いがようやく叶い、本日ラ・ホヤの図書館にて実施されました!

やはり(?)L.A.とは違って参加者は少なめ。でも、伊藤さんが仰っていたように、「西日本新聞で20年以上人生相談をやり続けてこそ、講演では100人、200人集まるようになった。ここ西海岸でも、悩みがある人がいつでも駆け込める場所を作りたい。日本に帰る人もいるけどまた来る人もいる、そして悩みは必ずある、だから細々と続けて行けばいつか人は集まるようになるんじゃないか。」私も本当にそう思います。

去年、正に「駆け込むように」トーランスに向けて(片道2時間)、伊藤さんに会いに車を走らせました。そして一番前の席を陣取り、お話に耳を傾け、私の悩みにも答えていただきました。何よりも、自分の意志でトークショーに足を運び(普段積極的には子供たちをみたがらない夫に預け)、途中で腹ごしらえに美味しい日本のラーメンを食べ、自分の好きな作家さん(正確には詩人)のお話を直接聞くという、全て自分自身のためだけに一日を費やしたということが、この上ない贅沢だったことを覚えています。

つまり、今回も比呂美さんが仰っていたように(ご自身はこれしか提唱していない、とも)、「自分は自分」という考え方がすべての悩みの解決法になるということ。私は日々家事育児に追われ、お金を稼いでくるわけでもない、夫に小言を言われる日々、でも、「私は私」。外に出る代わりに子供たちと100%関われることに幸せを感じるし、掃除や料理など完璧にはできないけど、「私は私」のできる範囲でやっていくしかない。そして、私には「書くこと」という好きなことがある。毎月少しばかりだけど、雑誌の記事を書かせてもらっている。今後、子供たちが手が離れていくにつれて時間も出てくるので、他にもできる仕事を探そうと思っている。「自分は自分」と思って行動し続けることで、他人の言うことがあまり気にならなくなるそうです。

ちょっと話がずれたけど、今回はサンディエゴとあって知り合いも多く「誰の悩みかわかっちゃうなー」なんて思ったけど、伊藤さんのお友達もいらして和気あいあいとしたアットホームな雰囲気の中で行われました。お悩みに多かったのは、「友だちが少ない」あるいは「嫌いな人とどう付き合ったら良いか」と「日本に帰ろうかどうか迷っている」でした。

伊藤さんの回答は、「夫がいるなら、友だちはいなくてもオッケー。夫がいないなら、話ができる女友だちが一人いれば十分。」とのこと。伊藤さんは長年のパートナー氏(88才)を今年の4月に亡くされ、「壺がなくなって最初はとても寂しかった」と仰っていました。つまり、なんでも(喧嘩も多かったそうですが)話していた相手(壺)がいなくなり、何が辛いって、「窓から眺める景色が変わってしまった」ことだそう。同じ景色なのに、違って見えるんですね。長年連れ添った相手が亡くなるってそれほど大きいことなんですね。

でも、パートナー氏の介護を終え、「男を一人見届け」て、本当に良い経験をさせてもらったなあ、と今ではとても感謝しているそうです。

「日本に帰ろうかどうか」という問題は、伊藤さんご自身も日々自問しているそうです。そして、日米を往復する生活を続けている間に、「あー疲れたもうダメだ」と留まった場所が最後に居着く場所かな、なんて仰っていました。

私が今回のお話で感じたのは、こちらでの生活が長くなると、日本に帰るとどうしても日本の嫌な部分というのが見えてくる。で、こちらに帰ってきてアメリカ人が大好きかというと決してそうでもない(苦笑)。ズンバで笑顔を交わし、スーパーで他愛もない会話ができても、英語が完璧に話せるわけじゃないから、アメリカ人と真に理解し合えることは難しい。そこで、「自分は自分」。様々な理由からアメリカに住むようになった。日本より住み心地は良い。全能感はないけど、自分なりにできることを頑張っている。子供を育てている、アメリカ人とも付き合っている、完璧じゃないけど英語を使って仕事をしている(多くの人が)、日々やりこなしている、夫となんとかやっている、それで良いじゃないか。人に何言われようと堂々としてれば良いのだ。私にできないことは、できないし、できることをやる。それだけのことだ。

