“春めきて嬉し”《襍感・/・点描‘18-12》

ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Semiaquilegia adoxoides(DC.) Makino
別名: トンボソウ
意識して探さないと、見過ごしてしまう可愛い花!!

《時節感慨・・呟記・・》
ヒメウズ(姫烏頭);別名: トンボソウ。
ウズとは鳥の頭と書くが、中国名のトリカブトのこと。
ヤマトリカブトなどの葉と似ているから名付けられた!?!
花は、枝先に5~6mm位の小さな花をつける。
5弁花に見えるが、これは萼片で、花弁は、黄色い筒状の部分。
山麓の草地や道端、藪の縁、石垣の間などに生える多年草。
地下に長楕円形の塊状の根茎があり、茎は細く直立し上部で枝を少し出す。
根生葉は3枚の小葉、小葉はさらに裂けている。
慎ましく咲く風情は、心に響くものがある。

*   *   *   *   *

冬期オリンピックは、無事終了した。
北朝鮮「美女応援団」に違和感を覚えた??僕だけだろうか!?!
北朝鮮「美女応援団」を大きく取り扱った日本メディアの功罪も大きい。
平昌五輪のメインが金与正氏や「美女応援団」の動向ばかりが報道されてた。
実に苦々しい、オリンピックのメインは、参加してる選手ではないか??
国交等の政治は、場違いだ。開会前からうんざりしたが、、、。
競技が佳境に入るやそんなこと忘れさせてくれる程に盛り上がった。
屋外競技の選手には、過酷、更には運・不運がつきまとい気の毒だったが。
血の滲む鍛錬の積み重ねを積んできた選手は、実に美しかった、かっこいい!!
審判の採点には今回も疑問を持つったが、日本人選手の清々しさは、誇れる。
冬季五輪で過去最高のメダル獲得だが、参加した全選手を讃えたく思う。
“今時の若い奴”一寸下品なうそぶいた言い方だが、“やるじゃん”と感服。
今大会は、女子選手の活躍が一段とめだった!!
日本の近代・歴史を遡ってみると女性の行動・活動が、男を駕いでいる!!
今で言う自転車だが、日本で最初に乗ったのは女性であると記録にある。
スポーツとは違うが、日本女性って結構、活動的なのかもしれない。
今大会で圧巻だったパシュートレース。
団体競技の凄さ、「ワンライン」は、色々なチームを見ていると、
多少の巧拙はあったとしてもどこも「ワンライン」だったが、
3人の選手間の距離が極端に短いのが日本チームで、みごとだった。

選手団が帰国後、メダリストの報奨金が、話題に登っていたが、、、?
オリンピックに参加したすべての選手に基本的報奨金を出すべきだ。
Figure Skatingといえば、浅田真央ちゃん、今のルールであったら「金」。
身体生育の向上、低年齢化は顕著だ。ルールは、ルールであるが、、、。
スポーツにかかわる選手個人に、それぞれ能力最大発揮時期がある。
真摯にスポーツを見直すべきだ。今回、参加した選手には関係ないが、
主催する国、国際オリンピック委員会には失望した大会だった(個人意見)。

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“春めきて嬉し!!”《襍感・/・点描‘18-11》

ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Ranunculus ficaria L.
別名: オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)

《時節感慨・・呟記・・》
ヒメリュウキンカ(姫立金花);
園芸用に栽培されたものが野生化し、日本全国で見られる帰化植物。
名前は、日本のリュウキンカやエゾノリュウキンカに似ることから。
庭の花として見ると、ドクダミほどではないが、庭の厄介者。
掘り出すと根元に小さな根茎があり、抜いた時にこぼれて増える。
日本固有種にリュウキンカ(Caltha palustris)が在る。
こちらは、花は5弁が一般的で、葉の縁に鋸歯が有るので見分けられる。
又、日本固有種は、湿地に見られるが、ヒメは、何処にでも姿を見せる。

