“小庭の今=2018/5/6”《襍感・/・点描‘18-27》

トキワツユクサ(常磐露草) ツユクサ科(Commelinaceae)
学名:Tradescantia fluminensis Vell. Tradescantia albiflora Kunth
別名: ノハカタカラクサ(野博多唐草)
ドクダミ(毒痛み、毒溜み、毒矯み) ドクダミ科(Saururaceae)
学名:Houttuynia cordata Thunb.
別名:ジュウヤク(十薬)

《時節感慨・・呟記・・》
トキワツユクサ(常磐露草);
観賞用として昭和初期に南米から入って来たらしいが、いまは野生化している。
個人的感覚としてトキワツユクサ(常磐露草)の方が、一般的呼び名だと思う。
ノハカタカラクサ(野博多唐草)と言われる由来は、知らないが、
ノハカタカラクサ(野博多唐草)、ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)と、
狭義に分けて解説してるので、単にトキワツユクサと総称するのは混乱する。
ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)は、葉の下面や茎、花柄が紫色で結実する。
ミドリハカタカラクサは、葉身の縁に微細な毛があり葉の下面は緑色で結実しない。
この2種とは別にオオトキワツユクサと呼ばれてる種類もある。
全体に大きく茎も葉の表裏ともに緑色で萼背面に毛があり葉縁にも毛が見える。
これ等の草花、地表近くに咲き1センチにも満たない花姿等、一見では判別が難しい。
又、ミドリハカタカラクサは、園芸種のシロフハカタカラクサの斑が消えたものに由。
これらを総称してトキワツユクサ(常磐露草)としても良いかも(素人的に)しれない。

ドクダミ(毒痛み、毒溜み、毒矯み);
強い臭い、毒と付く名前故か、毛嫌いされてる植物。
本来は、毒草ではなく、解毒や痛み止めの薬という意味で民間薬として有名。
薬効が10種もあることから十薬ともいわれる。
特有の臭は、乾燥すると臭いは消え、ドクダミ茶になる事でしられる。
花びらのように見えるのは総苞片で雌しべ1個、雄しべ3個からなる。
花序が伸びると総苞片が開き、花序が1つの花のように見える。
花は、花被を欠き、葯は淡黄色の突起状。
地下茎は白く横に這い、茎は、20~50cm高になりほぼ無毛で茎は暗紫色を帯びる。
葉は、有柄で互生、無毛、葉身は広卵形で鋭尖頭。茎頂近い葉脇に穂状の花序をつける。
かつて、この花が咲くと梅雨に入る時期が来たと言われていたが、今は当てはまらない。
仲間には八重咲きのヤエドクダミ、赤黄色の腑が入るフイリドクダミがある。

*   *   *   *   *

巷、、、一般的には、雑草と呼ばれる草花だが結構、絵になり可愛い。
我が家の小庭は、こうした花々でいっぱい。とても賑わい趣さえ感じる。
連休も終わり日常に戻った。私的雑務からも解放されのんびりしたい。
っておもうたら!!又々、知人から日本のリベラルって何???
各野党の政党趣旨の質問が届き、、、! 返答に苦慮する。

安倍晋三首相は9日、日中首脳会談後の共同記者発表で、
日本人拉致問題の解決に向け「私から中韓両首脳に支援と協力を呼び掛け、
日本の立場に理解が得られた」と述べた(サンケイwebニュースより)。
しかしながら、日本の野党の中から「拉致問題」に関する提言が無い。
今の国会を傍観してると異国人からすれば、「拉致問題」???
日本人総意としての懸案事項、盛り上がっていないようにみえてしまう。
いつまで「モリカケ」ってさけんでいるの!?!野党の諸先生。
どくだみ茶でも飲んだら、って・・・!!
今が、正念場ではないのか「拉致問題」、心配・不安だらけである。



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“こどもの日^^)”《凡声・/・囈‘18-04》

新潟県内で見られる三角粽(ちまき)と草団子。

《時節感慨・・呟記・・》
「こどもの日」って、なんとなく日本に相応しい、とかんじる。
端午の節句だが、子供全般を祝う「童(わらべ)の日」って表現したい。
僕の幼少期(小学五・六年ころまで)は病弱で自宅で過ごすことが多かった。
その頃の「こどもの日」は、我が家に友達が集まって、柏餅を食べたものだ。
庭に吹流し親子鯉を上げ、門には日の丸を掲げていた(旗日⇒祭日はいつも)。
ごく普通に見られた光景だと思ったが、最近は日の丸国旗を見ない。

