“谷戸山公園の春=2018/4/14”《襍感・/・点描‘18-23》

キンラン(金蘭)  ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科《Lamiaceae (Labiatae)》
学名:Ajuga nipponensis

《時節感慨・・呟記・・》
キンラン(金蘭)に関して以前、数回ブログルに掲載している。
ほとんど、5月に入ってから茎を確認して来た。
今年は、花の種類によって、開花が早かったり、遅かったり色々。
天候によるのか、はたまた、他に要因があるのかはわからない。
1週間ほど前に近間の里山・公園に足を運んだが茎を確認できない。
必死に探してみると、1本の茎を見つけ記録をとることにした。
見つけた周辺、自由に歩き回れる場所、年々茎が少なくなっている。
自然の成り行きに任せるべきか??「生なく滅なし」。。。!
「金蘭」かつては、里山雑木林で極普通に見られたこの可愛い花。
昨今の乱開発で野生自生地が激減している。
できるものなら、今後、増えて欲しい。森の精として。

ジュウニヒトエ(十二単);
「十二単」は、花が幾重にも重なって咲く様子を女官の十二単に見立てた。
茎数本が束生し、立ち上がる。茎葉全体に長くて白い毛がある。
葉はさじ形でまばらに波状の鈍鋸歯があり、対生する。
茎頂に穂状花序を作り、淡紫色~白色の唇形花を下から順に咲かせる。
花は短い上唇が2つに浅く裂け、下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
日本固有種で本州と四国に自生している。
薄い青紫の花にあでやかさはないが、環境によって花の色が変化する。
キランソウに似るが、茎が立ち上がるのがジュウニヒトエ。
*   *   *   *   *
公園として整備され10余年を持つが、植物は時間を掛けて人の踏みつけを避け、
安全な地に移動しているように見える!!
※花々を眺めながら、昔のコダクロームの渋さ、シネマ色を意識して撮ってみた。※

「県立座間谷戸山公園2018/4/14」


#ブログ #植物

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