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「黙考」について

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「黙考」について



わたしが人生に失敗したのは
ひとえに「集中力」がないからです。
子供の頃からずっと
ものごとに集中する力が著しく欠けていました。
だから沈思黙考という言葉にずっと憧れてきました。
わたしには絶対に手の届かないスタンスだからです。
哲学や思想に憧れるのも、同じです。
でもすべて恰好だけなのです。
うわべに憧れているだけなのです。

集中力のない人間は、ただだらだらだらだらとものごとをつづけ、
通常の人間の何倍もの時間―それも無駄だらけの時間をかけて
ようやくことを為すのです。
当然、出来は半端です。
半端者、とはよくいったものです。

考え込んでいるようでいて、頭の中ではすでに他のことを考えています。
悩んでいるようでいて、その悩みをとことん追求できたためしはありません。

森で出会った、微動だにしない、
哲学的な顔つきをした鳥に憧れを感じました。
沈思黙考しているかのような風情に魅かれたのです。
しかし木洩陽の下で急にごそごそと羽づくろいをはじめたしぐさを目にして
なんだかふと気持ちが楽になったような気がしました。
そんなことだからだめなのだろうとは思いますが
そんなふうだからこそ生きてこられたのかもしれません。


http://jp.bloguru.com/oirase/265666/meido1001


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「夏葉」について

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「夏葉」について



頑張ってきましたが、もうだいぶ疲れが見えてきました。


http://jp.bloguru.com/oirase/265665/meido99





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「濡光」について

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「濡光」について




木洩陽に照らされた木の葉が濡れたように光っていました。
そのまま溶け落ちて、闇に沈んでいくような気がしました。


http://jp.bloguru.com/oirase/265664/meido98




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「登仙」について

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「登仙」について



地上にいると、いま自分がせっせと登っている「柱」の高さがわからないのです。
なんとかどうにか登り切ってみて、まわりを見渡し、
ああ、さらに高い柱がいっぱいあるのだということを思い知り、
さてどうしようかと、いったいここからどうしたものかと、思い悩むのです。
天を仰ぎ、羽化登仙という言葉を思います。
登仙というのは、天に昇って仙人になるの意。
いっそのこと、この場で仙人になってしまえたら、と思うのですが、
もちろんそうはいかないのです。


http://jp.bloguru.com/oirase/265663/meido97



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「夏草」について

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「夏草」について


まどろみのなか
その植物が不意に大きな姿となり
わたしにむかって迫ってくるような気がしました

http://jp.bloguru.com/oirase/265636/meido96





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「卵塊」について

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「卵塊」について



その種のたくさん詰まった嚢を見たとき、
果実というよりは
蟲かなにかの卵塊のようだと
そんなふうにふと思ってしまったのでした。
ここから何が生まれ出てくるのか。
そういう不気味さをいざなう妙な存在感があったのです。


http://jp.bloguru.com/oirase/265227/meido95




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「蕾」について

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「蕾」について



まだ花開く前だというのに、
すでにスポットライトがあたっている。
いやに期待をもたせる存在。
そういうものがあるのです。




http://jp.bloguru.com/oirase/265226/meido94



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「夏葉」について

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「夏葉」について



がっしりと頑健で、まだまだ健在と思っておられるのでしょう。
よく見ると虫喰いだらけですよ。
もうすぐ落ちるのですよ。枯れるのですよ。
いまはそんなこと、すこしも感じてはいないのでしょうけれども。

http://jp.bloguru.com/oirase/265225/meido93








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「魚影ⅱ」について

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「魚影ⅱ」について



木漏陽に照らされた淵の水面を
魚がただよっていました。
「あれは死んだ人の魂よ」
知らぬ間に傍に立っていた少女が不意にそう言いました。


http://jp.bloguru.com/oirase/265224/meido92




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「魚影」について

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「魚影」について



木陰から、不意に大きな鯉が現れるのが見えました。
この池には、もう何百年も生き続けている妖鯉がいる。
そんなはなしを聞いたことがあります。


http://jp.bloguru.com/oirase/265224/meido92







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