高校1年の5月の連休時に越後駒ヶ岳に連れて行ってもらった。
どこの駅(当時国鉄)で降り、どんなルートで登ったかは忘れてしまった。
が、美味しい食べものは、覚えている。それが、画像の三角粽(ちまき)と草団子。
梱包方法が、見事だ。これは「用と美」を併せ持つ日本文化のひとつって思う。
日本各地には、こうした郷土文化が沢山のこっている。大切に継承して頂きたい。
*   *   *   *   *
-_-以下、資料より-_-
新潟県産コガネ餅100%餅米の甘さが生きています。
良質の新潟県産のコガネ餅を使用し、
一つ一つ、笹を手で巻き、丁寧に湯で上げます。
餅米の美味しさを十分に引き立てた新潟のちまきをご賞味ください。
上杉謙信が戦に備えた!?『三角ちまき』
承平年間(931~938)の記録に米を植物の葉で包み、
これを灰汁で煮込むという製法が載せられています。
灰汁の持つ殺菌力や防腐性を用いた保存食が、その後、
各地で改良され受け継がれたものです。
餅米を笹の葉で三角にまき、お湯で煮た「三角ちまき」が今に伝えられます。
甘くしたきなこをまぶして食べるので、おやつとして子どもにも人気です。
端午の節句の祝い菓子に使われたり、お土産に。
郷土の風情懐かしい三角ちまきです。

新潟日報にて「笹団子で厄払い」という記事が掲載されていた.
今はおやつ程度にしか思えない笹団子や粽(ちまき)は
昔、贅沢な行事お菓子、厄除けの縁起菓子だったのです。
東京の浅草橋にある天王社(現・須賀神社)は江戸時代から「団子天王」と呼ばれて親しまれた。
明治以後、祇園牛頭(ぎおんごず)天王を祀る天王社の名は廃止されましたが、
人々に親しまれた「天王さん」「祇園さん」の呼び名は健在です。
京都の祇園さん(現・八坂神社)の祭りには、厄除けの粽が授与されます。
粽といっても今は食品ではなく、粽のかたちをした守りです。
それが江戸の天王社では、粽ではなく団子、それも笹団子が厄除けの縁起ものでした。
その笹団子は新潟のようなものではなく、
笹竹の枝に小さな団子や餅をつけたものでした。
旧暦6月満月の頃、厄除け祈願として笹団子をつくり、天王社へ奉納したようです。
奉納に向かう人が、ささげ持つ枝に群がって
笹の枝には団子がついてないようなこともあるほど人気だったとか。
誰かが持ち去るという事にも、厄を祓う(はらう)、
厄を落とすという意味合いがありました。
現在では参詣者へ授与するため、氏子達が神社で作ることで行事が続いています。
ですので、落ち着いて祭礼に出かけ、笹団子をいただいて帰る事ができます。
笹団子は、「笹団子守」ともいわれ、護符ですから、
病にかかった時は、煎じて飲んだそうです。
今のような薬がない時代に、白米でつくった団子は、米の精霊によって、
厄を祓うことができると信じられていたのです。
新潟の笹団子も、オオヤマボクチやヨモギを入れること、
笹の葉で包むこと自体に、厄除けの意味があったわけです。
こうした菓子をつくることができた新潟県は、本当に豊かだと思います。
その豊かさは、先人たちの丹精込めた米づくりや、災害との戦いのおかげです。
豊作を祈る行事も、あらゆる節目に繰り返し行われました。
ですから、新潟県は稲作に結び付く護符や縁起菓子の宝庫でもあるのです。