こういう考え方ってある意味、日本に住んでいる人が理解するのは難しいのかも。「アメリカ人の友達をもっと作ったら。」なんて言われちゃうからなー(苦笑)。「郷に入っては郷に従え」とかね。

もう一つは、「夫婦関係の大切さ」(具体的に言うと夜の営み )。夫婦の秘訣は、実はこれしかないそうです(笑)。なるほどね~ハハハ。でも、本当に心から許し合ってなくてはできないことだから、それができるってことはそれで全部オッケーってことになるのかな(?)。私も頑張りま~す !

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10月!

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10月! 10月! 10月!
週明けから、異常な猛暑が続いていたサンディエゴ。でも徐々に気温は下がっていき、暦が変わった今日、かすかに秋の空気を感じた朝。「よし、ハロウィンの飾り付けをしよう!」

大体ホリデーのデコレーションはギリギリにならないとやらない私なのだけど、なぜか今年はやる気に満ちている(笑)。多分、去年引っ越してきてから初めて開いたハロウィンパーティがあまりにも楽しかったからだと思う。そう言えば、このブログを始めたのも確か今くらいだったはず・・・10月は私にとって、結構やる気の出る月になったのかもしれない(笑)。

家の中の飾り付けを少々・・・

ちっちゃく見えるのが蜘蛛。
    
なんか古くて汚らしく見えるのが狙いな(ちょっと違うか )ハロウィンの飾り付けだから好きなのかも。(ちゃんと掃除しなくても許されそうで。どうせパーティの日は皆、仮装して大騒ぎで部屋のキレイさなんて見ちゃいないだろうし)




近所のカエデの木も、綺麗に赤く色付いてきました。大好きな季節の始まりです

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胸に染み入るお茶の味

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急な原稿の依頼が入り、昨夜インタビュー、深夜までテープ起こしをしていました。今日は土曜日なので多少遅くまで眠れたけれど、朝はやっぱりニガテ ヨロヨロと下ヘ降りると、わざわざ昨夜出かける前に作ったカレーは全く手を付けられていない様子 夫は子供たちをリトルイタリーの美味しいピザ屋に連れて行ったらしい。まあ良いんだけど。

しかしまー、どーしてこー家の中が汚れているんだ。子供たちは勝手に朝ご飯(Nは朝からレトルトの豆スープ、Mは果物+シリアルでHにはパンケーキを作ってあげる)を食べてくれていたので、コーヒーを淹れたら早速原稿書きに取り組みたいのだけど、こう汚れた部屋が視界に入るとさすがの私も気が散って書けん。

で、片付け。食洗機の中のきれいな食器を戻してから汚れた食器をそこに入れて、カウンターの上を拭き、床を掃いて、ついでにステンレスの冷蔵庫やレンジの手垢なんかも気になるから拭いて・・・ 。やっと少しスッキリして仕事ができる、とダイニングに座った途端、きれいになった台所でお菓子作りを始めるM  また汚されちゃうんだけど無視するしかない、と見て見ぬふりを決め込む。

大体書けたので休憩、と立ち上がるとそこには荒らされた台所が やっぱり、後片付けしないんだったらお菓子作りは禁止させよう、と固く思う。

さて、遠くでMとHが喧嘩しているけど今日はもう一つやることが。週の始めに、ご親切にもお隣さんがNext Doorと言う近所の掲示板的なアプリに、Nの仲間と思しき何人かがピンポンダッシュ(ちなみにこっちではDing Dong Ditch と言う)で捕まり、その家の人がその一連の内容を写真と共に掲示してると教えてくれたのです。最近このグループの子供たちが近所を荒らしてる、みたいな。Nはたまたまこの日いなかったのだけど、時々やっているのは知っていたのです。仲良しのM君は捕まって注意を受けていたので(写真に顔が写っていたのは別の二人だったのだけど)、一応謝りに行くべきだと朝二人に告げていたのです。

