古い韓国映画『将軍の息子』ではイケメンヤクザ君がバカ日本人のナカムラさん(だったっけ?)を退治https://movies.yahoo.co.jp/movie/10727/
美しい女性(男性も)は国境を軽々と超える
私が韓国に住んでいた90年代はもう100%、韓国映画に出て来る日本人はとんでもない卑劣な奴ばかりでした。残酷であり金の亡者でもあり、さらには変態。物語中にさりげなく入るプロパガンダ的セリフ、「桜(空手なども)は本当は韓国が発祥の地なのよ」なども目立ちました(今はどうでしょ?)。
私は日本人だから「おいおい」と思いますけど、そういう映画を見て育つ韓国人にとっては、私たちがいくら浅はかだとなじろうと、真実のように感じてしまう可能性大。また、これを見た外国の人も同じような印象を持つかもしれません。
そして今、韓国映画やドラマがまるで大波のようにアメリカに届いています。
思えば、2001年に日本で公開された映画『JSA』の俳優陣を取材した時のこと。あの時、アンソンギさんに言われて印象に残った言葉が「韓国政府は映画産業を支援している」「いずれ韓国を(当時アジアの映画産業の中心地であった)香港のようにしたいと思っている」でした。
あの時は「まさか、韓国が香港になるなんて」と思いましたが、2020年の今、韓国は本当にアメリカのエンタメ業界で香港どころじゃない大きなコンテンツとなりました。今ではNetflexには「韓国映画・ドラマ」というジャンルがあり、ゴシップ系のニュースサイトにもKポップスターの情報が当たり前のように載っています。
私の英語プライベートレッスンの先生はアメリカの高校生なのですが、彼女もうっとりとして言います。「旅行したい国は韓国!私も友人も皆、韓国料理も食べに行くし、韓国ファッション、韓国コスメにも夢中なんです!」。
韓国の美男美女が映画の中で日本の悪口を言えばその影響はいかばかりか。韓国政府はこの最強のプロパガンダ法とイメージ戦略、そこから派生するあらゆる購買を20年以上前に予測していたのでしょうか。だとしたら、あっぱれとしか言いようがありません。
日本と韓国のエンタメで違うのは、韓国のエンタメが実にハイクオリティーであること。ドラマの「金持ちと貧乏」「有名人と一般人」「不治の病」のような素材はしばらく見ていると飽きるにしても、映画の重厚感やBGMを含む美的演出はハリウッドのそれに引けを取りません。
また、歌手なら、歌、踊り、どちらも秀逸で、見た目はクールビューティー。日本のエンタメは、踊りは上手でも歌は学芸会程度でOK、見た目は「どこにでもいる親しみやすさ」もしくは非常に幼い少女…言ってみればロリコン系。これはなかなか世界に打って出られません。この土壌は悩ましい。
人間は目で見る美しさに弱いもの。裁判官でさえ、美人の犯罪者には軽い量刑を与えてしまうほどのこの世界で、日本もそろそろ「美しさ」で魅了することに尋常じゃないほど力を入れる時がきています(性能はもうばっちりですから)。
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アメリカや韓国に住んで、そこから日本を見ると、日本という国がどれほど素晴らしいかよく分かります。コロナ一つ取ってみても、世界一リスクの高い最高齢国の日本がここまでうまくやっているのは、称賛に値することです(このままがんばれ!)。
先日、菅首相が所信表明で「温室ガス2050年までにゼロ」と発表しました。実際に地球にとって温室ガスの削減は必要か?という議論はありますが、こういう「世界・社会に貢献する政策」は、日本のイメージアップにも役立ちます。何なら実際に実践できなくても良いのです。
そんな中、中国は10/27日、「2035年にガソリン車全廃」政策を発表。やりますね。これから中国はこういう政策をどんどん打ち出して、世界から見た中国のイメージを変えていくでしょう(実際に実行せずとも、イメージ戦略としては大)。言ってみれば、粗野で野蛮なイメージの国から、クリーンで環境問題を先導する知的なイメージの国へ。
日本は誠実な国なので、どうしても「本質」にこだわります。本当に温室効果ガスの削減が必要なのか?――必要ないから出しまくろう――というのが本当は正しい回答かもしれませんが、しかし波に乗っかってその方向性でマーケティングや開発を進めていくのは、企業ならどこでもやっていることです。日本の国もここはこの波に乗っかって、世界中が好きそうな方向性で優位に立てばいい。
ちなみに、日本のイメージを大きく下げている事柄の一つは、象牙の輸入です。WWFによると、年間2万頭超のアフリカゾウが密猟の犠牲となっており、その目的はただ「象牙」だとされています。私は仕事でアフリカ関連の記事を翻訳する機会があるのですが、牙が切り取られたゾウの死体のくだりはには怒りがこみ上げるほど――しかし悲しいかな記事の結論は、「‟アジアの国”が象牙を欲しがっている」です。どの国でしょう。
