揺れて怯える僕に 折り合いを歌わせてくれる 鳥がさえずり 浴して伝えるように鳴いている 想像は涙さえ枯らして 向こう側にいるだろう君から 歌う力をいただいて 僕が自由に寄り添っても 破けることのない 紙面はいつも優しく待っている
淋しき夢に涙した まだまだ弱い空の下 流れるもの冷たさに 噛みしめ鳴った悔しさよ 淋しき夢に涙した 肥やし蒔いた空の下 誰が知ろうかこの孤独 押しては返す鼓動の波よ 淋しき夢に涙した まだまだ終わらぬ空の下 誰が笑うかこの孤独 誉れ消し去り躍動の人よ