雨の合間の青い空
今日からカリフォルニアでも自宅待機が命じられ、今週の月曜日から学校が休校になっているので、外出を控える生活も1週間が経とうとしています。
こんなことが自分たちの人生に起こるなんて…と感じている人も多いのではないでしょうか。このまま、自由に出かけることができない生活がもし何か月も続くことになったらどうなっちゃうんだろう…と、SF映画のような世界が現実になってしまうような一抹の不安を感じずにはいられません。
もちろん、子供たちの授業の遅れも不安の一つ。私立の学校ではすべてオンラインでの授業に切り替わっているようですが、公立では全員がオンラインにアクセスできるわけではないので、一応学校側から授業に変わるワークが提供されているものの、強制ではありません。だから、親がやらせるしかないのでこれが結構大変(汗)。朝ごはんを食べた後に2時間やらせるのが精一杯です。
昨日までは品数は減っているものの、買い物は普通にできたのですが、今日コスコに行ったらお店の外に長蛇の列。入場制限をしているようです。「牛乳、パン、卵」などはあるものの、「トイレットペーパー、ペーパータオル、ハンドサニタイザー」などは品切れ、と書かれたボードが置かれてありました。私はパンを目当てに買いに行ったのだけど並ぶ気にはなれず、近所のSproutsに行くことに。どこかの記事で、「まるで戦時中のよう」というような記事があったのを思い出しました。支給された食べ物を並んで受け取っているような…。
幸い、Sproutsは入場制限をしておらず、無事にパンを買うこともでき、店内はびっくりするほど買い物客が少なかったです。みんな、きちんと自宅待機令を守っているようですね。
さて、こんな「どよーん」として空気が漂い、雨が多い春の天気も助けにはならず、気分がますます沈むばかりの中、それでもやっぱり良いことってあるんです。
子供たちは友達と会うこともできず、夫は大好きなゴルフもできず、必然的に家族は家に居ることになり、そうなると、顔を合わせて食事をする時間だけが朗らかな気持ちで過ごせると言ってもいいくらいになります。これは、普段なかなか家族全員が揃って食事をすることが難しかった我が家にとっては朗報。それに、世の中がこんな状況だけに、お互いに優しくなっているような気さえします(少なくとも私はそういう気持ちになっている気がする)。子供たちも以前よりプロレスごっこをする回数が増えてる(笑)。
外に目をやると、家族全員で散歩している人たちも多く見かけるように。こんな時、やっぱり頼りになるのは家族なんだなあって思いますね。
世界中でコロナウィルスの拡散が懸念されている中、テレビ番組の話で大変申し訳ないのですが、皆さん『恋はつづくよどこまでも』観てらっしゃいますか?
佐藤健さん演じるドSの医師、天堂浬(かいり)と最近姉妹で注目を浴びている女優、上白石萌音さん演じるドジな新人ナース、佐倉七瀬との恋物語なんですが、原作が漫画だけにまさにラブコメの王道をいくようなドラマにも関わらず、これがとっても面白い!(笑)。
このドラマの魅力は何といっても佐藤健さんのカッコ良さ!他人や仕事に対して厳しいのは、過去に愛する人を医師として救えなかったという悲しみを抱えているからでもあり、そこにピュアで真っ直ぐな七瀬ちゃんが彼に怒られながらもめげずに仕事に恋にぶつかっていく姿が何とも可愛らしい。ストーリーだけ聞いたら「え?普通じゃん?」って思うんだけど、普段は厳しい表情の天堂先生が、意外にも甘党でクリームパンが好きなとことか、七瀬ちゃんのドジっぷりに呆れながらも一瞬顔が緩んじゃったり、彼女のひたむきさに徐々に惹かれていき、ついには嫉妬までするようになっちゃう繊細な心の動きを見事に演じ切っている。そして、相手役の上白石萌音さんの評価もとても高く、このドラマは実は彼女が引っ張っているのではと言われるほど、多くの視聴者に愛されるキャラクターを演じています。
このドラマがいかに日本で爆発的にヒットしているかは、無料見逃し配信がTBS史上最高の283万回、ツィッターでは国内トレンド1位であることからも十分にわかります。
こちらの映画コラムには、恋つづがヒットしている理由が真面目に語られています!