*   *   *   *   *

現代社会は、休み・祭日の過ごし方が多様化され、伝統行事も余り重要視されていない。
がしかし、コンピューター社会にあっても書籍・活字媒体が重宝されている。
同様に、伝統文化もより表に出てきてよいやに思う。
西洋文化が、日本人の衣食に大きく・深く入って来たのに比べて。
とりわけ和服・和装習慣が薄れてきた。利便性かも知れないが。。。!
昔の越後駒の登山口辺りの農村集落では、“もんぺ”姿しか見れなかったと想う。
今、農作業以外で“もんぺ”を着用してる人は少ないのでは!?!
話はかわるが、全国各地に外国人観光客が増え続けているようだ。
先般の冬期オリンピックの帰国の途、日本に立ち寄った西欧の知人達。
僕の体調不良で、家族が代わって案内したが、1ヶ月余り各地を訪ねた。
観光目的だから日本的土産を求めるのは当然かも知れないが、、、。
和服古布やもんぺ・はんてんを好んで求めていた婦人がいた由。
西欧では、人気があるらしい、和装品が。
先日、知人の一人が鯉のぼりと、兜を送って欲しいと連絡してきた。
家族が探して送ったのだが、、、お孫さんからお礼のかわいい手紙が届いた。
日本の伝統文化を再認識した、端午の節句。各地に旅したくなった。

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“里山の今=2018/5/1”《襍感・/・点描‘18-26》

フジ(藤) マメ科(Fabaceae/Leguminosae)
学名:Wisteria floribunda (Willd.) DC.
別名: ノダフジ(野田藤)

《時節感慨・・呟記・・》
フジ(藤);フジは園芸用として、古くから庭園などで栽培されている。
元々は、 ヤマフジと同じ日本原産の野生種で、ノダフジ(野田藤)とも呼ばれた。
藤色の語源である美しい色は高貴な色の代表。
蔓は灰褐色、右巻き(巻き上がる方向からでは左巻き)に巻きつく。
(蔓の右巻き、左巻きは、上から見ての状態をいうのが普通。)
蔓は、高木に登り巻き付く。葉は、複葉で互生する。小葉は、楕円形、先が尖る。
(蔓の左巻き⇒巻きつかれた樹を右手で持って親指の方向に巻く。)
《蔓の右巻き⇒巻きつかれた樹を左手で持って親指の方向に巻く。》
花は、総状花序に多数つき、花序が長く垂れ下がる。花は紫色、萼は広鐘形、有毛。
ヤマフジは花序が短く、葉裏に毛が残り、幹が左巻き(巻き上がる方向では右巻き)。
藤の種類の見分け方のポイント;
フジ、ヤマフジ、ナツフジは、いずれも互生に着くつる性の奇数羽状複葉でよく似ている。
ナツフジは、全体に小型、小葉は両面とも無毛、葉先が尾状に突き出すがとがらない。
同じような大きさの、フジとヤマフジの見分け方。
つるの巻き上がる方向が、ヤマフジの右巻きに対しフジは左巻きである。
小葉対の数がヤマフジの4~6対に対しフジは5~9対と多い。
夏を過ぎたころの葉の裏面は、フジがほぼ無毛であるに対し、ヤマフジは毛が多く白っぽい。
『研究者ノート』(筑波大・加藤雅啓氏);
「フジの葉は、どれが1枚の葉だろうか、思案することもあるでしょう。
そんな時は葉あるいは柄の付け根(葉腋)に芽があるかどうかを調べるのがよいでしょう。
もしあれば、そこから先全部が1枚の葉であり、細かく切れていても1枚1枚は葉片ということになります。
フジはそんな例です。それに対し、ツツジやサクラなど多くの植物では1枚の葉の付け根に芽があります。
このように、葉の根元にはふつう腋芽ができるという規則性があるので、
そのあるなしで葉が複葉か単葉か区別できるのです。」
フジの繊維は非常に丈夫なため繊維・いす・籠に使われる。
樹木に絡みつき木を変形させるので植林地では見ることはできない。
世界遺産である「古都奈良の文化財」の一つ春日大社境内に
「春日大社の砂ずりの藤(奈良県奈良市春日大社境内)」というフジがある。
地面の砂をすりそうなまでに長く垂れ下がる姿は美しい。
ノダフジの名は、牧野富太郎博士が藤の名所、大阪市福島区野田にちなんで名付けた。

