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6月28日【コラムVol.7】~歩~

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6月28日【コラムVol.7】...

● BCA土曜学校のコラムVol.7 ●


                 

            

 「歩」は、前進、進展、発展などの前向きな意味を持つ漢字です。
 「歩く」は、足を交互に使って前に進むという具体的な動作を表わし、「歩む」は、物事が進行・進展するという抽象的な意味で用いられます。
 漢字の成り立ちは、上部の「止」と下部の「少」がそれぞれ足あとを示し、両足で前に進むことを表しています。加えて、「止める」と「少ない」にも分けられることから「少し止まってもいいんだよ。」という含みもあります。自分のペースでゆったりと、かつ力強く成長する。そんなイメージが持てる漢字ですね。
 「歩」のつく二字熟語は、「一歩」「二歩」「徒歩」「歩行」「進歩」「独歩」「歩幅」「歩度」「競歩」「散歩」をはじめたくさんあります。「譲歩」「歩調」などの熟語をみると、人に対する心遣いや、仲間と手を取り合って前に進むという意味も感じられます。
 
清水校長先生は、「歩」という漢字から
  ○恐れずに一歩を踏み出す。 
  ○一歩一歩が己の道を拓く。
というイメージを持たれているそうです。
 
 土曜学校の皆さんにも、自分の「歩」の意味を見つけてどんな困難も恐れることなく力強く歩んで欲しいと思います。
 
 7月8日と9日に行われる「ジャパンフェア」では、書家宇佐美志都先生の文字「歩」が刻まれたオーナメントが記念品として作成されました。インフォメーションコーコーナーで是非ご覧下さい。  
               
#コラム

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6月21日【コラムVol.6】~雄大~

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6月21日【コラムVol.6】...

● BCA土曜学校のコラムVol.6 ●


                 
雄 大
            
          
 「雄大」を辞書で引くと、「規模が大きくて、思わずすばらしいと感心させられる様子。」(三省堂新明解国語辞典より引用)と書いてあります。この言葉の意味は、十分理解できているつもりでいました。
 先日、日本初の国産ジェット旅客機MRJとワイナリーの見学ツアーに参加させていただき、モーゼスレイクに行ってきました。モーゼスレイクは、ベルビューから東におよそ300キロの地点に位置する農業を主要産業とする街でした。
 美しいモーゼスレイク湖、コロンビア盆地に広がる広大な農地やブドウ畑、その先にそびえるカスケード山脈。モーゼスレイクまでの休憩場所で見た、大きな風車がずっと並んでいる光景、車窓から見える地平線、目に映る風景全てが雄大な眺めです。真っ青な空の下に広がる大陸。「雄大」というのはこういう風景なのだということをアメリカ大陸が教えてくれたように思いました。「雄大」の本当の意味が、自分の中にすとんと落ちた日でした。
 そういえば、軽い気持ちで使っていた「かわいい」という言葉の意味が本当にわかったのは、我が子を授かった時でした。借字の「可愛い」という表記も頷けます。
 言葉は、体験を通してはじめて本当の意味がわかり、心に響く言葉として自分自身の中に積み上がっていくものです。アメリカで暮らしている子ども達にも、言葉と自分の体験をつなげて、日本語が持つ意味と感性が一つになる瞬間を体験してほしいと思います。
#コラム

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6月13日【コラムVol.5】~漢字~

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6月13日【コラムVol.5】...

● BCA土曜学校のコラムVol.5 ●


                 
漢 字


 基礎国語と国語1で「漢字の組み立てと部首」の学習をしました。漢字の「形」に着目しながら漢字の持つ「意味」を意識する学習です。漢字は、字形・字音・字義の体系を成して組み立てられていることを知ると、文化を伝えてきた漢字の役割にも興味を持つことができます。漢字は面白いと思ってもらえたら、漢字を覚えることにも意欲が持てるのではないかと考えています。
 漢字を組み立てている部分は、へん・つくり・かんむり・あし・たれ・にょう・かまえに分類されます。二つ以上の漢字が組み合わさるとき、それぞれの漢字は一つの漢字を構成する要素として、左右や上下に位置づきます。部首は、漢字の意味を表す部分で、漢字の意味を考えると見えてきます。例えば「神」「祈」の部首は「しめすへん」ですが、視野・視力などに使われる「視」の部首は「みる」です。
 火と火で「炎」、 木と木で「林」、さらに木があると「森」、人は動いて「働く」、 重くても力で「動かす」、田んぼで力を出すのは「男」、辛くてもあと一本で「幸せ」、人の言うことを「信じる」、 心に耳をあてれば「恥」、 犬は口で「吠える」、 身を美しくするのが「躾(しつけ)」、鳥が口で「鳴く」、 木の上に立っても見守るのが「親」、お日さまと月で「明るい」、お日さまと青空で「晴れ」、お日さまの後に生まれる「星」このような語源もおもしろいです。
 BCA土曜学校は、6月10日で一学期が終わり夏休みに入りました。どの学年も漢字と読書の宿題が出ていますので、先週の「読書」に続いて「漢字」についてふれました。
#コラム