戻ってきた二人が言うには、罪滅ぼしの作業などはしなくて良いけど写真を外して欲しかったら親を連れて来い、とのこと。このことで、M君のお母さんVと話そうということになっていたのです。夕方Mをガールスカウトのミーティングに下ろした後、便秘で苦しんでいるHがあまりに泣くので一度家に戻り、彼女が落ち着いてから数軒先のV宅へ。チェコ人の美人な彼女は優しい笑顔で迎えてくれ、お茶でも如何?と美味しいブラックティーを淹れてくれました。日本のスーパーで買ったのよ、と言う急須と湯のみはヨーロッパ風とも思える可憐な花柄でした。

「熱すぎるかな?」いえいえ、日本人の私には熱いのがちょうど良いんです、といただいたお茶の胸に染み入ること・・・。ああどうして人に淹れてもらうお茶はこんなにも美味しいんだ(涙)。決して平和とは言えない一日を過ごしていただけに、心からホッとした瞬間でした。

世間話やお互いの子供の話(妹はMと同級生)などをしたあとで例のピンポンダッシュの件にも触れました。やっぱり一度親も顔出したほうが良いかもね・・・と言うことに。

ちなみにピンポンダッシュって、こっちでは割りと大目に見られている子供の悪遊び。もっとひどい庭にトイレットペーパー巻かれちゃうのとか、卵割られちゃうなんてのもあるくらいだから。

でも、快く思わない人がいることは確かだし、運が悪いと発泡事件に繋がるなんてケースもありますから、イタズラもほどほどにしなくてはなりません。

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トヨタ→打ちっぱなし→ベトナミーズランチ

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しばらく前からシエナのメンテナンスランプが点灯していたので、今朝やっとトヨタのサービスセンターに持って行ったら、95000マイルのチェックアップでした。「1時間半くらいで終わるよ」と言われたので(何事もないことを願い)、ホッとしてHと待合室へ。自分用にセルフサービスのカフェオレを入れ、Hに携帯で動画を見せたら私は何もすることがなくなってしまった (しまった、PCを持ってくるんだった)本を持って来るの忘れたし(Hのおもちゃは大量に持ってきたのに)、最近はあまり読む人もいないのか待合室には雑誌すらない。一瞬子供用の本でも読もうかと思ったけど(笑)考え事をしたり、途中からHがホットココアを飲みたがったので動画を中止させて携帯を取り戻したので、気づいたら時間通り車も終わっていました。嬉しいことにまだ10時過ぎ。

朝打ちっぱなしに行くと言っていた夫に電話を入れると、ちょうど今から行くと言うのでいつものTecoloteで待ち合わせ。打席のすぐ隣に車を停められたので、トランクを開けっ放しにしてHを車の中で遊ばせながら打つことができました  夫がボールの入ったバスケットを持ってきてくれ、隣で打ち始めます。今日は割とのんびり気合を入れずに打ったせいか、終わった後腕の痛みはなく疲れもしませんでした。でも、お腹がすごい空いたので近所のベトナミーズレストラン「Pho Point Loma & Grll」でテイクアウト。生春巻き、大好きなBun(BBQポーク+揚げ春巻き+グリルドシュリンプ)と今日は揚げ麺に中華あんかけをかけたいわゆる皿うどんを頼みました。これまたちょうど良いことに(?)Hがお昼寝してくれたので(普段はしないのに、幼稚園が始まって疲れるのか)久しぶりに大人だけでゆっくりランチを食べることができました。

