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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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俺の前にあるお鍋と釜と燃える火と

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石垣りんさんの詩で
「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」
という詩がある

炊事は女の役目で
無意識までに日常化した奉仕の姿
と言っている

時代は変わった
コンビニ弁当などの中食があり
手をかけなくても食べられる

しかし
手をかければ
美味しく安く上がる

うちの炊事係は
俺、お父さんの仕事だ
家庭でいろいろと
事情があるわけなのだから
炊事は別に男でもいいだろう

ちなみにうちは六人分のご飯を
作らなくてはいけない

仕事が遅い週の夕ご飯は
たいてい前の日の夜に仕込んでおく
カレー、シチュー、鍋物、
麻婆豆腐、スープなどなど
子どもらが温めれば
食べれるようにしておく

カレーで言えば
千円もあればサラダ付きだ

五百円の弁当を六個買ったら
三千円となってしまう
楽をしたいこともあるが
しないのが俺流だ

あと
魚や肉を焼くだけなら
簡単で美味しいのだが
これもけっこう高くつく
たまにはいいけど
毎日だと
家計簿がアップアップしてしまう

そして今夜も
ビーフシチューと
キュウリを切って力士味噌を作ってあえた
明日の晩御飯は準備完了だ

朝ごはんは今日の鍋で余ったつゆで
おじやを作っておいた

そして日本橋と彫ってある
お気に入りの包丁を磨いてしまう
ああ今日もお疲れさんと
自分に言いながら横になる

そこで詩を書く

炊事も詩を書くことも
楽しくやるように心掛けている

ため息なんてついちゃ
ダメなんだなあ

料理は不味くなるし
詩は愚痴っぽくなる


石垣さん
女性が外で輝ける時代に
なってきましたよ
これからもっと……

#詩

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齋藤純二
Commented by 齋藤純二
Posted at 2017-02-18 04:39

石垣りんさんは、この詩で今まで女性が炊事をしてきたことは誇りだわ、と言いたかったと思います。

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