“悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-13》

サンケイwebサイト写真より拝借

《時節感慨・・呟記・・》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅲ!!”
“【クローズアップ科学】サンケイwebサイトより転載”
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『「宇宙の標準理論」見直しならノーベル賞級 すばる望遠鏡が切り開く新たな世界』
宇宙はこの先、少なくとも1400億年は存在し続けるという画期的な研究成果を
東京大や国立天文台などの国際研究チームが先月下旬に発表した。
気が遠くなるような将来まで予測できたのは、
同天文台が米ハワイ島で運用している「すばる望遠鏡」のおかげだ。(小野晋史)
すばるは1999年、標高4200メートルのマウナケア山頂に完成した。
富士山よりも高い場所に建設されたのは、地上よりも天気が良いことに加え、
大気が安定していて星々のゆらぎが少ないことなどがある。
すばるの主鏡は、単一の鏡としては世界最大級となる直径8・2メートル。
この大きさなら、はるかかなたの天体から届く微弱な光もキャッチできる。
加えて2012年に稼働を始め、主鏡が集めた光を処理する超広視野主焦点カメラ
「HSC」が高い能力を持ち、今回の研究でも大きな役割を果たした。
HSCは同天文台の宮崎聡准教授が中心となり、およそ10年かけて開発。
直径85センチ、重さ約800キロのレンズはキヤノンが開発するなど国内メーカーが総力を結集し、
大きな集光力や広い視野、高精細を実現した。
特に浜松ホトニクス(浜松市)が製造した高感度光センサーは116個も敷き詰められ、
遠くにある暗い天体の画像を、それまでの半分から10分の1程度の時間で取得できるようになった。
一度に撮影できる夜空の範囲も広く、われわれが地上から見上げたときに見える満月の大きさの9個分に達する。
研究チームはHSCの性能を生かした大規模観測を14年に開始。
計画には台湾や米プリンストン大の研究者も加わり、19年末までに満月5000個分もの広範囲を撮影する。
その範囲に含まれる銀河の数はなんと数億個だ。
もし米ハッブル宇宙望遠鏡が同じ範囲を撮影しようとしたら、1000年以上もかかるという。
「アインシュタインの標準模型と矛盾か」
先月下旬の発表で使ったデータは、14~16年に観測した約1000万個の銀河を分析して得た。
これは計画全体で収集を予定している観測データのわずか11%にすぎない。
それでも宇宙の物質の大半を占めているとされる正体不明の暗黒物質(ダークマター)の3次元分布を
世界最高レベルの精度で描き出し、95%の確率で宇宙の余命は1400億年以上という算定結果につながった。
さらに興味深いことに、その3次元分布は、アインシュタインの一般相対性理論などで構築された宇宙論の
「標準模型」と必ずしも一致しないことも示された。
素粒子「ニュートリノ」の質量や、宇宙を膨張させている謎のダークエネルギーの性質を解明すれば
説明できるかもしれないが、標準模型の訂正が求められる可能性もあり、今後の大きな研究課題だ。
となれば、すべての観測データがそろうと何が分かるのか。
観測計画に携わっている東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の高田昌広教授は「10倍のデータで、
標準模型と矛盾していないかどうかを見る。もし矛盾していたら大変なことになる」と話す。
もし標準模型との矛盾が明らかとなれば、ノーベル賞級の成果だ。
高田氏は「ニュートリノやダークエネルギーなどに関する理解も深まるかもしれない。
すごく面白い」と意気込む。
「世界をリード、予算は減るばかり」
このように宇宙の観測で世界をリードしているすばるだが、気がかりな点もある。
運用経費が年々減少しているのだ。今年度は10年前の半分以下で、
同機構の村山斉機構長は「将来を予測すると、宇宙の運命が決まる前に、
すばるの運命が決まってしまうので不安だ」と訴える。
近年、日本の科学技術力の低下が叫ばれている。今年も日本人のノーベル賞受賞者が誕生したが、
研究成果はずっと以前に出されたものだ。世界各国が新たな観測施設の建設などで前進を続けるなか、
今後もすばるが観測の最先端を走り続けることはできるのか。一抹の不安を抱かずにはいられない。
△    △    △    △    △    △    △