*   *   *   *   *

春もそこまでやってきているって感じる。小鳥たちの動きも活発だ。
雑然たる小庭の片隅に厄介者の「姫立金花」が咲いた!!
いつもは・・こいつ・・しぶといなぁ~~!って思う花だが、
今年は、祝いの花に成ってくれたm(._.)m(^з^)。
冬期オリンピックの最終日を飾ったカーリングの3位決定戦、
そしてスピードスケートのマススタートで初代女王に輝いた高木菜那選手。
どちらも凄い鬩ぎ合いだったと思う。
カーリングでは、補欠選手登録されてた「マリリン」が気になっていた。
マリリンこと「カー娘の母」本橋麻里さんの存在は、金メダルに値する。
育児と選手生活の両立は、日本では至難の業だ。素晴らしい結果だった。
本橋麻里さんの存在なくして日本カーリング界はここまで来れなかった!?!
勝手にそう思っているm(._.)m!?!
そして、マススタートで初代女王に輝いた高木菜那選手には教えられた。
小柄な身体を活かしての走法、駆け引きは、素晴らしかった。“おめでとう”。
今回の冬期オリンピックに落胆していたが(開催国・オリンピック委員会)、
参加者としてのすべての競技での日本選手団を誇りに思う。
選手の皆さん、お疲れ様 & 感動をありがとう!!

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“時節感ある花名”《襍感・/・点描‘18-10》

ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Hepatica nobilis Schreb. var. japonica Nakai
別名: ユキワリソウ(雪割草)
拡大してみると、雄蕊が可愛く映る^^)。

《時節感慨・・呟記・・》
ミスミソウ(三角草)で通っている・・春を呼ぶ野草。
早春に雪を割るようにして咲くので、雪割草。この名前の方が好きである。
別名としては、オオミスミソウやスハマソウもユキワリソウと呼ばれる。
落葉広葉樹林の林床に見える草だ。径1.5cm位の花を咲かせる。
白色・淡紫色・淡青色・淡紅色と色々だが日本固有種変種で準絶滅危惧 (NT)種。
葉は、三角形で3浅裂し長い柄があり裂片の先が尖り葉が三角形に見えるが花名の由来。
スハマソウは葉の先が円くなりミスミソウと見分けられる。
オオミスミソウは、山形県以南の日本海側に分布している。
ケスハマソウは、近畿以西、四国に分布する。

*   *   *   *   *

かつてブログルに3回もミスミソウを記したが、だいたい3月半ば過ぎのことだった。
気温が低いのに早くに顔を出してくれた。何とも不可思議である^^)。

オリンピック参加の日本人選手団、其々に活躍している。
結果は、別として彼等全員に敬意を表したい。
そして、個々に支援されている関係者の皆さんにこうべを垂れる。
感動をありがとう!!
*   *   *   *   *

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“暖かき色の薔薇”《襍感・/・点描‘18-09》

シュペールバルク(Speelwark)
薔薇 「シュネービッチェン(白雪姫・Schneeweiβchen)」

冬期オリンピック、日本人選手の活躍、心から敬意を表します。
少し運動をしてたから競技者の心は少しわかる。
スポーツサイエンスを叫び居た頃が懐かしい。
未だ競技を終えて居らない総ての競技者にエールを送りたい!!
このオリンピック、競技を見聞きしていると感極まることがあった。
男子ジャンプラージヒル競技での葛西紀明選手には、涙も出ない程に。
風との戦いだろうか、不運と言えようか???
彼の今後は、如何になるかわからないが・・・!
僕の感慨は、葛西紀明選手に「国民栄誉賞」を、是非にと思う。

《時節感慨・・呟記・・》
最近なんかぁあ、、、懐古的なことが脳裏を走ってばかりだ!?!
今年は、この時期になっても早咲き桜が蕾みにも至っていない???
当たり前か、2月という時期に咲く薔薇は、戸外では余り見かけない。
だが園芸的作出者は、時期を調整して見事に花を咲かせる。
昔、冬の時期に新たに交配させた薔薇を頂いた事があった。
シュペールバルク(Speelwark)と名付けられた薔薇。
作出は、ドイツ コルデス、ハイブリッドティ系の薔薇だ。
クリームイエローに薄っすらピンクが交じる、一寸変わった色合い。
半剣弁高芯咲きで大輪、微かに香りがある。
頂いた一枝を粗末に扱ってしまい枯らしてしまった。
後に見事な薔薇の群花を見に行って、己の対処を情けなく思った。