https://realsound.jp/movie/2020/03/post-515914.html/amp?__twitter_impression=true
2/25 TBSラジオ「たまむすび」内で、「今、日本の中年女性が佐藤健に支えられている論、あります」なんていう投稿もあったくらい(笑)。はい、私もその一人です(ってリツィートしました)。
後、同じくTBSのNews23のツィッターに、仕事中にモニターで流れている恋つづの天堂先生のかっこいいシーンを目撃して、気を取られて椅子に足をぶつけました、なんていうのもありました(爆笑)。皆さん恋つづの行方が気になってお仕事に集中できていないようです(笑)。
後もう一つ、このドラマで好きなのは七瀬が鹿児島出身という設定。それはご本人の上白石萌音ちゃんが鹿児島出身だからわざとそうしたんだと思います。私の父が鹿児島出身(正確には東京生まれだけど、親戚はみんな鹿児島)なので、とても親近感が湧くのです。8話では七瀬が鹿児島に帰ってしまい、9話で実家のシーンもあって(私も父が病気になった時、亡くなるまで一時期住んだことがあるので)、鹿児島弁が聞けるのもなんだか嬉しい。
…とずらずらと恋つづ愛を語ってしまいましたが、佐藤健さんのカッコ良さは半端ないですよ。彼から直接ラインが送られてくる公式ラインは登録数240万人(もちろん登録しています)、毎週ドラマの放送前後にSUGARというアプリを通して佐藤健さんから直接電話がかかってくる(本当ですよ!)の利用数は100万人越え(もちろん登録しています)という人気ぶり。この時間はこっちの朝4時半なのにも関わらず、頑張って起きて生電話の映像を観てる私って…(もちろん夫は知りません。メレンだけは知ってて呆れてます)。
ドラマも後2話で終わってしまうとか。「~ロス」っていう言葉の意味を初めて理解した次第です(苦笑)。
今朝は、朝日が昇っているところを見られました!
前回ブログを書いてから、またまたあっという間に4ヵ月も経ってしまいました。
ここしばらく、ブログを書く気になれなかったんですね。ブログを書く意味がちょっとわからなくなっていました。自分のことを書くにあたって、嘘は書きたくない。でも全部本当のことも書けない。そうするとある程度、脚色することになる(故意にではないけれど)。脚色して書いたことに意味があるのか!?とか真面目に考えていました(苦笑)。
書くからには、面白く(興味深くという意味です)読んでもらいたいというのがあります。だから、物事を見る目っていうのが大事になってくるのかもしれない。同じことを書いていても、面白くもなるし、そうでもなくなる。そういう視点って、ブログだけじゃなくて、日々の生活の中にも必要っていうのはあるかもしれない。
ということに最近気づいたので、ぼちぼちブログを再開しようと思います!
ここ数日、夫は相変わらず仕事にゴルフにフル回転で、週末も私たち(私と子供3人)の顔を見られるのは夜だけ。しかも夕食を一緒に食べられなかったら会話を数分交わす程度。たまには(家で)一緒に映画でも観ようよと…と誘っても、そんな余裕はないみたい。近頃は子供たちがみんなそれぞれの部屋でテレビを観ることが多いので(メレンは成績が良いのでご褒美にテレビをゲット、ニールはノートパソコンで観てる、ハーパーは居間か私たちの寝室のテレビで)、全員が一緒のものを観るチャンスが本当に減っている。数週間前に久々に観た『タイタニック』が最後かな(もちろん夫ぬき)。(久々に観たけどやっぱり感動)
そんな私も、最近はすっかりテレビっ子になっています(苦笑)。先日、友人たちとどんなテレビを観てる?という話になって、アメリカ人の友達に勧められたのがNetflixで放送されている日本の『Midnight Diner(深夜食堂)』!早速観てみたら面白かった~。この番組が海外で放送されているのはなんだか嬉しいですね。日本人らしさが表れている気がするから…。Amazon Primeで観られる『君の名は。』も観てみたけど、最後まで付き合ってくれたのはハーパーだけでした(苦笑)。私もストーリーに付いていくのがちょっと難しかったかな…。
最近は携帯やタブレットなど、家の中のどこに居てもテレビが観られる時代。下手すると、子供だけじゃなくて私まで家事しながらテレビを観てるんですから。だからこそ、家族がお互いの顔を見ながら夕食を食べる時間が、とっても貴重になってくる気がします。そこにお父さんが加わってくれると、会話も盛り上がるし、笑いが出て、私が子供たちにダメ出しされたり(よくあること)、それもまた楽しい。
さて、今夜は何を作ろうかな…。