しばらく前にBloguruのくまごろうさんのブログで天体望遠鏡についてのお話を読んだ。
この時、昔、天体観測好きの友達の望遠鏡を担いで一緒に山にいったことを思い出しす。
カメラを付けて撮影。眼に飛び込んでくる宇宙の姿は、神秘的で感動ものだった。
くまごろうさんの文面を拝して、又、山で大宇宙を見たい衝動にかられていた所。
体育の日って、僕には10月10日だ!!日にちは、関係ないが“体力”は要だ^^)。
昨日の朝、日本の技術力!!と感歎し、そして感嘆をもする記事を読んだ。
全く乖離した意味での現実、学問的研究と国家的予算である。
少々学問の世界を知る者として思うと、過去の政権に腹が立つ(二番ではいけないのですか??)
あの迷言、事業仕分けとやらの影響か!?!何れにしても現政権でなんとか成らないものか。
実りなき、不毛の議論を重ねている国会人。臨時国会で「もりかけ」問題を再度追求するとか??
本質論を言わない野党って、なんだろう?? 偏向的報道にも腹が立つ。
国会議員の質の低下に憂う。又、地方政治(沖縄県)にも疑問を持つ。
反対・・反対と申される、なれば対案を示し問うて見るべきではないか?? 先が全く見えない。
火の粉が降りかかってからでは遅い。爺の戯れ言かも知れないが、心配だ。
それにしても日本人の“技術力”は強いが、政治の貧困は、如何ともし難い。立てょ、政治家、お願いだ。 



#ブログ

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“里山の美草”《襍感・/・点描‘18-59》

マヤラン(摩耶蘭) ラン科(Asparagaceae)
学名:Cymbidium macrorhizon(C.nipponicum)

ヤブラン(薮蘭) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Liriope muscari (Decne.) L.H.Bailey
Liriope platyphylla F.T.Wang et Ts.Tang

マヤラン(摩耶蘭);
摩耶蘭は、ブログルで幾度となく綴った。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている花。
我が家周辺では、白花(薄緑色一色)種のサガミランは、見ていない。
泉の森のマヤランは、茎数が年々増えているが近くで見たギンリョウソウが消えてしまった。
同様な、胞子によって繁殖する腐生植物なのに。植物の生育環境は、微妙かつ繊細だ。
地下茎で地面に潜っており花の時期だけ地上に花茎を伸し花を咲かせるのにである。
腐生植物の生育場所は、表土を踏み固めてはいけない。群落地は、他人に知らせないでいる。
表土近くから見上げるとバレリーナのようだ。マヤランについては、ここにあります。

ヤブラン(薮蘭);
藪や林の中に自生するが、古くから園芸用としてよく見かける。
一つ一つは小さな花を咲かせ、蜜を出す(今回は花の説明はなし)。
今の時期に緑色の実(種子)、暑さが長かったせいだろうか???
果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。
「大和市泉の森 2018/9/29」

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“秘密基地(子供の頃の遊び場)を思い出す!?!”》
早、10月、過ごしやすい気候になったが、今年はやたらと台風が気になる。
各地で、配電(停電)が止まったり、交通機関が混乱したり、新たな問題が浮上している。
最近のTVや報道機関は、批判ばかりで取材に基づく検討・提言が少ないように感じる。
政治の世界でも悪い意味での2極化、只々、反対の為の反対的対応に見えるのは僕だけか??
“偏向”とか“バランス”って何を基準にしたら良いか惑う。


