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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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時代のため息

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電車が発車する直前
非常停止ボタンが押され
車内にため息が充満し
早朝の象りを眺めいる

ドアに荷物が挟まり
四分の遅れに苛ついては
妙に躓きを恐れている

ふと想い出す子どもの頃
電車のドアに腕が挟まったまま
発車したことがあった

三人程のオジサン達が
私を引っ張り
助けてくれたことを

あの頃は時間の感覚も
緩い感じだったから
その当時のオジサン達なら
電車が四分遅れたとしても
何でもないことで
腕が挟まったままの発車に
苛ついていただろう

時代は変わり危険回避が
ある程度出来るようになったが
数分にも急かされる現在

大事なことを忘れながら
ため息をつき
そして想い出した月曜の早朝

#詩

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正しき葛藤

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起き上がれない日曜日の朝
察するように猫が布団へ潜り込んで
ゴロゴロと言っている

比喩した詩など書けそうもない
ストレートな言葉しか
吐き出せないくらい滅入っている
昨日までの熱き日々が
いとも容易く冷めていた

呼吸を感じても
お前は終わっちゃいないだろう
そんな私は微塵しかなくて
このまま終わってしまうことも
受け入れてしまいそうだ

正しきは煩わしさなく強く
私の背を押し続けてきたけれど
今は堕落の速度に怯えながらも
覇気なきも正しきとなりつつ

猫が私に呆れ始めたようだ
振り向きもせず布団から出てゆく

今はただ耳をすませ
猫の足音を聴こうとしている

#詩

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