南ドイツのバーデン・バーデン(Baden Baden)は、国際的な都市。
美しい自然と温泉が有名な観光地。Badenとは、温泉の事。
独逸の地名で、Bad~~とある地は、大方・温泉が湧く地だ。
Baden Baden市の郊外に新バラ庭園 (Rosenneuheitengarten)がある。
ボイティッヒ(Beutig)山の麓、森の中にある美しいバラ園。
そこで観た色々な薔薇は、圧巻だった。勿論、Speelwarkもあった。
石像等を上手く配置、世界バラ協会から優秀ガーデン賞を受賞している。
お国柄、園芸種も数多い。中で最も好きな薔薇は、「白雪姫」!!
半八重咲きの中輪花で、ひとつの枝にまとまって咲くのが特徴。
純白のフロリバンダ(房咲き品種)の中でも清楚で気品高い。
1983年に世界バラ会連合の殿堂入りをはたした薔薇、それが「白雪姫」。
「アイスバーグ」《(Iceberg)「氷山」という意味》と一般に言われてる。
別名の「シュネービッチェン(白雪姫・Schneeweiβchen)」の方が好き。

*   *   *   *   *

こんな時期に薔薇の話をするのには、一寸・・・わけがあるm(._.)m(^з^)。
2月14日は“St. Valentine's day”。もはや僕には縁遠い日のはずが!!
2月のはじめにシュペールバルク(Speelwark)一株と会食の招待状が届いた。
子供の頃を知っている若い女性からであった。
招待状には、ブラックタイ着用とある。何事かと思い本人に連絡すると。。。!
2月14日に夕食を囲み、慰労??を兼ねて我々仲間の資料を使った返礼だと言う。
届けてくれたSpeelwarkは、昔の僕を知ってる知人からのプレゼントだとか、感謝。
「ブラックタイ」って、日本では余り馴染みがないが、西欧では珍しくない。
古いジャケットを引っ張りだして着て見るとちょっとキツイ、やはり歳だ!?!
ここ5~6年着ていない。何故か気分は上がる一方。ワクワクしながら出かけた。
会場に着いてみると、まるで結婚式披露宴会場!! 華やいた雰囲気だった。
くたびれた老人を労ってくれた式典と久し振りのフレンチフルコース。
メニュを見るとアヴァン・アミューズ・アミューズ・グールとあった。古風^^)。
最初に供される突き出しが2種類、コース11品!!なんとも豪華なこと。
締めのコーヒーは、通常と異なりブランデーがグラスで添えられていた。
コーヒーとブランデーを交互に飲むのが作法^^)。
今では、中々出会えないメニューだった。更に驚いたのは、食後の生演奏だった。
スムーズジャズ、 ラテンを織り交ぜたゴージャスなJazz Band、中に外国人もいた。
とりわけ楽しかったのは、かつて日本中を沸かせた「黒猫のタンゴ」が唄われた!?!
更には、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」「タ・ヤ・タン」まで唄われて!!
懐かしいを通り越して驚きであった。若い彼等が僕の年代を思って選曲???
その実は違っていた。彼等がコピィーしていたバンドが「ピンク・マティーニ」。
「ピンク・マティーニ」ってモントルーのフェストで聞いていたバンド、二重の驚き。
更には、「ピンク・マティーニ」の来日時、由紀さんの「タ・ヤ・タン」を共演してた!!
何とも驚きの連続。オールド・スタイルのジャズを堪能・酔いしれさせてくれた。
暫く前に「Blue Note Tokyo」で聴いた「カロ・エメラルド」をも彷彿とさせる唄いっぷり。
酔しびれた、、、夜会だった。高3の時初めて貰ったヴァレンタインデーのプレゼント。
そして今回のプレゼント、初めてと最後のプレゼントだろう!!!
この1週間、想いは色々、古い映画を思い出した“Random harvest”
やっぱり・・・・歳だなぁ~~~っておもった。


