“梅~写真展”《襍感・/・点描‘17-05》

植物名:ウメ(梅)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus mume Sieb. & Zucc.
[[]]

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
身辺を歩いていてあちこちで見かけるようになった梅の花。
ウメ(梅)は、落葉小高木だが高さ10mにもなるものもある。
幹は黒っぽく裂け目があり樹皮は硬い。野生品種が九州にあるとか。
奈良時代以前に中国文化渡来とともにやってきた樹とされている。
1214(健保2)年、栄西禅師が『喫茶養生記』で茶の効能を説いている。
梅を用いた表現にも趣ある言葉が!!

塩梅(あんばい)、酸味と塩味で料理の味を引き立てるという意味合い。
料理用語で使われていたのが、最近は政治用語等で使われてもいる。
とても具合のよいことを「いい塩梅」と言っている。

梅木学問!! 梅の木は、成長は早いが、大木にはならない。
にわか仕込みで不確実な学問のことを指す表現だ。

梅は百花の魁(さきがけ);
年の初め梅があらゆる花の先頭を切って咲き、春を告げること。

梅田椎麦(うめだしいむぎ);
ウメの実の多い年はイネが豊作で、シイの実の多い年はムギが豊作。
梅田枇杷麦(うめだびわむぎ)
ウメの実の多い年はイネが豊作で、ビワの実の多い年はムギが豊作。
*  *  *  *  *
こんな事を思い浮かべて公園で梅の花を眺めていた。
昨今、公園等で三脚に超望遠レンズを付けた方々を良く見かける。
鳥を狙っているようだが、この光景、スポーツ写真現場に似ている。
デジカメ技術の進歩は、目覚ましい。お陰でこんな光景も見れるのか??
公園のベンチでお弁当を広げ少し先のカメラマン集団を眺めていると、
被写体を待っているのだろう、雑談に花がさいているように観えた。

昔、花の写真(野や山岳)を撮っておられたプロに同行させて頂けた。
更には、社寺、とりわけ仏像写真を撮っておられた方の撮影現場も見た。
お二方ともに、構図を決めると、一瞬を待っている。
微動だにせず、凝視していた。その形相たるや!!
あまりの凄さ・迫力に後ずさりしたのを覚えている。

先般、箱根の彫刻の森美術館で彫刻群を撮った“篠山紀信”さん。
そのインタビュー記事を読んだ。
『昔、土門拳さんに「篠山君、仏像は走っているんだよ!」と言われたことがある。
「パァーッと追いかけてつかまえるんだよ」と。
何なのかなぁと初めは思ったけど、確かにそうなんですよ。
仏像が・・・お堂の前に敷き詰めた白石に光が反射して仏像の顔に当たる。
雲がふっと陰れば仏像の顔も陰る。一瞬一瞬よく見たら止まっているものなんてないんです。』

箱根かぁ~~~!見てみたいって思った。土門拳師のお姿が眼前に迫ってくる。
記事を読んでいて、エロチシズムを追求していた“鬼才・篠山紀信”の展覧会がみたくなった。
箱根・・・一寸遠い、って思ったら横浜で展覧会が開催中、観に出かけた。
先のインタビュー記事に、こんな文面も!!
「美術館の敷地内にはたくさんの彫刻があるけれど、
今回は自分がエロスを感じた作品のみを撮り下ろした。
それにしても、彫刻ならオッパイや性器が見えていてもいいわけでしょ。
芸術だから。怪しいよね、芸術って。」
こんな言葉を頭に入れて、横浜の展覧会を訪れてみると。。。!
迫力は、あった。華麗でもあったが、全くエロさ!?!がなかった。
集大成なんだろうが、鬼才的なものも展示して欲しかった。
やっぱり、箱根に行かねば・・・!

昭和時代の代表的写真家、木村伊兵衛・土門拳。未だに斬新に映る。
そして、世界に冠たる米国の写真家“ウィリアム・ユージン・スミス”。
木村伊兵衛は浅い被写界深度でソフトに撮る。ポートレートの名手。
愛用の「ライカ」、「ライカの神様」と謳われていた。
一方の土門拳は、深い被写界深度で鮮明に映し出す手法を得意とした。
作品集「古寺巡礼」は、その極地。
木村伊兵衛の人物写真、静物を躍動感あふれる姿で魅せた土門拳。
そしてもう一方、フォトエッセイ的に、更には報道写真的に!!
水俣病を撮り続け世に知らしめた凄い写真家、W・ユージン・スミス。
(以上敬称略)
これらお三方、皆、報道写真家でもあった。

没個性的で、今の写真家の写真展を見なくなったが、箱根には行かねば!!
写真展を拝し、隠れ家的山のコーヒー屋さんでお茶しに行くか^^)。
※  ※  ※  ※



#ブログ #植物

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account