10月5日は、北朝鮮に拉致されてる 横田めぐみ さんの54歳の誕生日。
産経新聞に母の早紀江さん(82)が思いを寄稿していた。
横田めぐみさんだけではない、拉致されている人々全員の帰還、一日も早く実現してほしい。
国家間の政治・外交交渉の前に“基本的人権”“個人の尊厳”“生存権”の問題だ。
人権・人権と申される日本の政治家、一丸となって救出手段を何故に検討しないのか??
国益的駆け引きの問題では断じてない、と冷静に且つ国民の総意として大々的に報道すべき!
虚しい、などといっていられない事だ。NHKって国民から法律で受信料を徴収している。
公共放送として、国民に代わって拉致問題を徹底的に検証報道してもおかしくあるまい。
つまりは、国際放送を通して異国に実情を発信しても良いのではないか!!
公共放送は、民放と同様な報道などいらない。事実に基づいた発信を国内外に大きく発信すべきだ。
NHKの「政治的公平」「対立する論点の多角的明確化」など余り見られないと感じる。
受信料収入にあぐらを書いているとしか思えない。365日、毎日拉致関連の発信をすべきだ。
◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さんの寄稿文(サンケイweb版より転載)。
めぐみちゃん、こんにちは。
誕生日を迎え、あれほど小さくて、あどけなかったあなたが、54歳になります。
一刻の重みを強く感じながら、途方もない思いに襲われます。
お父さんは今日も、写真の中でほほえむめぐみちゃんの姿に元気をもらいながら、
一生懸命、リハビリに励んでいます。
お母さんも元気な姿であなたを抱きしめるため、日々前を向いて救出を願い続けています。
あなたが北朝鮮に連れ去られ、姿を消してから、すでに41年も誕生日を重ねてしまいました。
「おめでとう」と、素直に伝える気持ちにはなれません。
これほど長く、助けてあげられなくて、本当にごめんね。
生まれたあなたを初めて抱き上げたときのことを、お母さんははっきりと覚えています。
生命力に満ちあふれた「ズシリ」と重たい感触でした。
黒い髪の毛が立派な、かわいらしい女の子を授かり、お父さんもうれしくて、うれしくて仕方がありませんでした。
あなたは花や自然が大好きで、元気に走り回っていました。
そして芯が強く、頑張り屋でした。家族皆で正月やクリスマスを祝い、いろいろな場所に旅行に行きましたね。
家族の輪の中心には、いつも明るいあなたの姿がありました。
「私は自分のことをすべて、お母さんに話しているんだよ」。
笑顔で寄り添い、そんな言葉をかけてくれてから間もなくあなたはいなくなりました。
お父さんとお母さん。そして、あなたがかわいがっていた弟の拓也、哲也と一緒に楽しく誕生日を祝う。
そんな普通の日常がどれほど尊く、ありがたいものか。身にしみて感じます。
今、あなたはどんな姿になっているのでしょうか。
私たちにとって、めぐみは13歳の女の子の姿で止まったままです。
だから、どうしても、すてきな大人になっためぐみを思い描くことができないのです。
けれども、家族は皆、明るく、強く、元気だったあなたを知っています。
この瞬間も助けを待ちながら、懸命に生き抜いているめぐみちゃんを思い、
拉致被害者全員の救出を訴え続けています。日本国のたくさんの国民の方々も、力を尽くしています。
日本は、拉致という非道な国家犯罪を必ず解決し、未来への明るい道筋を切り開けるはずです。
めぐみちゃん。あなたを必ず助け出します。
長い闘いになりましたが、希望を強く持ってもう少し、待っていてね。
◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
ことばを、もてません。 拉致被害者家族のみなさん、がんばって。。。





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“庭の雑草”《襍感・/・点描‘18-58》

オニタビラコ(鬼田平子) キク科(Asteraceae)
学名:Youngia japonica (L.) DC.
Crepis japonica (L.) Benth.

オニタビラコ(鬼田平子) ;
タビラコより大型の意味でオニ(鬼)と名付く。空き地、道路わきなど等に生育する。
痩せ地では10cm程度の背丈だが、環境が良い場所では1mの高さにまで成長する。
学名は、japonicaだが分布域は広く東南アジアやオーストラリアにも自生してる。
花茎は太く直立し紫色を帯び、切ると白い乳液がでてくる。茎、葉は軟毛で覆われている。
根生葉はロゼット状で頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ、先がとがる。
茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。
茎の先に直径7~8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。総苞は、円筒形。
花は複散房花序につき舌状花は黄色。タンポポ亜科に属し舌状花の先が5裂する。
最近の研究では、オニタビラコは、アカオニタビラコ(2年草)とアオオニタビラコ(多年草)と分ける。
アカオニタビラコは直立する花茎が1本で太く茎や葉が紫色を帯び上部の茎葉は小さく花期が4~5月。
アオオニタビラコは花茎や葉があまり紫色を帯びることがなく、多数、基部で枝分かれする。
類似のコオニタビラコは全体に小形で、毛がほとんどなく頭花がやや大きく冠毛がなく、2個の角がある。
 