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6月10日【今日の土曜学校】

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 「漢字テスト全員100点、お...  「漢字テスト全員100点、おめでとう!」今日の中高部の基礎国語では先週の漢字テストの嬉しいニュースから授業が始まりました。基礎国語のクラスでは先生が文字の要ともいえる点画の大事さを丁寧に指導してくれます。授業中にホワイトボードに映し出される漢字の読みをみんなで大きな声で読み上げるのも、とても楽しそうです。クラスが一体となり達成感を得ることも、この先の学習意欲へつながりますね。 6月10日【今日の土曜学校】
4月から始まった新学期は毎週盛り沢山のイベントを終え、今日夏休み前最後の日を迎えました。これよりBCA土曜日学校は夏休みに入り、9月9日が始業日です。

9月に一段と成長した姿を見られるのを楽しみにしています。良い夏休みをお過ごしください。

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6月7日【コラムVol.4】~読書~

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6月7日【コラムVol.4】~...
● BCA土曜学校のコラムVol.4 ●

読書


 心も知識も豊かにし、生涯学習の基礎を培う読書はどの国でも推奨されていますが、現地校のBCAを見学して、ここの子ども達は日本の子ども達に比べて本が好きなように思えます。短い時間でも集中して本を読む習慣ができているのは何故か、日本と何が違うのか知りたくて図書館の先生に聞いてみました。
すると、幼稚園からどのクラスも週1回30分の図書室の時間があり、小さい子には絵本の読み聞かせ、2・3年生には本の章ごとの読み聞かせ、4・5年生には本の紹介などを行っているとのことでした。その他、学級では担任の先生が読書指導を行い、家庭でのリーディングも指導しているのだそうです。一生の財産となる読書習慣を身につけさせるために、学校が年間計画に読書の時間を位置づけ、司書の先生・担任・そして家庭が連携して行うそのシステム、なるほどと思いました。
 先月BCAで行われた「ブックフェア」も新鮮でした。子ども達は、担任の先生と本を見に来て、放課後お迎えにいらした保護者と楽しそうに買い物をする。学校で保護者と本を購入するアメリカのブックフェアも日本にはないシステムです。学校と家庭が共同で子どもに本を与える素晴らしいイベントだと思いました。
 活字を抵抗なく読める力はどの学習にもつながる大事な力です。全ての学習ベースとなる読む力・情報を収集する力は、英語・日本語に関わらず、どの子にも身につけて欲しい力です。
#コラム

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6月3日【今日の土曜学校】

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 リンウッドハイスクールの種子...  リンウッドハイスクールの種子田信太郎さんが、BCA土曜学校の生徒へバイオリンの演奏を披露してくれました。バイオリンの美しい音色には生徒だけでなく教職員・保護者の皆様も引き込まれました。そして生徒達はバイオインの多彩な音色と共に高校生のお兄さんの堂々とした立ち居振る舞いにも感心していたようです。  幼稚部では五感を使い体験する...  幼稚部では五感を使い体験する授業にも力を入れています。今日はあさがおとひまわりの種を見比べワークシートに記すことや、トマト・ピーマン・レンコンの切り口を想像し、実際に観察する授業がありました。野菜という身近なものを使用する大変楽しい授業ではありますが、このように断面を想像することは後々に小学校で立体図形を理解することに大変役立ちます。是非ご家庭でのお手伝い等を通して日々新しい発見してみましょう。 6月3日【今日の土曜学校】
今週の中高部SAT/ACT Mathのクラスでは、今期初、授業内で模擬試験をマークシートを使用し行いました。また20問を25分で解くところを今日は20分で解くというチャレンジにも挑みました。生徒達は限られた時間内で実際に答えをマークシートに記入する事で、より実際の試験を受けている様な気持ちで取り組めたようです。緊張や焦りから来る記入欄の間違いなどにも気付けるように、これからも練習を重ね本番に取り組めるようになりたいですね。

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