こんな、何てことないけど上手く行く日もあるから日々やっていけるんですよねー

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人の為に料理するということ

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この夏日本に居る間、3食しっかり料理している(弟のお弁当まで用意して)母を見て、改めて食事の大切さを再確認しました。休みの日などはランチを作らなかったり(子供たちが遊び行って帰ってこなかったり、夫も好きな時間にゴルフに行っちゃったりするので)、夫が一緒に食べないのを良いことに手抜きディナーになっちゃっていた自分を反省し、「ダメだ。家族の健康は私が管理せねば」と、最近は結構頑張って三食作っていました。別々に食べることが多い夫や同居人K太さんには、後で食べられるように用意しておいてあげて。

しかし、ちゃんと用意しても食べてくれないことも多々あります。こっちは毎日作っているわけだから、食べてくれないと残り物が増える。そしてダメになる。ついに先日、夫が食べるって言うから残り物のカレーを温めたのに、時間が無いからと食べないで出かけようとしたので、「何で食べないの?」と反ギレ。「せっかく用意したんだし、それに食べてくれないと腐っちゃって無駄になるんだけど!?」って言ったら、「じゃあ作るな」だと! えええーー!

主婦に「料理するな」なんて、木こりに木を切るなって言ってるのと同じでしょ!?アワワアワワになって一瞬何も言い返せなかったわよ。

実家で、母にずっと食事の支度を任せちゃっていた時のこと。揚げた鶏肉に母が用意したソースを付けて食べるはずのものを、(すでに鶏肉に味がしっかり付いていたので)子供たちにソース無しで食べさせていたら、母がとても怒ったことがありました。「え?なんでこんなことで?」とその時は思ったけど、今ならその気持ちが分かるような気がします。母は母なりに忙しい中、色々献立を考えて作ってくれてたのに(その日だけに限らず)、その気持ちを汲み取ってもらっていないことに傷付いていたんじゃないかなと思うのです。

さて、夫の話。こちらが張り切ってガンガン作っても食べたく無い日もあるだろだうし、勝手な都合(=ゴルフ)で遅くなるわけだから、別に用意してあげなくても良いわけです。母を見てつくづく思ったのだけれど、人の為にご飯を作るって結構労力が要るんですよね。それなのに今日は食べるかな、食べないかな、なんて考えるだけでエネルギーの無駄。お腹空いたらシリアルばかり食べてるみたいだけど、何を食べたら身体に良いかなんてもう大人なんだから良く分かってるはずだしね。

だから、もう敢えてきっちり毎晩用意するのはやめました。(本人だって「作るな」って言ってるんだし?) とは言え、料理は好きだから「これ食べさせたいな」ってものがあったらと取っておいてあげると思うけど...「作ってください」って言ってきたら、また作ってあげても良いけどね~

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H、幼稚園が始まりました!

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H、幼稚園が始まりました! H、幼稚園が始まりました! H、幼稚園が始まりました! H、幼稚園が始まりました!
今日は、待ちに待った(私が?)Hの初登園日。いよいよ、週3日の幼稚園生活(日本語幼稚園です)が始まります。今まで同じ幼稚園の親子クラスに月一で通っていたのでHにも馴染みはあるはずですが、やっぱりお別れする時は泣きましたね~

家を出る時はこんなに張り切っていたのに。

で、重すぎてひっくり返る(ギャグ )


でも先生も慣れたもので、泣いている新入園児をさっと抱き上げ、「はい、ママにバイバイね~」と言って連れ去ってくれました。2歳半でNをやはり日本語幼稚園(別の所でしたが)に入れた時を思い出すな~。初日はお弁当の時間まで泣いていたそう  
無事子供たちを下した後、同じ新入園児のママたちとしばしおしゃべり。一人のママが「朝行きたがらないから、いちごポッキーでつったわよ~ 」と困り顔で言うから、「うちも幼稚園が終わったらマックのシェイクとか日系スーパーのおもちゃを買ってあげるからって言って送り出してたわよ~」と慰める。Mは正反対で、まったくをもって自立していて嫌がらなかったのだけどね~