*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“雑草!?!”》
雑草と云われ、人間の都合で排除される植物。だがその強さには驚く。
茎が出てくると刈り取られてしまい、花までなかなか見ない。
刈り取ってみても翌年には、元気に茎を出す。
庭を野放図にして5年ほどになるが、植物(雑草か!)の個性が見て取れる。
規則正しく毎年同じ所に咲く花、行儀の悪い花、ツル性植物は、自由奔放だ。
人間の都合・勝手で、邪魔物扱いで抹殺してるのである。
排除するのではなく、上手く共存出来るように整えられまいか!?!って思う。
個々の花々は、それぞれに綺麗に咲き誇る。形・大きさ・場所・季節と多様に。
植物生態学からみて、“人間活動で大きく撹乱された土地に自然に発生・生育する植物”
こんな定義で雑草を位置づけてもいるが、生活環境と植物のせめぎあい!!
やはり人間は、弱い立場、と痛感する。生かされているって思う日々である。
こだわり、つっぱって!! 小さな花・野草と語りながらおもう。秋だ。


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“秋彼岸過ぎ瓔珞草”《襍感・/・点描‘18-57》

シュウカイドウ(秋海棠) シュウカイドウ科(Begoniaceae)
学名:Begonia grandis Dryand.
Begonia evansiana Andr.
別名:ヨウラクソウ(瓔珞草)

シュウカイドウ(秋海棠);
中国原産で古くから園芸用庭花として多用されているが、各地で野生化し自生している。
花がカイドウ似、秋に花を咲かせる事で名前が付いた。和菓子のような花弁や蕊。
全体多肉質でみずみずしい。茎はしばしば赤味を帯び、よく分岐して直立する。
葉は偏心形でやや肉質の毛がまばらにあり、縁には鋸歯があって、長い柄で互生する。
茎の頂に分岐した花序を出し、淡紅色の雌雄別の花を多数つける(日本帰化植物写真図鑑)。
世界では、アフリカに約150種、中央~南アメリカに600種以上、アジアに600種以上がある。
中国では、全草・塊茎を薬用にする。

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《時節感慨・・呟記・・“時雨月”》
自然界の凄さ、強さ、には驚かされる。洪水によって植物が移動する。
その繰り返しで植物相は、場所を移動し成り立ち形成されているやに見える!?!
今年も日本列島に台風が、度々上陸、通過していった。
先の台風24号(チャーミー)は、首都圏を通過、物的被害や交通機関も乱れた。
それでも庭の人目につかない所で“瓔珞草”の名に相応しい花が顔を見せてくれた。
そこは、植木鉢等、用具を置いてる所だ。花は、華麗だが場所は、似つかわしくない。
それでも花自体は、なんと清楚なことか。未整備状態で花に失礼、己を恥じる所だが。
「共存共栄」で成り立つ、負の部分のみが強調する人間は、なんと後ろ向きか!!
こんな場所でも、良く立ち寄ってくれる黒猫チャン、辺りで昼寝を良くしている。
先週1週間、姿を見せなかった。ところが台風が去ったら、いつの間にか寝ていた。
のどかな光景、半のらちゃんか?一歩、我が家に入れば安全と思っているのか?
好き勝手に頃良い場所をみつけ休んでいる。眼光尖くこちらをみるのだが^^)。。。!
微妙な眼の表情で、なんとなく状況が分るようになった。来訪しないと心配な存在だ。

のんきに生活しているが、又々、台風が列島に向かって来るようだ。
そんな台風、一般的にはxx号、と数字で云われているが、名前がある事に気付いた^^)。
ハリケーンは、人名で呼ばれるのが一般的のようだが、台風にも名前があった。
「台風の番号の付け方と命名の方法」これは、勝手に付けられているのではない!!
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間で組織されている。
台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)と称し平成12年(2000年)に作られた由。
設立当初からの加盟国及び地域;中国・香港・日本・ラオス・フィリピン・韓国・タイ。
以後カンボジア・マレーシア・ベトナム・マカオ・北朝鮮・シンガポール・アメリカ合衆国が加盟。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」名が最初に命名された。
加盟国で用意された140個の名前を順番に用い一巡すると再び「ダムレイ」から始まる。
仔細はさておき、台風名は繰り返されるが、大災害をもたらした台風などは、以後欠番になる。
台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更する。
気象機関のことではあるが近隣諸国での共存共栄、協議は不可欠だろう。
弱肉強食であってはいけない。独裁国家に如何に対峙するか、外交政治の場で正念場だ。
100年前頃、人種問題を問うた。今は、独裁強国を問う!!
やはり日本は、和の国だと思う、否、確信する。新内閣、頑張ってほしい。
#ブログ #植物