一念発起して翻訳の仕事を始めてから2年ちょっと。有難いことに徐々にお仕事は増えていったのですが、実はここ2ヵ月ほど低迷しています。9月にドカッと大きな仕事をいただいた以外はスズメの涙ほどといったところ…。
最初はちょっと焦ったのですが(車も買い替えてしまったし)、近頃はまあ仕方ない、幸い旦那さんは働いてくれていることだし、肩書に「主婦」と名乗っているくらいなのだから家の中の仕事をこなしていればいいのだ、と開き直っています。夫に頼まれていた庭のベンチに置くクッションカバーをチクチク縫ったり、荒れ果てていた中庭をせっせと掃除したり。もちろん、主婦の特権である昼間から連ドラを観ることも忘れません(笑)。最近、なぜかYouTubeに懐かしいドラマ(中山美穂と大鶴義丹主演の『遭いたい時にあなたはいない』とか2003年の『大奥』とか)があがってくるので観ているのですが、これがなかなか面白い。私はあまりテレビっ子ではなかったので、観ていないドラマは山ほどあるのです。
私の場合、仕事をしていないと家族のことにきちんと対応できることは確か。新学期早々、高校生になったばかりの息子がまた一大事をしでかしたのですが、その後しっかりと対応したせいか、すっかり落ち着き、成績も上々。真ん中のMはすったもんだの末、5才から続けていたバレエを止めた後どうなることかと思ったけど、エアリアル・シルク(シルク・ドゥ・ソレイユでやるような空中芸)にはまり、バレーボールやゴルフも始め、この人は夢中になるものを見つけるには苦労しないことがわかりました。
でも、やっぱり翻訳の仕事が定期的に入らないのは悩みの種。こういう時こそ勉強しなきゃ…と依然購読していた翻訳雑誌の練習問題を引っぱり出してはみるものの、モチベーション低し(苦笑)。ATA(米国翻訳者協会)の会員になると肩書ができ、仕事を受注する上でも役立つようなので、試験を受けてみようか…などと今後の対策を考え中です。
明日はハロウィーン。なるべく低予算でできる仮装をネットで調べてスチュワーデスをチョイス。夫にパイロットになってもらえば二人で形になる、と思ったけど、仮装嫌いな彼だからやってくれないだろうな…。
経済的に厳しくなって、案外良いこともあります。
一番は、無駄遣いをしなくなったこと(っていうかできない)。
無駄遣いって、外食をするとか、洋服を買うとか、そういうレベルじゃないですよ。もう本当に、ペーパータオルを買わないとか(日本でティッシュペーパーを買う感覚で、こちらではペーパータオルを買います。でも、鼻をかむためではなく、キッチンの台拭き代わりにしたり、掃除に使ったりします)、今まではコスコでまとめ買いしてた卵(60個入り)とか牛乳(約2リットル入り X 3箱)を、近所のディスカウントストアで無くなったらその都度買う、というスタイルに変えるということです(苦笑)。
いつもならパンパンの冷凍・冷蔵庫も、買うのが減る分、あるものでやりくりしようと思うのでいつの間にかスッキリ。2ヵ月くらい前に冷凍したままで忘れていたカレーやチリを取り出し、食べみたら案外まだ美味しかった、なんてことも。そして、我が家にとって「これがなきゃダメ」っていう食材がわかってきました。
なくてはならないもの <冷蔵庫>(棚に置いてあるものも)
-卵
-牛乳(男性陣2人が大の牛乳好き)
-チョコレートシロップ(これまた男性陣が牛乳に入れてチョコレート牛乳を
作る…。)
-シリアル(夫が一日中いつでも食べる)
-食パン
-ピーナッツバター(これもハーパー以外全員大・大好き)
-ブルーベリージャム(はい、PJサンドイッチ用ですね)
-(私が作った)グラノーラ
-グリークヨーグルト
-クルミ(シリアルに入れたり、サラダに入れたり)
-フェタチーズ(これもサラダに)
-ロメインレタス
-きゅうり
-人参
-ハマス(日本だとフムス?人参につけて食べます)
-玉ねぎ
-ケール(トカゲとウサギの餌)
-海苔
-ふりかけ
-バター
-みかんまたはリンゴ
-バナナ
<冷凍庫>
-スムージー用のブルーベリー
-スムージー用のフルーツミックス(マンゴー、いちご、パイナップル等)
そして、あったら嬉しいものは、
-ブロッコリー
-ジャガイモ
-トマト
-紫玉ねぎ
-ソーセージ
-サンドイッチ用のターキー
-サンドイッチ用のチーズ
-カラーピーマン
-ベーコン
-冷凍枝豆
-オレンジジュース
そして…アイスクリーム!(爆)
夕食は基本、その日に必要な肉(魚)・野菜だけ買っています。
アイスクリームは節約中でもかなりの確率で我が家にあるんですが、それ以外のスイーツは買わなくなりましたね~。スナック類も。ポテトチップスとかグラノーラバーとか以前はいつもあったけど、今では子供たちのスナックは、人参にハマスをつけたものや、グラノーラにヨーグルトをかけたもの、みかん、りんごなど、とんとヘルシーに!お金が無くて良いことって意外とありますね(笑)。
