“枯れ葉!?! 寒期に見せる黄色い花”《襍観・/・点描‘16-83》

ハウチワカエデ(葉団扇楓) カエデ科(Aceraceae)
学名:Acer japonicum
別名:メイゲツカエデ

「藤沢市長久保公園2016・12・04」
イソギク(磯菊) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Chrysanthemum pacificum Nakai
Dendranthema pacificum (Nakai) Kitam.
英名:pacific chrysanthemum , gold-and-silver chrysanthemum

「大磯町城山公園2016/12/24]


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ハウチワカエデ(葉団扇楓)
若葉が開くと、葉の形、大きさからハウチワカエデの花であることがわかる
緑から黄色、黄色から赤へと変わるカエデ類の最も美しい時期。
モミジとカエデの仲間の中では最も葉が大きい。
同じ種類でも気候条件、地理的条件などにより、紅葉になったり黄葉になったりする。
葉の形が、天狗の羽団扇に似ているためについた木名。
丹沢には、各所で自生している。
葉は対生し径7~12cmで掌状に9~11裂。裂片は卵形で尖鋭頭、縁には重鋸歯がある。

イソギク(磯菊)
イソギクは、黒潮の影響を受ける房総半島から御前崎の海岸に自生する。
海岸に育つハマギクやアシズリノジギクは、普通の花弁、対しこちらは非常に小さい花弁。
強風の吹き荒れる海岸の断崖や砂地でも丈夫に育ち、花を咲かせる。
拡大で見ると、小さな5枚の花弁のような管状花、花の集まりであることが分る。
愛知県でも渥美半島に少数自生する。
シオギク(シオカゼギク、マメシオギク) Chrysanthemum shiwogiku Kitam. はイソギク似。
四国の海岸の崖地に自生する日本固有種。やや大型、葉の切れこみが少なく頭花も少なく花柄が長い。
キノクニシオギク(Chrysanthemum kinokuniense) H.Ohashi et Yonek.は紀伊半島に分布。
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#ブログ #植物

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