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“悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-12》


《時節感慨・・呟記・・》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅱ!!”
“秋の長雨”、例年、散策もままならず自宅に留め置かれ悶々としていたのだが、
今年は、例年と一寸違う感覚で毎日を過ごしている。

長い事、付き合ってくれてる“寫眞機”おもしろおかしく楽しませてもらってきた。
今年は、ハード面(機材)で刺激的なものが続々出てきた。私的好みだが。!
銀塩フィルム時代、大判・中判・35mmという分け方をしていた。
デジカメでは、イメージセンサーのサイズ(撮像素子の大きさ)で表している。
フルサイズ、APS-Cが中心でAPS-Cより小さいサイズの撮像素子は、いろいろとある。
フルサイズと呼ばれているサイズは、銀塩フィルム時代の35mmとほぼ同じ大きさ。
フィルム時代の中判(6x6,6x7等)に匹敵するデジカメも出始めている。
良く云われる高画素=高画質ではなく(仔細は省く)、撮像素子の大きさが重要。
技術、機材価格面で中判サイズイメージセンサー内蔵デジカメは、一般的ではなかった。
デジタルカメラでは、イメージセンサーで捉えた画像を電子式ファインダーに表示できる。
かつての光学式ファインダーを省くことで小型軽量化している。これがミラーレス一眼だ。
ファインダーだけでは無くカメラ全体で小型化でき、価格的にも抑えられた物の出現。
前のブログに記したフルサイズミラーレスカメラを大手メーカーが販売し始めた。
そして、先日、中判サイズイメージセンサー内蔵カメラが、フルサイズと同等金額で現れた。
ミラーレスカメラの戦国時代到来である。更には、センサー様式の異なるものも現れそうだ。
使用者は、各社の個性あるカメラの選択に迷ってしまう。嬉しい悲鳴だが。
それにしても日本のカメラメーカーの多さには驚く。車も同じ。日本の個性的技術力は、凄い。

※デジカメしか使えないかって思っていたら、KodakがNew EKTACHROMEを販売すると発表した。
エクタクロームE100(135フィルム、36枚撮り)ブローニィー、カットフィルムもお願いしたい。
6x6、4x5機材、残しておいて良かったが。。。体力アップさせねば。。。!※


#ブログ #寫眞

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“秋彼岸頃の黄色い花”《襍感・/・点描‘18-56》

マーガレットコスモス    キク科:Asteraceae (Compositae)
学名:Euryops chrysanthemoides(Gamolepis chrysanthemoides)
Steirodiscus euryopoides
別名: ユリオプス、イエローエンジェル、ガモレピス

マーガレットコスモスは、南アフリカに自生する常緑性の亜低木。
フランスギクとキバナコスモスが合わさった名前が付けられている。
夏から秋に開花。暑さにも、寒さにも強い。森林の端等でよく見かける。
茂み(bush)を好む??英語圏ではアフリカン・ブッシュ・デイジーと呼ばれる。
花期になると茎の頂部の葉の付け根から、長い花茎を伸ばし、
花径3~4㎝程の花を一斉に咲かせ、そして枯れるを花期の間繰り返す。
よく似た花にユリオプスデージーがあるが、葉色(態)で見分けることが出来る。
ユリオプスデージーは葉に細かい毛が密集していて白味がかって見える。
対してマーガレットコスモスの葉は、毛がなく緑葉。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“秋分の日”》
秋の彼岸(秋彼岸または後の彼岸と言う)に先祖の霊を敬い墓参りをする。
僕には、墓参りよりも、ぼた餅、団子、海苔巻き、いなり寿司を食す日であった。
祖先を敬い仏壇に供え、それを食す事で安寧を頂く、って思ってきた。
彼岸とは、仏教用語。梵語(ぼんご)の波羅蜜多(はらみつた)を漢訳したもの。
「到彼岸(とうひがん)」のことだ。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)この世」から解脱した悟りの世界(「彼岸」あの世)へ。
極楽浄土、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考え「彼岸の墓参り」。
又、真西に沈む日(秋分の日)、夕日が極楽浄土への道「白道(びゃくどう)」、
仏の示してくれたこの白道を信じて進めば必ず極楽浄土に至ると言う信仰である。
仏教では、「中道」の精神を昼夜を二分する、この点で春分の日・秋分の日とされる。
秋分の日を「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と「祖先をうやまい、無くなった人々をしのぶ」、
戦前は、「秋季皇霊祭」という祭日だった。皇室内の「もと仏式行事」が神事化した祭日。
この季節、収穫の時期、作物を育てる太陽と自分たちを守る祖先神への信仰等々、
収穫に感謝して供え物をしたことが原型なのか。梵語の[bhukta (飯)]+[mridu(柔らかい)]が、
「ぼた+もち」となって定着したのだと言われている。
ぼた餅は「牡丹餅」、おはぎは「御萩」。これで春・秋なのか??
近在の和菓子屋さんで、大判大のぼたもちを作られていた。
その和菓子屋さん、しばらく前に閉店してしまった。お彼岸になると食べたくなる。
秋も深まりつつある。自然界は、正直だ。人間界もかくありたい、と思う昨今である。

