“道端の花”《襍感・/・点描‘18-16》

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Veronica persica Poir.
別名: ヒョウタングサ、ホシノヒトミ(星の瞳)、瑠璃唐草、天人唐草

《時節感慨・・呟記・・》
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢);
花名の由来は「犬の陰嚢(ふぐり)」。種子の形が似てる、花とは無関係。
明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物。
道ばたや空き地で見かける小さいな野草。以前は、ゴマノハグサ科に属していた。
白花で類似種のコゴメイヌノフグリは花が小形、葉、茎、実も多毛、雄しべも真白。
在来種のイヌノフグリは花が小さくピンク色の花だが、見かけなくなった。
茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部で対生、上部では互生して鋸歯がある。
茎の上部の葉腋から長さ1cm程の花柄をだして瑠璃色の花をつける。
花は、日があたっているときだけ開くようだ。野にも春到来。

*   *   *   *   *

道端でごく普通に見られるが、在来種のイヌノフグリを見かけないのは残念だ。
小さな小さな花々が、春を感じさせてくれている !!
だが国政の場では、野党・マスメディアが唯々政権つぶしに明け暮れてる。
それでもだが、思わぬ所で官庁の歪んだ体質が表面化した。
其れ以上に重たい審議案件があることを忘れるな、と申し上げたい。
「観点」ものの見方で相反するだろうが、保身のみに映る議会人。
やはり「本質論」が基本ではないだろうか!?!

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“春の草花と!!”《襍感・/・点描‘18-15》

ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫) スミレ科(Violaceae)
学名:Viola ovato-oblonga (Miq.) Makino
(昔の記録を見ると、この地にあった事が記録されていた)
梅(淡路枝垂・アワジシダレ)バラ科(Rosaceae)
淡路枝垂は、栽培品種(野梅系)。
学名:Prunus mume 'Awaji-shidare'
見事な梅林だったが、若い。20年後が楽しみだが、見れるか!?!

《時節感慨・・呟記・・》
ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫);
タチツボスミレより葉が長く先が尖ると言うが、中々識別は難しい。
タチツボスミレには、 アカフタチツボスミレ等、種類が多い。
花は、直径1~2cm位。淡紫色が一般的だが濃紫色もあり側弁は無毛。
距は普通紫色を帯びる。根生葉は心形で長さ1.5~4cm。
茎葉は長卵形~披針形で長さ3~8cmくらい。先のとがらないものもある。
根生葉の裏側(葉裏)は、紫色を帯びることが多く托葉は櫛の歯状に切れ込む。
咲き始めは茎が伸びないので,一見無茎種のように見えることもある。
花が咲き始めた頃の根出葉は丸い円心形であるが、
花茎が伸びて上位に付く葉ほど細長くなって三角形から被針形になる。
上位の葉が三角形になる点がタチツボスミレとの区別点であるが、
早春の状態ではまだ三角形の葉が出ていないので、区別しにくい。

*   *   *   *   *

所要あって、湯河原の地を訪れた。生憎の曇り空だったが、
梅園を散歩してみた。この地は、感慨深い所でもある。
梅園のある幕山公園上部は、岩登りの練習場で幾度と無く参った所。
遥か40年も前のこと、当時とは、様変わりしていた。
梅林として整備されたのはいつかは知らないが、
その昔から野生の梅の木は、あったように記憶している。
そんな思い出を頭に浮かべ、散歩した。
整備された散策路では、三脚を立てて梅を撮っている方が居られた。
その足元を見ると、早春を飾るスミレが楚々と顔を見せてる。
野草には、関心がないと見えて小花を踏みつけて。
一寸、小花を気遣ってほしく思った。これって思い過ぎか??
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“春寒の花”《襍感・/・点描‘18-14》

オトメツバキ(乙女椿) ツバキ科Theaceae
学名:Camellia japonica var. rosacea Curtis
;Camellia japonica var. decumbens cv. Otometsubaki
別名:アワオトメ(淡乙女)

《時節感慨・・呟記・・》
オトメツバキ(乙女椿);
数ある品種の中でユキツバキ系の園芸品種。
清楚な淡いピンク、八重咲き花で園芸種の中でも逸品。
枝は密に茂り樹勢は強い。以前、老木で高さ6m位のを見たことがある。
花は、初めはやや抱え咲きだが満開時には平開し完全な千重咲きとなる。
花弁は、多いが花心はない。花色は淡いピンク色が多いが白色もある。
花弁は円頭形で整然と重なっている。まれにしか結実しない。
葉は互生、ヤブツバキに比べて小さく卵形で脚、先端が尖っている。
葉の表面は光沢し葉脈は網状。斑入り葉もあり細かい鋸歯をもち先が短くとがる。

*   *   *   *   *

2月末に2・3輪が咲いたが、今、以って硬く蕾み状態だ。
気温が低いことを花は、実感し、、じ~っと耐えているやに見える。
今週は、所要で湯河原に参った。この地の車ナンバー、“湘南”??
神奈川県内の相模湾に面したところ、殆どが“湘南”ちょと驚いた。
湯河原の地でも梅は、満開とは言いがたかった。
気候的に今年は、春が中々こないって感じで寒々しい。


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“三月初見の花”《襍感・/・点描‘18-13》

ハナサフラン(花サフラン) アヤメ科(Iridaceae) 
学名:Crocus vernus (L.) Hill
別名: クロッカス、ハルサフラン

《時節感慨・・呟記・・》
ハナサフラン(花サフラン)
寒い時期に開花するので、辺りは枯葉だらけ。
秋咲き種をサフラン、春咲き種をクロッカスと呼ぶ由。
英国では18世紀頃、野生化した。日本へは明治時代に渡来。
冬から開花するゴールデンクロッカス Crocus chrysanthus等、
黄色系統やその他の秋咲きの原種を基とする園芸種等、多数ある。
日本ではこれらを含めて総じてクロッカス(ハナサフラン)と呼ぶ。
花は、夜に閉じ朝に開く。曇りや雨では開かない。
球茎(corm)は楕円形、薄皮(tunic)は細かい繊維状。
葉は、根生し線形、基部に鞘があり、葉表は中央に淡色の筋がある。
葉は花が終わると長く伸び、数週間後に休眠状態になり黄色くなる。
 
*   *   *   *   *

小庭の隅に芝等の枯れ草を集め半野良ネコちゃんの休憩場所を作った。
そんな所に突如、ゴールデンクロッカス(寒咲き)が、開花!?!
ハナサフランより花や球茎も小さい。鮮橙黄色と言える綺麗な色。
その後ろには、乙女椿が沢山蕾を見せている。春だぁ~~!!


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