*   *   *   *   *

今日は、憲法記念日。自民党は昭和30年(1955年)の結党以来、
憲法の自主的改正を「党の使命」として掲げてきた。
今の国際情勢を日本国として如何に捉えるか? 今こそ憲法論議をすべき時ではないか。
自民党は、昨年の衆院選公約で憲法改正を謳い国民の支持を得た(民意の結果だ)。
反対論が、多々あるから民意を否定する野党とマスメディア、実に不可思議だ。
ただ単に、現政権を否定していればよい、反対のための反対でしかない。
思慮末節に終始し、本質を議論しない全く以っての無能・無益な攻防に辟易する。
自衛隊は、軍隊ではない。然るに「隊」の内部文書は、行政文書だから公開せよ!?!
これは、国連下で参加してる自衛隊の存在を無視した、参加国としての秘守義務を忘れてる。
民主主義下で付託された政権が、国際社会に対して関係国等の秘密をも暴露してるに等しい。
のみならず日本国内で「自衛隊の存在」、内容の不明瞭さを議論すべきが、全く無い。
今の国際情勢、隣国との問題、それ以上に問題なのが国内・国会での審議のあり方だ。
「審議」とは国会の最も大切な場である。それを拒否・・・民主主義の根幹を壊している。
単に国会の攻防ではなく、日本の存在を明示するのが今で、その内容が改憲議論である。
「国を守る国民の命を守る自衛隊」安全保障の基本であろう。それを憲法に明記することだ。
自国だけが安全で良いはずはない。憲法改正・修正に何故に目を向けないのか理解出来ない。
「国民世論が盛り上がっていない」という識者、昨年の衆院選挙結果は、なに、と問いたい。
国会が論議を盛り上げて世論に問う、たたき台がなければ判断も出来ない。
現行憲法第96条に改正条項があるではないか。社会的必要性や時代の要請に応じた改正。
国会が発議した改憲案に対しての是非判断は、国民の権利である。
現行憲法は施行71年を迎えた。国際社会に対して、そして国民にとって今のままでよいか否か。
国民の憲法に関する意思判断が必用急務、と思って止まない。憲法記念日におもうたことである。


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“山あいの春=2018/4/28”《襍感・/・点描‘18-25》

マルバウツギ(丸葉空木) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Deutzia scabra Thunb.
別名: ツクシウツギ(筑紫空木)

《時節感慨・・呟記・・》
マルバウツギ(丸葉空木);
ウツギより葉が丸くこの名前が付いた。平地に多いウツギより標高の高い山地に育つ。
幹は灰色~灰褐色、樹皮は縦に裂け剥がれる。葉は対生し、長さ10cm前後。
葉脈が裏面に浮き出て、葉面がしわ状になり、星状毛が両面ある。
短い葉柄があるが花序の下の葉は柄がない。花は白色、円錐花序に多数つく。
5枚の花弁は平開するため、花の中心部にオレンジ色の花盤が目立つのが特徴。
雄しべは10個、花糸に翼があり、翼の上部はなだらかな肩になり、歯はない。
ウツギの仲間では、唯一の紅葉する木か?以前、西丹沢(箒沢)で見た。
日陰は黄色く、日向は赤くなる??紅・黄葉の葉を日光にかざすと美しい。

*   *   *   *   *

ゴールデン・ウイークというのに実感がわかない。
それでも週末、人混みを避けての散歩に出かけた。
古くより丹沢修験者の修験場所であった所も整備され公園になっている。
自然を活かした遊び場、フィールドアスレチックと散策路だけの山間公園。
近くの大山周辺と違って静か、好きな場所である。
沢沿いの小道で自然・自生の可愛い花と出会えた(上画)。
偶然の出会いだが、立地環境からすると当然あって好い場所といえる。
楚々と咲いてる風情に癒されたが、帰宅してPCに見える報道記事は???
国会を思えば、野党6党の「暴走」に呆れ果てる。「働き方改革法案」は??
審議入りしない野党、「過労死反対」ではなかったか。ご都合主義の「倒閣運動」。
それだけではない。隣国等の外交問題。
日本国・・国会を上げて、総意で主張すべき事がマスコミも含め大声が出て来ない。
野党のサボタジュでどれだけの無駄遣いをしてるのか。国民は、もっと怒るべきだ。
我々団塊世代が、最も関心が薄い、否、認識欠如ではないかと思う。
55年体制の社会党より無策、、、反対の為の反対、それ以下に映る。
全きの民主主義下にある日本で何故に議論を戦わせられないのか??不可思議だ。
一個人・庶民の叫び、もどかしい!?!