#ブログ #植物

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“地道な技術革新!!”《凡声・/・囈‘18-11》

すばらしい!!!  
            《時節感慨・・呟記・・》
         “日本⇔スッゴイ・地道な技術革新!!”
この所、暗いニュースばかりが耳に入って来る。“順繰り!?!”なのだが。
唯、己より歳下、それも我が子年代となると、言に失する、絶句。
謹んで哀悼の意を。自分の世界観を示せた人生は、幸せだった、と思って止まない。
自分・個人・僕の中では、落ち込んだが。。。他方、報道的には嬉しい記事が見えた。
---以下、サンケイのWeb-Newsより---

2018.9.22 21:34更新
「探査機はやぶさ2の小型ロボットが小惑星に着地、史上初の移動に成功」
 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に向けて投下した小型ロボットが着地し、
移動に成功したと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日、発表した。
重力が微小な天体での機体移動は史上初めて。
 21日に投下した2機の小型ロボット「ミネルバ2-1」は、いずれも着地に成功。
うち1機がジャンプして移動したことを確認した。
移動中に撮影したリュウグウの写真が、はやぶさ2を通じて地球に届いた。
別の1機も正常に探査を開始したという。
 重力が地球のわずか8万分の1のリュウグウでは、自動車のように車輪を使うと機体が浮いてしまう。
このためジャンプして移動する独自の手法を開発し、初代はやぶさで失敗した着地と移動に再挑戦した。
 探査計画を統括する津田雄一プロジェクトマネージャは「世界初の小惑星表面での移動探査を実現でき、
うれしいの一言に尽きる。新たな宇宙探査の手段を手に入れたことを誇りに思う」とコメントした。
 ロボット担当の吉光徹雄JAXA准教授は「仕込んだ通りできてよかった。
移動メカニズムの有効性を確認でき、長年の研究成果が実を結んだ」とした。

2018.9.23 06:11
こうのとり打ち上げ成功 物資回収カプセル初搭載

 国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給機「こうのとり」7号機を載せたH2Bロケット7号機が
23日午前2時52分27秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
こうのとりは予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 ISSの実験で作成した試料を地上に回収するための小型カプセルを初めて搭載し、日本独自の回収を目指す。
カプセルは10月末にも地球に帰還し、実験試料を研究者に届ける。
 こうのとりはISSから離脱すると大気圏で燃え尽きるため、物資を持ち帰れない。
このため、日本は試料の回収を米露の宇宙船に頼ってきた。
カプセルが実用化すれば自律的に回収でき、実験成果の拡大につながると期待される。
 このほかISSの主電源となる日本製リチウムイオン電池のバッテリー、
宇宙エレベーターの基礎実験を行う静岡大の超小型衛星、飛行士の食料など過去最大の計6・2トンを搭載した。
 H2Bは主力機H2Aを強化した国産ロケットの最大機種。打ち上げは約2年ぶりで、7回連続の成功となった。
打ち上げは機体の不具合や悪天候で4回延期された。

*     *     *     *     *     *     *

理屈抜きにうれしい。日本の工学技術、着実な実証、関係者に感謝申し上げたい。
僕にとって数少ない異国の友人に、日本を誇りたい!!
関係者の皆さん、今後も楽しみにしています!! \(^o^)/ !! 


