「それまで」と言われ 「これまで」と死んでゆく 君は僕のことを残念な奴で 花咲く前に朽ちたと思っている 花咲く意味を知らぬは悲しいこと 光ばかり見て影でこっそり 伸びやかに咲き誇っている姿を見落とし ああ、もったいない 「これまで」と言う花の名も知らず
好きな言葉を集めたら どんな詩になるのだろう ふわふわ青 あなたの元気は僕の元気 イメージは気楽 鋭く刺すような心の矢印 ボロボロ黄昏 所詮ゼロでいいじゃん 裸の王様 人生山あり谷啓(ガチョーンのオジさん) バスケ部、野球部、ペッパー警部 浅葱色の君 美しい妊娠線 イマジン 暇人的贅沢 物足りない心情の叫び 負の癒し 感情七味 鮮やかなこんちくしょう 俺って誰? 芸術は爆発失敗の人生だ グラスの底に顔がない方がいい 愛という言葉は吐き出した途端、嘘という言葉に変わる どうでもいいけどよ、それ美味そうだな 四十一歳の春だから元祖天才ボカボンのパパだから、パパだから こんな詩になった 自分でもよくわからないが 悪くないと思ってしまう自己満足に酔いしれる