今年は、紫陽花鑑賞行脚が出来そうにない。アジサイ科の花に会えてよかった。


「丹沢・八菅山麓2018/4/28」


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“小庭の春=2018/4/22”《襍感・/・点描‘18-24》

タツナミソウ(立浪草) シソ科《Lamiaceae (Labiatae)》
学名:Scutellaria indica L.

シラン(紫蘭)   ラン科(Orchidaceae)
学名:Bletilla striata (Thunb.) Rchb.f.
**画像は先週末の姿、今は咲き誇っている10数の花**


《時節感慨・・呟記・・》
タツナミソウ(立浪草);
木漏れ日が当たる様な場所にひっそりと咲く風情は、おつなものである。
春先の浜辺で見ゆる、白波がたっているやの姿だ。
シソ科のくちびる形の花、その特徴が楽しい。
仲間にコバノタツナミやオカタツナミソウ、近い仲間にシソバタツナミがある。
茎は断面が四角形で赤味を帯び、白色の軟毛が沢山、出てる。
葉は対生で広卵形、基部は心形、
縁に粗い鋸歯があり葉の両面に毛が生え葉裏に腺点がある。
茎頂に青紫色の唇形花を同じ方向に花穂を多数出す。花冠や萼に腺毛がある。
オカタツナミソウの花穂はタツナミソウより短く、茎の先に花が固まってつく。
海岸近くに多いコバノタツナミは小型、茎や葉にビロード状の短毛が密生する。

シラン(紫蘭);
鮮やかな赤紫色の花、西洋から渡来園芸種と思ってしまいがちだが、
れっきとした本州中部以西に分布する国産の野生ラン。だが準絶滅危惧種。
万葉集にも「蕙」という名で登場する。白花のシランもあるようだ。
野生種は見られなくなったが、観賞用に栽培され、雑草化もしている。
種子の発芽率が高く、種子から増えやすい(我が家も増え続けている)。
*   *   *   *   *
ゴールデン・ウイークとやらで来週1週間は、お遊び・お楽しみ週間!!
各地の友達が、活動的に移動し始め、早、首都圏に集まってきた。
国内外に旅するようだ。同輩は、ほとんどが現役引退者だ。
時間に余裕があるため早々と行動開始!!又、外国からの訪問者も多い。
連休の立山・剣岳に登山に来訪した異国人数人と久しぶりに談笑した。
すると・・・西欧社会で現況日本の姿が、誤って・間違って伝えられてるのが分る。
個々人がいくら説明してもダメだ。国としての公式見解を全面に押し出さないと!!

今の国会って、酷くないですか。野党って、子供の「駄々をこねる」そのものでは??

「自宅2018/4/22」




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“谷戸山公園の春=2018/4/14”《襍感・/・点描‘18-23》

キンラン(金蘭)  ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科《Lamiaceae (Labiatae)》
学名:Ajuga nipponensis

《時節感慨・・呟記・・》
キンラン(金蘭)に関して以前、数回ブログルに掲載している。
ほとんど、5月に入ってから茎を確認して来た。
今年は、花の種類によって、開花が早かったり、遅かったり色々。
天候によるのか、はたまた、他に要因があるのかはわからない。
1週間ほど前に近間の里山・公園に足を運んだが茎を確認できない。
必死に探してみると、1本の茎を見つけ記録をとることにした。
見つけた周辺、自由に歩き回れる場所、年々茎が少なくなっている。
自然の成り行きに任せるべきか??「生なく滅なし」。。。!
「金蘭」かつては、里山雑木林で極普通に見られたこの可愛い花。
昨今の乱開発で野生自生地が激減している。
できるものなら、今後、増えて欲しい。森の精として。