さて、先日の決意通り(笑)下した足でTecolote Cayon(ゴルフ場)へ!夫に、「今日行くからね」って前もって言っておいたら、朝「僕も行く」って。「じゃあ、後でゴルフ場でね~」って言えるこの新鮮さ  10時からコース回るから一緒に来る?って誘われたけど、さすがに1バスケット(ボールが90個入ってる)打ったらすでに腕が痛いので 「今日はやめとくね」と家に戻りました。

音楽をガンガン鳴らしてシャワーを浴びた後、向かった先はConvoyのお気に入りのカフェ「Big Joy Family」。ゆったり座れる席があっていつもあまり混んでいないから(失礼)好きなのだけど、久しぶりに行ったらやはりお客さんがあまり来ないのかメニューが縮小されていて、ランチに食べようと思っていたパンプキンスープがなかった

 

ランチに食べられるものは何もなかったので、アイス・カフェオレ(コーヒーも美味しい)と餡パンというめっちゃ甘々の組み合わせでこのブログを書いている、というわけです。

まだ週3回の幼稚園だけど、気分的にはもうHから手が離れたような晴れ晴れしい気分  何だか、これからなんでもできちゃいそうな気もするけど(笑)、とりあえず、できることからなんでもやってみよう、そんなふうに小さく燃えている42歳の秋であります。

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打ちっぱなし

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打ちっぱなし 打ちっぱなし 打ちっぱなし
連休最後の日は、ゴルフの打ちっぱなしへ。以前、家族で初めてコースを周った時、Nが興味を示したので、密かにやる気にさせようという魂胆プラス中々家族と一緒に過ごしてくれない夫なのでこっちから押しかけてやれ作戦

うちにあった子供用のゴルフセット二つ(多分夫が誰かからもらってきた)を初めて持って行きました。最近良くつるんでいるNの友だち、M君も一緒に。お父さんと何度もやったことがあるそう。



Mは実は球技はあんまり得意じゃない(ごめん、M )でも、負けず嫌いだからやる気だけは人一倍。



でも、大して打つ気もなく休憩ばかりしているので私がテイクオーバー。打つ前に一丁前にストレッチなんかしちゃって、子供たちにちょっと上手いとこでも見せてやるか、なーんて(大して上手くないんだけど)いつの間にか私の中にも遊び心が  観客が子供だからリラックスして打てました。今まで結構一球一球力を入れて打っていたのだけど、肩の力を抜いてもフォームがしっかりしてたら、ちゃんと飛ぶことも発見。面白かった。

「ゴルフが唯一のリラックスの場なんだから」と一緒に来たがらなかった夫はちょっと離れた所で打っている (左から四人目が夫)


明日から、とうとうHの幼稚園が始まります。そして何と、その日本語幼稚園はこのゴルフ場から目と鼻の先。朝Hをおろした後、ここで朝練始めちゃおうかな、と本気で思い始めています。

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デルマーのドッグビーチにて

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デルマーのドッグビーチにて デルマーのドッグビーチにて デルマーのドッグビーチにて デルマーのドッグビーチにて デルマーのドッグビーチにて デルマーのドッグビーチにて
友人がFacebookに載せている写真を見て、久々にデルマーのドッグビーチに行ってみたくなりました。うちの近所のオーシャンビーチにもドッグビーチはあるのだけど、海はやはり北の方が景観がきれい。デルマーの方は昔Encinitasに住んでいた時、当時飼っていたベンを良く連れて来ていました。

せっかく遠くまで(うちから車で30分くらいだけど)行くのだから、と夫やK太さんも誘い夕暮れ時を狙って出発。サンディエゴはこの時間、北上するのは渋滞するので覚悟して行ったのだけど、案外すんなり(45分くらいかな)到着しました。

夕焼けに間に合った・・・
  

しかし・・・『Labor Day(9月5日)までリーシュ(鎖)をつけること』のサインが!!え~っドッグパークで犬に鎖をつけなくちゃいけないなんてありえな~~い(私の中では)  サインを無視して(苦笑)ブルースを走らせていたら、早速ライフガードのお兄さんに注意されてしまいました。(なので、右上の写真笑)