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“新種の樹花!?!”《襍感・/・点描‘18-08》

以上の画像は、下記サイトより転載いたしました。
http://na2ka4.blog.fc2.com/blog-entry-6154.html

《時節感慨・・呟記・・》
ファルコンさんが、既にご紹介されていますが、嬉しい報に感慨をm(._.)m。
*   *   *   *   *
・・・・・紀伊民放より抜粋・・・・・
紀伊半島の自然に詳しい人たちから「南部に変わった桜がある」
という話を聞いたのは10年余り前のこと。
その桜が先日、新種の可能性がある「クマノザクラ」として発表された。
日本に生育する桜の野生種は9種類。
そのうち紀伊半島南部にはヤマザクラ、カスミザクラ、エドヒガンの3種が自生する。
新種と確認されれば、国内では100年ぶりのことというから楽しみだ。
この発表を聞いて、紀伊半島の森林でフィールドワークを続け、
昆虫を通して自然の多様性を語った生物学者後藤伸さんを思い出した。
紀伊半島南部には、寒冷地に生息する昆虫が近畿北部より多いなど多様性、特異性がある。
後藤さんは、動植物の分布を温度の違いから考える生物界の常識に対して、
雨が多い紀伊半島では「水の視点」から考えなければいけないと異を唱えた。
そのような豊かな自然が固有の桜を育んできたのだろう。
クマノザクラが多く自生しているのは古座川町や串本町、
田辺市の安川渓谷、奈良県十津川村、三重県熊野市など。
それ以外にもっと広く分布している可能性があり、
調査をしている森林総合研究所や県林業試験場は広く情報提供を求めている。
遠くからでも分かる鮮やかなピンク色の花と、
花の時期に葉が出ていないことがヤマザクラとの大きな違いという。

*   *   *   *   *

新たに「クマノザクラ(仮称)」と命名された桜。
野生の桜に思うのは、原生自然環境の保全ということだ。
自然環境の開発に際して充分な調査・検証分析を願いたいってことである。
都市計画法の中に、大開発地の「表土の保全」と言う項目がある。
これは、自然保護と謳われ、「古都保存法」の存在が活かされた結果でもあった。
日本文化の歴史の中で、「鎮守の森」と称され大切にしてきた背景も加味される。
日本の社寺仏閣と自然(森)のつながりは、とっても厚く深い。
そんな自然環境・森林は、日本文化・歴史の中枢に位置していよう。
野生種も園芸種も日本文化にとって大きな存在である。
園芸種が、植物の世界で色々試されている。これを止めさせる反対論者は少ない。
その他方で、「盆栽」を植物への虐待、という人々が居る。
その主張者に聞いたことがあるが、園芸種はよいって?? これは論理矛盾では?
「盆栽」は、日本固有文化の発展だと思ってやまない。生き証拠だ。
現代では、DNA鑑定で植物の歴史・流れが分るように成った。
新種の野生桜が大切に原生として保全して欲しい、と強く願う。

伊豆半島に、野生と思える、否、自然交配??されたと思える珍しい紫陽花が点在する。
関心を以って数年前から観察しているが、珍しい・・楽しいに尽きる。
だが未だ正式に特定されておらないがためか?ある所の紫陽花が伐採されてしまった。
観察に訪れてショックだった。根が生きていれば、茎を伸ばすかもしれないが開花は先!
認定・特定されるまでは致し方のないことだろうが!!
個人所有地、山奥では自生してるが、海辺では存在自体が不思議。とっても貴重だ。

危惧する植物に、否、場所が今ひとつある。
観光地!?!たる古都鎌倉にあって埋もれた植物に孫文蓮と言われる蓮がある。
孫文蓮は古代蓮、大賀蓮と言われる古代蓮とは、別の種からの開花した蓮である。
鎌倉にも古代蓮(大賀ハスの分植??)と言われる存在はあるのだが、、、。
鎌倉鶴岡八幡宮の源平池(源氏池)にあったはずの古代蓮は、孫文蓮である。
1976年7月に孫文蓮の種子保存者、田中隆俊さんから源氏池に分植頂いた蓮である。
文面的記録は、あるのだ。そのことを鎌倉市関係者に提示したが、未だはっきりとしない。
八幡宮、鎌倉市も近代・現代史として蓮のDNAを調査して頂きたい。
現存していれば生きた証拠になる。埋もれさせたくないことだ。
孫文蓮は、下関市長府庭園で見れる。同じDNAであったら新たなロマンが生まれる^^)。



#ブログ #植物

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“早咲き花?”《襍感・/・点描‘18-07》

クチベニスイセン(口紅水仙):ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
スイセン属 Narcissus、学名:Narcissus poeticus L.
別名:ポエティカス(Poeticus)