ジュウニヒトエ(十二単);
「十二単」は、花が幾重にも重なって咲く様子を女官の十二単に見立てた。
茎数本が束生し、立ち上がる。茎葉全体に長くて白い毛がある。
葉はさじ形でまばらに波状の鈍鋸歯があり、対生する。
茎頂に穂状花序を作り、淡紫色~白色の唇形花を下から順に咲かせる。
花は短い上唇が2つに浅く裂け、下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
日本固有種で本州と四国に自生している。
薄い青紫の花にあでやかさはないが、環境によって花の色が変化する。
キランソウに似るが、茎が立ち上がるのがジュウニヒトエ。
*   *   *   *   *
公園として整備され10余年を持つが、植物は時間を掛けて人の踏みつけを避け、
安全な地に移動しているように見える!!
※花々を眺めながら、昔のコダクロームの渋さ、シネマ色を意識して撮ってみた。※

「県立座間谷戸山公園2018/4/14」


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“公園の春=2018/4/8”《襍感・/・点描‘18-22》

クレマチス・アーマンディー  科名:キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis armandii
クレマチス(花車オットーフローベル)は、蕾状態だった。
(今頃は、綺麗に咲き誇っているだろう)
麻溝公園グリーンタワー展望台からの眺め。
真正面に見えるのは、相模原公園のサカタのタネグリーンハウス。
その奥にフランス式庭園が見える。
サカタのタネグリーンハウス一階のエントランスホール。
季節折々の華が出迎えてくれる。
相模原公園のフランス式庭園は、メタセコイア並木に囲まれ、
噴水広場は、見応えある景観だ!!
ムスカリ;キジカクシ科(Asparagaceae)学名:Muscari neglectum;
別名:ボトリオイデスをルリムスカリと呼んでいる。
画像は、園芸種のアウケリ(M.aucheri)、小さいムスカリ。
もしかしたら「マウント・フッド」アウケリの改良交配品種かもしれない??
小さいだけではなく、グリーンハウス脇の草地に1茎だけ見えた。
いかにしてこの場に芽生えたか!!想像は、膨らむ!?!

《時節感慨・・呟記・・》

クレマチス・アーマンディー;
中国原産の原種・アーマンディー系クレマチス。
中国原産地では、適度に湿度のある場所を好み川沿い等で多くみられる。
園芸的な人手の施策・工作がされていない野生の「原種系クレマチス」の一種。
春、新葉が出てくる前に花が咲き始め、白もしくは薄いピンクがかった花色。
花弁は約4cm~6cmの大きさで花弁は4枚~6枚が一般的で花付きの良い原種。
花に甘い芳香があり、葉は細長い形で皮質感がある。

*   *   *   *   *
里山にも春到来、今年の桜、ぱっと咲き、短期間で散った。そんな感を持つ。
我が家から10キロ程離れた公園にクレマチスで名高い公園がある。
そろそろ咲き始めているのでは!?!と立ち寄って見た。
そこ相模原市立麻溝公園は、小動物園もあってお子さん連れの人々でいっぱい。
植栽された、クレマチス、しばらくすると紫陽花、先般は桃の花が満開だった。
ぼちぼち、藤の花も咲きそうな雰囲気を醸し出していた。
麻溝公園は、隣に県立相模原公園が繋っており、四季折々の花が楽しめる場所。
展望塔もあり中々眺めの良い場所、その日は、遠望できなかったが好きな場所である。

最近、散歩をしていても「国政・・国会」が頭から離れない。
国会議員のしごとって・・・パフォーマンス??? イラナイ。。。!









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“里山の春先!!=2018/3/31”《襍感・/・点描‘18-21》

ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科(Papaveraceae)
学名:Chelidonium japonicum Thunb
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone flaccida F. Schmidt.
カタクリ(片栗) ユリ科(Liliaceae)
学名:Erythronium japonicum Decne
ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科(Papaveraceae)
分類:草 学名:Corydalis incisa (Thunb.) Pers.
別名: ヤブケマン(藪華鬘)
散歩の途中、天を仰ぐと爽やかな新緑を目にする事が出来た。
疲れた目のケアーにこの光景を・・・しばし見上げていた。

《時節感慨・・呟記・・》
ヤマブキソウ(山吹草);花が ヤマブキに似ているのが名前の由来。
だがヤマブキは花弁5枚、ヤマブキソウは4弁。
近い仲間に葉の切れこみが深いセリバヤマブキソウがある。
ケシ科の草本で全草が有毒。半日陰になる林縁や疎林内に生育する。
草丈3~40cm程、茎を立てて上部の葉腋に1~2個の花をつける。
花径4~5cm、結構目立つ鮮黄色の4弁花。
葉は、長さ10~15cmの広卵型で先端が三角形状、縁には鋸歯がある。
多摩丘陵は、以前各所で群落が見られたが、1980年以降、自生は消滅した。