ずっと鎖につながせていたら、ドッグビーチに来た意味がないので(ブルースは海に入るのが大好き)断崖絶壁になっている場所に移動したらライフガードからは見えないし、太陽は海の向こうに沈みそうで暗くなり始めていたのも手伝って、ブルースを思いっきり走らせることができました

犬だけじゃなくて、子供たちや大人も(!)日常を忘れてしばし子供に戻りました。
 



水着なんて持って来なかったけど、海に来たら子供たちは絶対入る(笑)。洋服のまま入って「寒い」と震えるMに「思い切り走ったらあったかくなるよ」とアドバイス。





それまでは写真係に徹していた私だけど、Mが気持ち良さそうに走っている姿を見て体がうずうずしてきた。「M、競争しよっか」素足で砂浜を全速力で走るなんて、何年振りだろう!!足の裏のやわらかい砂の感触。気持ち良い!そして、まだ(若干だけど)Mに負けてない自分も発見できて満足(笑)。2日後に筋肉痛がやって来たのは言うまでもありませんが

男の子たち(Nの友達も連れて来た)は砂浜でサッカーしたり、泳いだり。HはK太さんと夢中になって砂遊び。日がとっぷり暮れるまで、久しぶりに時を忘れて遊んだのでした。

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伊藤比呂美さんの朗読会

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今日は、私のサンディエゴでの母あるいはメンター的存在であるMさんが声をかけて下さったお陰で、とっても貴重なイベントに参加することができました!

バルボアパークの民芸博物館にて、ファンであり尊敬する詩人、伊藤比呂美さん(ものすごくラッキーなことにサンディエゴ在住)の詩の朗読会、更には長女のカノコさんによるお琴の演奏をバックグラウンドに次女のサラ子さんによる合気道のパフォーマンスまで見られるという、またとない素晴らしい機会に恵まれたのです。

伊藤さんと言えば、かつてカノコさんの(後にはサラ子さんや三女のトメさんについても追加された)育児について書いた『良いおっぱい悪いおっぱい』や『おなかほっぺおしり』が有名。育児エッセイの元祖とも言われています。私にとっても、遙か昔にこれらのエッセイを読んだのが伊藤さんの存在を知るきっかけになりました。

そんな一読者であった私にとって、エッセイに書かれていたお嬢様方が目の前でこのように沢井箏曲院(昔、ダバダ~の音楽で有名なネスカフェのCMにも出演した沢井忠夫氏が創設)の流派であるモダンな琴の演奏を聴くことできたり、サラ子さんがきりっとしたお顔でぴしっと背筋を伸ばしながら技を掛け合う姿を見られるなんて、本当に信じられないくらい。

伊藤さんは『伊藤ふきげん製作所』でも書かれているように、アメリカに来た当時は思春期真只中のお二人が摂食障害や引きこもりになってしまったりと、とても大変な経験をされました。新しいパートナー氏(アメリカ人)との間に生まれた3歳の幼児の子育ても同時進行でしたので、さぞかし大変だっただろうな・・・と思います。

そんなストーリーをある程度知っているだけに、目の前で立派に成長したお二人が(カノコさんにおいてはすでにお母さん)素晴らしいパフォーマンスをされていることにただただ感動するばかり。そして、(肝心の!)伊藤さんの詩の朗読。今回は詩の朗読だけでなく般若心経からも。伊藤さんは『読み解き「般若心経」』という本を出しているくらい仏教に精通されています。観客はアメリカ人が殆どですから、英語も交えつつ。後半は合気道の先生による同時通訳も。私は般若心経に関しては詳しく知らないので(ただいま伊藤さんのご著書で勉強中)、何となくしか分からなかったのですが 、観客の中には般若心経を知っているアメリカ人もいました。伊藤さんの全身を使った(ズンバをやっているのでそういうリズムが時々出てきてしまうそう。終わった後にお話を伺ったらそうおっしゃっていました )朗読は迫力があり、また英語で読むというのはアメリカ在住の伊藤さんならではで、面白いなと思いました。