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“アナログ~デジタルⅡ”《凡声・/・囈‘18-10》

NIKON Z7(下記 頁より画像拝借)
https://news.mapcamera.com/KASYAPA.php?itemid=31724

《時節感慨・・呟記・・》
“進化・変化する技術Ⅱ(アナログ~デジタル)”
カメラ本体(ハード)の進化は、目を見張る。而して記憶媒体は更なる上を行く。
銀塩・現像、1本のフィルムで36枚、現像・プリント、と手間がかかった。
それが今や小さく薄いカードで数百枚も記録、気楽に削除もできる。
銀塩フィルムでのコストに比べるとエライ違い。経済負担の差はどれ程か。
今のカメラ本体の金額は、かなり高価。だが、フィルム代等々を考えると。。。!
現像・色修正も簡単に出来る今、A3判までなら自宅でプリントも出来る。
趣味とは言え、4x5を使っていた昔を思うと道楽どころか、狂っていたか昔!?!
高価な機材⇔今の鳥を追いかけている人々の機材もすごい。なんと高価なことか。
今も昔も大差ないか(機材価格)!!フィルム・プリント代の経費は、負担だった。
個人的な事だが、今や仏像を気楽に撮れる所は少ない。重い機材も苦痛になってきた。
最近は、植物観察・記録だけ。小さなデジカメで充分と気軽に対処してきた。
一方、身近な先輩、単に年齢的な後輩、寫眞仲間の面々、多くがプロ写真家だ。
それ故、新機材等は良く見せて頂いていたが分不相応、と関心を持たずに来た。
が今年に入って大先輩でスポーツ撮影を専門にされて来られた方が逝去された。
前の東京オリンピックでご指導頂き、再来年のオリンピックを楽しみにしていた。
今の時代、87歳ってまだまだじゃん。。気丈にされていただけに、突然で言葉もない。
その方の書斎で写真(上の画像)を見つけた。かつてこの部屋で実物も見ている。
機械美に魅了されたものだ。複雑、面倒臭い操作だったが、惹きつけられた。
そんな古いカメラに思いを馳せていたら、NIKON Fのシャッター音を思いだす。
あのシャッター音は、何とも心地よい。そんなNIKONが、新たなマウントカメラを発表した。
一眼レフの性能にミラーレスの特性を加味して進化移行した!?!ニコン党の血が騒ぎ出した。
新『Nikon Z7・Z6』は、社の創立101年目の登場だ。新マウント径は半世紀振りだ。
『F』『D』『Z』半世紀余りの間に数々進化を見せたがマウント径は変わらなかった。
径の変更は、練りに練ったものだろう。この先、如何に進化していくのか、楽しみでもある。
『Z』に触れてみると、やっぱりニコンそのものだ。シャッター音がたまらなく良い!!
そして手に持った感触が。。。イイィ~~!使ってみたい。即、予約してしまった。
Nikon Z7は、贅沢だ。オールラウンダータイプのZ6に。。。新たな感動を見つけたい。
個人の好みだけでしかないが、惹かれるに余りある。今一度、真剣に戦ってみたい!?!
用途別にあと2種類、狙っているカメラがある。ウキウキ・ドキドキ、まるで餓鬼だ。
欲張りなんだが、生きがいを新たに見つけた。誇張し過ぎだが、「今に生きる」実感だ。
2018年に憲法改善が始まるかもしれない。そして、写真・・撮影も新境地に。。。!
哲学的学問、趣味的写真、どちらも真摯に、じっくりとである。


#ブログ #寫眞

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“秋を呼ぶ草”《襍感・/・点描‘18-55》

チカラシバ(力芝) イネ科(Poaceae/Gramineae)
学名:Pennisetum alopecuroides (L.) Spreng.