ニリンソウ(二輪草);
一つの茎に2つの花がつくので付いた名前、最初に一つが咲き後に2つめが咲く。
中に一個しか咲かないものもあるが、これを一輪草とは言わない。
花弁(花弁に見えるのは萼片)5枚~6枚 、茎葉は3個輪生、小葉が羽状に深裂する。
3個がそろって丸い葉のように見え、葉の表面に白い斑紋が見える。。
同じ花期のイチリンソウは、葉の裂片の幅が狭く花も1個ずつつき、大きくて目立つ。
花も葉もおひたし等にして食べれる。くせのない味で山菜としても有名。

カタクリ(片栗);
昔は片栗粉を、この花の根から作っていたので付いた名前。
若葉が味のいい山菜なのはあまり知られていない。
白い花は、シロバナカタクリ(form. leucanthum)と呼ぶ。雨の日は花を閉じてしまう。
花が咲くようになるまで7~8年かかる。庭で育てるにはかなり根気が必要。
高さ15cmほどの茎の先に、径4~5cmもある大輪の紅紫色の花を開く。
葉は淡緑色で表面には紫色の斑紋があるが生育地によっては全くないものもある。
種子にはエライオソームと呼ばれるアリが好む物質が付いており、
アリによって運ばれ散布される。春を告げるスプリング・エフェラメルの1つ。
りん茎から良質のでんぷんがとれるため片栗粉の材料とされたが、
現在市販されている片栗粉はじゃがいもやとうもろこしのでんぷんである。

ムラサキケマン(紫華鬘);
ムラサキケマンのケマン(華鬘)とは仏殿の欄間などの装飾具のこと。
白花のシロヤブケマン、 ユキヤブケマン。
黄色のミヤマキケマンやヤマキケマン、キケマンもある。
やわらかく、無毛の越年草で傷つけるとやや悪臭がありやや湿ったところに生える。
茎は高さ20-50cmでいくらか角ばり、葉は2~3回羽状に細かく裂ける。
花は茎の上部にびっしりと総状につき、紅紫色、まれに白花もある。
花弁は4個で、外側の2個と内側の2個は形が異なっている。
外側の花弁のうち上の花弁は後ろが袋状になってつきでる、内側花弁2個は先端が合着している。
品種として先端に紫色があっての白花をシロヤブケマン(Corydalis incisa f. pallescens)、
完全な白花をユキヤブケマンという。
同じような姿の草にジロボウエンゴサクがある。
姿は小型で、地下の塊茎は丸く葉の切れ込みが少なく丸い。
*   *   *   *   *
里山にも春到来、桜の花見を早々に切り上げ散歩すると、
落ち葉の絨毯の中から顔を見せる草花達。
桜の樹の下で盛り上がっているのも楽しいが、
林床の中で魅せる草花、森林浴の極致だ。
林や竹藪の中を通る風の風合いを「細香」と称する。
古い仏法典の中に出てくる。「和」を意識できる表現だ。
#ブログ #植物

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“庭の花=2018/4/12”《襍感・/・点描‘18-20》

アカカタバミ(赤傍食・赤片喰・赤酢漿草) カタバミ科(Oxalidaceae)
学名:Oxalis corniculata L. forma rubrifolia (Makino) Hara
カントウタンポポ(関東蒲公英)  キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum

