12月16日(日)にこどもボランティアスクールを尾張一宮駅前ビル (i-ビル)で開講しました。内容は車いすに乗って館内や名鉄一宮駅構内を 移動して気づいたことを、グループごとにまとめ発表するというものです。 誰にとっても住みやすい「やさしいまち」とはどのような 場所でしょうか?一言であらわすのは難しいかもしれませんが、 皆さんはこの日の体験を通じて考える手がかりを たくさん発見しました。車いすでも通れるよう広くなっている改札口や、 お金の投入口が車いすと同じくらいの高さにある自動販売機・・・ 施設を快適に利用するための工夫です。 名鉄一宮駅では、駅員の方が車いすでの電車の乗り方を 説明してくださいました。車いすで電車通勤をする私も 日ごろからお世話になっています。 午後からはグループワークです。様々な点に着目して 意見を持ち寄り、発表として形にしてくれました。体験した場所は 同じでも、まとめ方や発表の仕方はグループならではのもので、 皆さん時間をいっぱいに使って最後まで真剣に取り組んでいました。 今年度のこどもボランティアスクールは、この日で最終回。 帰り際に「また中学校で会おうね」と再会を約束する方の姿が 印象に残りました。こうした気持ちも、お互いに支えあって 過ごしたからこそ生まれるものだと思います。参加者の皆さんが 思いやりの心を実感する機会となっていれば幸いです。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 地域福祉グループ