この草、秋晴れが似合うと思うのだが・・・力強い !!
柔らかくも見える。だが、近寄ってみると花穂は、繊細で迫力がある。

チカラシバ(力芝) ;
秋口に良く見かける野草。根が強く張り、茎も丈夫で簡単には手で引き抜けない。
チカラシバの名前由来。雨露に光る光景は、結構みごたえがある。
葉は、線形で葉鞘は平たい。葉鞘口部に長毛があり葉舌は、発達せず細い毛の列となる。
茎は枝分かれしない。花穂は円柱形で直立し暗紫色。剛毛に包まれた小穂は披針形。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・》
“暑い・・熱い初祝月”と思ったら、ここ数日、急に気温がさがった。
秋の長雨になってしまうのか! やはり季節感・・・ありと思う。

今夏の暑さといったら半端ではなかった。以前、アフリカ大陸で遭遇した暑さ程に!!
おかげで自宅から出る気にならず、読書三昧、国の基本法をも考える時間を持てた。
戦後の生活向上、安全保障問題の推移を肌で感じてきた老人の庶民感覚的憲法問題、
我が子に伝えておきたい事、僕自身が旅して感じた事等をメモしておきたい、と。
日本人としての『誇り』、東南アジアを旅した時の経験をメモしておきたい。
而して現行憲法の内容もさることながら、現行憲法が充分な検討なくして施行されたこと。
戦後70年も経って、今の時代にふさわしいか否かを検討することがいけないことか??
外交、安全保障は、机上の空論であってよいか、と心底危惧するのだ。
現行憲法が、たかだか1ヶ月足らずで編纂された事を理解してる国民がどれ程居るか??
何故に、今、憲法問題が俎上に上がっているかを、政府は国民に丁寧に説明すべきだ。
更に思うは、公共放送(NHK)の存在。国民から強制的に受信料を取っている。
国営放送ではなくとも、思想信条的には中立であり報道的には国民に公平に寄与すべきだ。
何ゆえの受信料か、これこそ法令自体を検討すべき問題ではなかろうか!?!
放送法に基づいて設立された放送事業を行う特殊法人だが、放送法自体を検討すべきだ。

食欲の秋、読書の秋。。。脳の退化を如何に遅らせるか!!愚考であっても思考を持ちたい。

#ブログ #植物

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“秋を呼ぶ花”《襍感・/・点描‘18-54》

クズ(葛)  マメ科(Fabaceae)
学名:Pueraria lobata (Willd.) Ohwi
Pueraria montana (Lour.) Merr. var. lobata (Willd.) Maesen et S.M.Almeida ex Sanjappa et Predeep

クズ(葛);
葛湯や葛粉として、根は葛根湯として薬用に用いられている。
蔓で繁殖し、都会でも空き地やフェンスで良く見かける。
秋に赤紫の花を付けるが、一般的には邪魔物あつかい。
が、褐色に変る直前の黄色の葉は、けっこう見ごたえがある。
一面ジャングルのように生い茂るクズは、秋の七草の一つ。
地下茎に吉野葛の原料としても利用されるデンプンを蓄えている。
大きな葉で茂っているやに見えるが、3小葉、葉裏は、白毛が密生する。
葉表の毛の量は個体差があり、ほとんど無いものも見られる。
茎は長く伸び太くなると木質化、茎には褐色の開出毛が密生する。
花は、葉脇から上に伸ばした総状花序に密生してつく。
葛は、扁平で小さな種子、日本固有の在来種で日本全土に見える。
根からとった澱粉が葛粉、大和の国、栖(くず)が葛粉の山地が和名由来。
クズに似た花にクズを小型にしたようなコマツナギ(駒繋ぎ)がある。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・》
“熱い初祝月、心に響くプロテニス女子の優勝、これ凄い。「無」という言葉を思う”
旧暦時代の9月(秋)、季節語に「初祝月」とあるがなんとなく今に似合っている。

無心になるって、とてつもなく難しいことだが、鍛錬・修練の先に在ることか!!
特別な、固有の実力(能力か)、天性なのかもしれないが努力の賜物だろう。
凡人が言えることではないが、立ち振舞、精神力がより強固になったと感じる。
この“大坂なおみ”という選手に大和撫子的感性、淑やかで優しい心を観た。
挑戦者でありながら、冷静さを失わず、而して負けん気、闘争本能が実に素晴らしかった。、
今の若者に“威風堂々”というか、清々しさ、を感じる。立派だ。

全米オープン大会会場のニューヨーク、2001年9月11日に同時多発テロ事件が起こった。
あの時の衝撃は、言葉にならない。同様、今夏の自然災害も絶句の思い。合掌あるのみ。

#ブログ #植物

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