《時節感慨・・呟記・・》
アカカタバミ(赤傍食・赤片喰・赤酢漿草);
カタバミより葉が赤いのでアカカタバミ、カタバミより葉もやや小型。
花弁はカタバミよりやや橙色が強く、花弁の基部付近に赤い輪の班紋がある。
カタバミの葉は夜閉じ、半分食べられたような形に見え「傍食」と名前がついた。
茎はよく枝分かれし下部は地面をはい、上部は立ち上がる。
葉は3小葉で赤紫色を帯び、葉の脇から散形花序を出し、乾いた場所を好む。
サギゴケ(鷺苔・白花鷺苔)も満開、その中に可愛い赤傍食がみえた。
関東タンポポは、しばらくまえに開花していたようだ。画像で分かる。
カントウタンポポ(関東蒲公英);
ヒロハタンポポとエゾタンポポとの交配からできたと考えられているが、
現在は両性生殖で独立した種とする日本固有の自生種である。
若葉を油炒めで、花は天ぷら、そして根はキンピラにして夕食を飾った。
いよいよ・・・春って感じになってきた。
*   *   *   *   *
野草の花々を眺めていると、健気さを感じる。
開花時期は、年によって違うが、順番は殆ど変わらない。
だが花の勢力(数)は、育つ環境によって左右するか!!
陣取り合戦の様で面白い。年々、鷺苔が勢力を広げてきた。

話は変わるが、社会を見ると・・国の最高機関たる国会の場が狂ってる!!
野党議員の追及は本質から外れ議論・審議が全くない。答弁にも問題あるが。
問題の出所も総べてマスコミによってのもの、野党の調査能力の低さ疑問だ。
この様な国会では、外交問題が表面に出てこない。それを意図的にしてる??
一庶民ですら感じる危惧感、国民の多くは如何に感じておられるか!?!
特に「拉致被害者」の救出を国全体として声を大きくしないといけない時が今だ。
与野党問わず一丸になってアピールする時ではなかろうか。
一個人がわめいてもなんの力もない。ただただ祈るのみ。
国会から聞こえてくる声に、情けなさを感じてしまう。
代議士って国民を「忖度して」語るべきでしょ。
否・否、今の議員さん、国民と言う隠れ蓑を利用して党利党略に邁進している。
自衛隊って軍隊に準ずる組織ではないのか??
自衛隊の日報は、いわゆる軍事作戦の『戦闘詳報』基本的には非公開であるはず。
これ等を考えても根本から、つまりは憲法から改善すべき、と思える。
言葉尻を言うのではなく本質・本論で議論して欲しい。こんな見かた偏見か??
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“庭の花=2018/4/7”《襍感・/・点描‘18-18》

ハナニラ(花韮) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Ipheion uniflorum Raf.
別名:セイヨウアマナ、スプリングスターフラワー、ピンクスター
サギゴケ(鷺苔) ハエドクソウ科(Phrymaceae)
学名:Mazus miquelii Makino form. albiflorus (Makino) Makino
別名: シロバナサギゴケ(白花鷺苔)
ヤマサギゴケ(山鷺苔) ハエドクソウ科(Phrymaceae)
学名:Mazus miquelii f. rotundifolius

《時節感慨・・呟記・・》
ハナニラ(花韮);
ハナニラ属はユリ科からヒガンバナ科へ、属もトリスタグマ属へ移動された。
が、RHSではIpheionとしている。まだIpheion属とするのが一般的か。
観賞用に栽培されているが、全体にニラ臭がある。
鱗茎は楕円形、外皮は淡褐色。葉は肉質、広線形、扁平。
花は単生で漏斗形、苞は花柄の基部に2個つき花の下部から離れる。
花被片は、星形に開出し白色~淡紫色、裏面の中央脈が紫色になる。
花筒は倒円錐形で紫色の筋がある。

サギゴケ(鷺苔・白花鷺苔);
ムラサキサギゴケの白花だが、一般的にはただのサギゴケと呼んでいる。
ムラサキサギゴケは何処でも見られようが、白花はめずらしいようだ!?!
我が家の子庭では、お花畑、2階から眺めると残雪のように沢山咲いている。
新分類(APGⅢ)ではゴマノハグサ科からハエドクソウ科に移された。

ヤマサギゴケ(山鷺苔);
ムラサキサギゴケと良く似ているが、花をやや立ち上げて咲くのがヤマサギゴケ。
茎や匐枝に毛が多く、萼には腺毛も生え、匐枝につく葉が小さく丸いのがヤマサギゴケ。
何故我が家に育っているか???
*   *   *   *   *
日頃、意識して観察せず、ボーット眺めていた。
だが近寄って観察すると、えぇ~~!って驚いた。
注意力散漫で・・・・以後しっかりと観察しなければ、と反省^^)。
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