終わったあとで直接伊藤さんご本人やカノコさん、サラ子さんにもご挨拶することができて嬉しかったです。誘ってくれたMさんに本当に感謝です。

さて、伊藤さんが去年ロスで行った「海千山千ライブ人生相談」が、10月にサンディエゴでも行われることになりました!Mさんと私で「ぜひ」と主催する雑誌ライトハウスにお願いしていただけに実現して本当に嬉しいです。今回も、生身のオンナの悩みを伊藤さんに直撃しようじゃありませんか!

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夫の親友の結婚式

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夫の親友の結婚式 夫の親友の結婚式 夫の親友の結婚式 夫の親友の結婚式 夫の親友の結婚式 夫の親友の結婚式
今まで夫の友人の結婚式にいくつも参加させてもらい(東京、パサディナ、カウアイ島、ブエノスアイレス・・・)、どれも忘れられない(カウアイ島では、津波警告で避難しなくちゃならなかったなんて思い出深いケースも)結婚式ばかりだけれど、今回のもまた特別なものになりました。

デスティネーション・ウエディング(観光地など、参加者が遠方から集まるケース)では、参加者同士に同じホテルに泊まってもらい食事やデイトリップなどの行動を伴にすることも。今回は新郎のJが、家族や親戚なども泊まっている、まるでイギリスの田舎にあるマナーハウスのようなB&B「Stone Chalet」を予約してくれました。

ベッドも天蓋付きでこんなに素敵↓
 
次の日の朝→

結婚式の前日は、Jが教えている大学の一角にある建物でリハーサル・ディナー。ここで、本人同士がお互いの家族や親戚を紹介し合い、ベストマン・ベストウーマン(お互いの親友たち。2~5人くらいいることも)たちも、顔見知りになることができます。ビュッフェスタイルの食事の後、新郎の両親からそれぞれスピーチがありました。日本を始め、海外で過ごすことが多かった彼だけど、いつもまず最初の家族に会いに行くくらい両親思いなJ。特にお母さんからのスピーチには心温まるものがありましたね。

そして、わが夫の番。人生初の結婚式でのスピーチです。実は、心の底で「大丈夫かな?」と心配していた私  受け狙いしすぎでコケるんじゃないか、なんて(失礼?)。しかも、ホテルに着いた夜に書き始めたくらいだから・・・しかし、夫を甘く見ていましたね。まず聴衆(?)を笑わせてガッツリ心を掴んでから、新郎の恥ずかしい過去をちらつかせつつも暴露はせず、最後は心に響く詩を引用して締めくくる。大したものでした!これも、Jへの長年の愛情がなせるわざかな、と思いました。もしかしたら、彼の方が私より夫を理解しているかもしれないんだから(笑)

さて、当日の結婚式ですが町中から少し離れたBarn(農家の納屋)で行われました。いわゆるオシャレな田舎風ってやつなのですが、これが本当にオシャレで、洗練されていて感動しました!

本当にBarn。
 

中に入ってビックリ。素敵!


このテーブル・セッティングに、個人的にはノックアウト。



食事も美味しくてびっくり。(すみません、感動しっぱなし )Hは早速独自のダンス全開で踊っていました。

サンディエゴとは3時間の時差があるので、深夜まで元気いっぱいでした

自分たちの結婚披露宴も思い出しましたね。こんなにきちんと段取りされてなかったけれど(ケーキカットを忘れそうになったくらいだから)、自分たちの中では最高のパーティだ、なんて思っていたっけ  あの時、おかしなダンスで参列客の緊張感をほぐしてくれたJのことを誰もが覚えているくらい、人の心に温かい印象を残す彼。今、長い時間をかけてようやく人生のパートナーに出会えて本当に良かった、そしてこんな素敵な結婚式に呼んでくれてありがとう、って言いたいですね。

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