アスファルトからは蒸せる笑気 ケラケラとした思考に苛つく汗が落ち 身体と生活と精神と夏とのバランスが 映像の中から崩れていく 身体の穴ㅤ生活の穴ㅤ精神の穴 拡げられた穴はやがて無念の筒になり 魂は囲繞された壁に弾かれ 軒下から チリンㅤチリンㅤと鳴らして 有ったモノを無にして進む 残酷に慈悲はないと雨は降る 知らしめようとする自然 我々はただ チリンㅤチリンㅤと鳴らして チリンㅤチリンㅤと鳴らして (何か出来ることはないか、行動が大事だ)
十ヶ月と三週間。 このブログを続けてアクセス数10万となりました! 皆さんがご覧になっていると思うと、励みになります。 詩の可能性をいつまでも追っていこうと思いますので、 今後ともよろしくお願いします! (一万アスセスごとの報告となります)
遮られる空には 狭く収まろうとする毎日があって 僕はそれでも見ていたい可能性に乗り 何処までも想像の青を夢みる 苛立ち細める眼の中には縮んだ世界 誰かに教わったはみ出さない教え 心は隙間を探している 流れる処に流れて行く 納得の溝を進むことは難しいけど いつかは辿り着く流れの果て 海の青を下にㅤ空の青を上に