《時節感慨・・呟記・・》
「くちべにすいせん」
英国王立園芸協会では、水仙を11種に分類、多種多様と紹介している。
一茎に一花、花の中心に見える副冠が花弁の3分の1より短い。
何よりも副冠の縁が赤い特徴を持つのが「クチベニズイセン(口紅水仙)」。
普通、春温かい頃に爛漫のごとくに咲くが、早、里山で咲き始めていた。
英名で‘Poeticus narcissi’と言われる様に「詩人の心」に相応しい姿。
優雅で品の良い花だ。園芸種に副花冠の色に変化をもたせたものもあるが??
花期が4~5月の晩生種。心を魅了する香りのよい遅咲きのスイセン(水仙)。
スイセンは漢名の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、
水にあるを水仙という中国古典に由来、水辺に咲く姿を仙人に喩えたと言われる。
又、水面に映った自分の姿に恋をして焦がれ死んだ・・・
ギリシャ神話の美少年ナルキッソスの生まれ変わり花とも言われている。
花言葉の「自己愛」「自惚れ」よりも「すてきな装い」「詩人の心」のほうがいい。
野山にも春の訪れを感じることができる。
雪国の豪雪に苦労されてる人々には申し訳ないがm(._.)m(^з^)。

冬期オリンピックが始まった。日本人選手にエール送る\(^o^)/!!
#ブログ #植物

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“鳥の名は‘2’?”《襍感・/・点描‘18-06》

スズメ目 Passeriformes;スズメ亜目 Oscines
モズ科 Laniidae モズ属 Lanius  モズ L. bucephalus
学名:Lanius bucephalus Temminck & Schlegel

《時節感慨・・呟記・・》
林の中にある湿地っぽい所に落葉した枯れ枝が見えた。
足元が少しぬかるんでる。そんな所に三脚は立てられる由もない。
そんな環境からか、小鳥たちが沢山いるのにキャメラマンは、皆無。
じっと眺めていると雀より大きいか。何かの実を啄んでいたのか。
目から後頭部にかけて黒い帯が、、、特徴と映った。
「キィーキィーキィー」という甲高い声で鳴いている。
なわばりなのか、近くに居るこちらは侵入者で威嚇でもしてる風に感じた。
恥ずかしながら鳥の名前がわからない。しぐさを懸命に観察して。。。!
口ばしを見ると“小さな猛禽類”といえまいか!!
クチバシは尖い、が脚が細いので精悍さに欠ける。
だが動きを見てると、脚の動きが鋭い。鷹のように“狩り”をするのだろうか??
色々思いを巡らせながら、暫くの間、無心に観察した。
疲れている我が“まなこ”を生き返させてもくれた。
自宅にもどり、その鳥が百舌鳥(もず)であることを知った。多分だが。





#ブログ #鳥

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“鳥の名は?”《襍感・/・点描‘18-05》

ミソサザイ;スズメ目 Passeriformes:ミソサザイ科 Troglodytidae
学名:Troglodytes troglodytes
小さな体に似合わない大きな声で長くさえずる(体長:10cm)。
ウグイスより乾いた感じのツェッ、ツェッという声。

《時節感慨・・呟記・・》
里山散歩の折、よく耳にする鳥のさえずり。でも姿を見る事は、余り無い。
意識して探さないからだ。地表近くの植物に夢中で。。。!
池の脇、岩の上に偶然みつけた小鳥。名前等、全く分からない。
自宅に戻り調べてみると、多分?!?「ミソサザイ」ではなかろうか。
半信半疑だが掲載。ひょうきんに動く姿を思い出しながら画像を眺める。
解説書によると、この鳥を「王さま」とか「年寄り」と呼んでいる由。
その理由は、ギリシャの哲人・学者が、斯様に記していたとか!!
「弱々しいが、チャッカリ屋で器用。暮らし振り楽々としている」と。
日本では、小林一茶の「みそさざい ちっというても 日の暮るる」がある由。
普段鳥名に感心をもたなかったが、色々とおもしろい。
一応の知識を以って、のんびりと朝食をとる。ここ数日、実に寒い。

先日、ある所で河津桜や梅の木の剪定枝を頂いた。
その折、仲間も持ち帰った。其の仲間の家では、開花したそうだ。
だが我が家に持ち帰った枝は、未だ蕾のままだ。
木々は、正直だ、と痛感した。仲間は、陽の差す玄関に飾ったようだ。
対する我が家に持ち帰ったものは庭に地植え、表土上は残雪が残っている。
花々の開花時期が、気温でかなり違いが出ることを実感した。

昨日は、節分だった。「鬼は外、福は内」と豆まきをした頃がなつかしい。
昨今は、そんな声を近所で聞かない。生活環境の変化をかんじる。
これも年老いた証拠かもしれず、和の風習が薄れていくのを食い止めねば^^)。

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