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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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ブルドックに飲み込まれる俺/でもそんなに大したことではない、と感じている

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朝方、どうしたらそんな夢をつくる思考になあるんだよ、って思ってしまう未熟なストーリーが展開する。とは言っても内容を話せば一分も掛からないだろう(今朝見た実際の夢の話です)。

俺はなぜか電車になっている。すでに出勤のことを考えているのだろうか。カラダは横たわり、横腹あたりに車輪が付いていて意外とスムーズに走っている。しかし、夢というものは面白く、それを見ている自分がいる。主観と限りなく主観に近い客観視する自分。

そして、おいおい、俺の後ろを追いかけてくるブルドックがいる。やはりそいつも電車になっている。そいつは口を大きく開けてスピードをあげ、あっさり俺を飲み込んだ。

ん〜、やつのお尻から出られるのか、それとも吐き出されるのか。とにかく俺は死にはしない気がする。息もしているみたいだ。とくに慌てることもなく。

どうなるんだこの先は……

真剣に夢の続きを考えていると、はあ〜夢か、目がさめる。タブレットの電源を入れ時計を見るとアラームが鳴る三十秒前だ。

なんとも歯切れの悪い夢に、俺の夢での演出力というか脚本力のなさを痛感する。まあ、夢は出口のないストーリーがスタンダードだから仕方ないか。そこが逆に面白いと思えばいいのかもしれない。

そして、夢の話を書き込みながら思い出したことがひとつ。前に飼っていた犬が、小さい時にクレヨンを全部食べてしまったことがあった。食べた時はそのことに気がつかなかったけれど、フンを見て、おいクレヨンを食べたな、となった。

そのフンはレインボカラーでめちゃきれいだった。ずいぶん前のことだが、その光景が忘れられない!

電車だけに脱線しつつ、それでは。。。

#雑記

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僕のスター

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どんな時でも
生きていくスタンスは超まっすぐ
君の輝きはグイグイ刺さってくるから
痛いくらいに眩しいよ

ほんとうのスターは身近にいて
スクリーンの中では現れない

君は弱い僕に

お前らしくやればいいじゃないか
俺は応援しているぜ
頑張れよ

君はどんな景色を見て
どんなことを思って
ひとを見てきたのだろう

その輝きの奇跡は偶然じゃないんだ
きっと君は強くて優しいから
心から発しているんだ

暗く寂しい気持ちを吹き飛ばす
やっぱり君は最高さ

ありがとう
僕はもう負ける気がしないよ

#詩

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午前三時半のコンビニ砂漠(くだらない話ですが……)

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遠く微かに煙突みたいなものが見えている。もうすこしがんばって歩けば街にたどり着くんだ。

乾いた空気、太陽の光を照り返す砂、汗として身体の水分が出てしまい意識は朦朧とするばかりだ。

しかし妙だ。俺はどうしてこんなところを歩いているのだろう。確かさっきまでコンビニストアでアルバイトをしていたというのに、三十分ほどの記憶を消され誰かに連れて来られたというのか。アルバイトをしていた記憶と砂漠を歩いている記憶の時間が、頭の中で被っている。きっとどちらかの記憶が古くて、想起した自分の経験がさっきのことのように錯覚しているんだ。すると俺がアルバイトをしていた現実がずっと前のことなんだろう。ずいぶんと俺は砂漠を歩いているのだから、そう考えると納得できる現状だ。

ああ、喉が乾いた。水をがぶ飲みしたい。
もうダメだめなのか、街まではたどり着けないのか。

足も上がらず膝から崩れ俺の身体は倒れた。
なんだ、この冷たい砂は。熱いはずなのにこれはどうしたんだ。

「おーい、ビール買いたいんだよ。もらって行っちゃうぞ」

遠くで誰かの声が聞こえる。俺は助かったのか。しかし、この砂漠でビールを買いたいって、どういうことなんだ。

「しょうがねえなあ。三百二十八円、ピッタリに置いとくからな」

んっ、なんだ。もしや、俺はバイト中にバックルームの床で寝ている、のか。
やべえ。俺は慌て起き上がりレジの前に走った。しまった、三百二十八円が置いてある。やってしまったよ。まあ、午前三時半だしな、ひとりでのアルバイトだし。

ああ、喉乾いた。ミネラルウォーターでも飲むか。
それにしても早く帰りてえよっ、ひとみちゃーん。

誰だよ、ひとみちゃんって……
そうそう、俺の空想アイドルちゃん。午前三時半だもんな、仕方ねえか。

「いらっしゃいませ〜!」

「おたく、声でかすぎだよ」

「すみません……」

#雑記

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