後、結構大きいのがビールを買わなくなったこと。家にあるワインをちびちび飲んでいます(笑)。
楽しい節約ライフ♪なんてお気楽なことは言ってられないのだけど、切羽詰まると、切り捨てられる部分ってたくさんあるんだなあって実感させられますね。
つい最近まで、夏休み(2ヵ月半)や冬休み(2週間)、あるいは1週間だけの春休み、感謝祭の休みになると、必ず一度はブルーになっていました。子供たちの世話(つまり、何をさせるか、どこに連れて行くか)をほぼ一人で考えて、行動しなくならなかったからです。
子供たちの世話の愚痴をこぼすと、夫はよく「友達を誘ってビーチに行けばいいじゃないか」と、さも何でもないことのように言います。海は見るのは好きだけど、泳いだり直射日光の下で何時間も過ごしたりするのがあまり好きではない私にとって、子供が海で溺れないか始終気を配ったり、砂だらけになった車や子供たちの後始末をするのは苦痛でしかありませんでした。
生まれてこのかた、それほど人を羨んだりすることなく生きてきた私ですが、さすがに、いつも家族で一緒に仲良く行動している友人ファミリーを見ると、嫉妬を抱かずにはいられませんでした。どうしてうちは、家族で一緒に行動できないんだろう?と。
でも、よくよく考えてみると原因は夫と私にあるんです。私たちが仲良くないからいけないんです(笑)。夫だって、子供が好き。まあ、3人の子供のオムツを替えたこともお風呂に入れたことも、ビーチに連れて行ってくれたこともないけど、子供たちへの愛情は私と同じようにある。でも、なぜか一緒にいると喧嘩になることが多くて、彼が外(ゴルフ)か庭に出て行き、私が子供たちと家に残るというパターンになってしまう。
この、家族で一緒に行動できない、という以上に、夫が子供たちと一緒に時間を過ごさないことが私にとって最大の悲劇でした。でも、子供たちが成長にするにつれて、それが少しずつ変化してきたのです。
今年の2月、Mの誕生日に家族で始めてスキーに出かけました。友人家族が出かけているのを見て、すごく行きたくなったのです。結果は予想以上に大成功でした。夫は一応(笑)スポーツ万能で、特にスキーは得意。子供たちに指導してくれました(というのは嘘で、Mに教えている途中でイライラして、山頂に置き去りにした)。普段スケボーやサーフィンをしているNはあっという間にスノーボーに夢中になり、最初は怖がっていたMもすぐに慣れ、二人は大いにスキーを楽しんだよう。来年も行こう、と今からせがまれています。私は何より、家族みんなで楽しめることが見つかって嬉しかったです。
夏のキャンプもそう。普段、家に居る時はティーンエージャーのNなんかほぼ別行動なので、キャンプに行った時ぐらいしかゆっくり時間を過ごす時がありません。去年初めて計画して楽しかったので、今年も実行しました。
そしてこの夏、Mがサーフィンを始め、毎週のように海に行くようになったのですが、不思議なもので、彼女を海に連れて行くことがちっとも嫌じゃない。むしろ嬉しいし、楽しい。困るのは次女のHがビーチ嫌いで(でも行くと必ず楽しんでるけど)、ブーブー文句を言うことぐらい。そして、先日初めてNも一緒にサーフィンをしました。兄妹で一緒にサーフィンをしている姿を見るのは本当に微笑ましかった。その写真を夫に見せると嬉しそうにしながらも、一言、「不思議だ、僕はずっと自分がこんなふうに子供たちをビーチに連れて行く親になると思っていたのに」と呟いた。逆に私は、「自分がこんなふうに子供たちをビーチに連れて行くような親になるとは思っていなかった」って思ったね。
もう一つのアクティビティはゴルフ。これは当然、夫が関わってくれています。ゴルフは夫にとってそれはそれは神聖なスポーツなので、しょっちゅうとまではいかないけど、子供たちを打ちっ放しやコースに連れて行ってくれ、上二人はどんどん好きになっているようです。ちなみに夫の車は二人乗りのスポーツカーなので、一度に一人しか連れて行けません(笑)。その車を選んだ時、当然私は「あのーうちは5人家族なんですけど」って突っ込んだんだけど、今では子供たちがお父さんと一対一で特別な時間を過ごせると感じるみたいで、それはそれで良かったのかもしれないなんて思っています。
というわけで、最近は少しずつ家族仲が良い友人ファミリーを羨むことも減ってきたように感じます(笑)。夏休みも残り2週間を切り、こんなふうに子供たちと一緒に過ごせる夏は後何回あるんだろう…と寂しく感じているこの頃です。
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