未だ象牙市場を維持している日本は「死んだゾウの牙を輸入しているので問題ない」と反論していますが、「高価で買い取る市場」と「密漁」の関係は誰もが怪しむものです。李下に冠を正さず。「イメージ戦略」の観点で語れば、いかにも怪しい動きはやめた方が良いということです。
日本政府は「象牙の輸入によりアフリカの経済をサポート」ともしていますが、こういう「イメージダウン甚だしい方法」でアフリカをサポートするのはお金の無駄。どうせお金を使うなら、イメージアップが可能な方法でサポートすべきです。
中国は既に2017年に象牙市場を閉鎖。韓国もこの象牙問題は、鬼の首を取ったように日本を非難しています。慰安婦問題他とセットで喧伝すれば、イメージダウンの相乗効果が得られますからね。日本は素晴らしい国なのに、イメージ戦略的に脇が甘いのです。一方で韓国は映画産業や韓流スターにより、イメージアップはかなり先手をいっています。
「動物保護」の意識は時代が進むにつれて高まるばかりで、逆行することなないでしょう。それはまるで「先進国度」、あるいは「野蛮度」を計る定規のように捉えられているので、この分野でつけ込まれるのではなく、利用するぐらいの動きが欲しいところ。
センシティブな問題ですが、イルカ漁やクジラ漁(‟調査捕鯨”にしては、年間850頭は多過ぎる)も「イメージ戦略」の観点から見ると、やめ時かもしれません。日本の伝統を守りたいのは私も同じですが、悪いイメージが大き過ぎます。
例えば、私たちが中国の猿の脳を生きたまま食べる方法や犬肉祭りを見た時、どんな印象を持つでしょう。野蛮だと思うし、「伝統」だと言われても納得いきません。欧米諸国の人から見ると、日本のイルカ・クジラ漁はまさにこの印象。なぜ欧米諸国の目線で私たちの食文化を変えなければならないのか、という怒りもごもっとも。でも世界各地に少女像がたてられるなど日本のイメージダウン政策が絶え間なく展開されている現代、完全防備で隙のない日本でいるために必須の戦略的選択です――負けて勝つ。クジラが増え過ぎたら、その時、日本の出番です。
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米東海岸にはかつて「ラスベガスに次ぐカジノ都市」と謳われたアトランティックシティーがありますが、現在は見る影もなく衰退しています(人気ドラマ『Sex and the City』でキャリーたちが旅した時はとても華やかでしたね)。
一方、ショーなど総合的なエンターテインメントに力を入れたラスベガスは発展を続け、ここ10年の失業率は年々減少。昨年の失業率は最も低い3.9%をマークしていました(ちなみに日本の昨年の失業率は2.4%。低い★)。
ところがパンデミックにより、今年春過ぎに失業率は34%まで一気に上昇。実に市民の3人に1人以上が失業している状態で、うちのご近所もほとんどの人が仕事を失っていました。そして銃販売店には長い行列――あの時は、いつかうちの住宅地の入り口にバリケードやそれを守る自警団が必要になる日が来るかもと本気で思いました。
そして秋。9月の統計では、失業率は14.8%まで回復しています(日本の8月の失業率は3.0%)。昨日・先週といくつかのカジノホテルを訪れてみましたが、どこも以前とは違ったちょうど良い感じの混み方で、かつコロナ前のような華やかな賑わい。もちろん、ネバダ州は公共の場でのマスク着用を義務付けていますので、マスクを着けていない人は1人も見かけませんでした。
※義姉からの追加情報:ストリップ通りにはたくさんのマスク無しの人が居たそうです(悲)。
加えて、カジノ大手のMGMグループは11月からショーの開催を決定。これでまたシルクドソレイユも戻ってくるかな?
食いしん坊の私にとってうれしいことは、ラスベガス名物のビュッフェが徐々にオープンし始めていることです。昨日はSouth Point Hotelのビュッフェに行ったのですが、コロナ対策として、料理はスタッフがサーブしてくれるスタイルでした。いっぱい欲しい時はちょっと恥ずかしいかな…なんて思ったりもしていましたが、いつも逆に「もう、充分!」と止めることばかりで「Really!?」などと言われる状態。そうだ、ここは大食い大国(←失礼)でした。
第二波が来るかも?と戦々恐々のアメリカですが、ソーシャルディスタンスとマスク、手洗いを気を付ければ、混み過ぎていない今のラスベガスはむしろ快適で狙い目かもしれません。秋の風はひんやりと心地良く、レッドロックキャニオンや牧場などで、トレッキングやピクニックを楽しむにも最適な季節ですよ。
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謎の写真発見。派出所の前で見知らぬお巡りさんと腕まで組んで何してる!? 全く思い出せません。
90年代の話なので、さて、今はどうなっているでしょう。
当時、韓国に住んでいたら、必ず聞かれるのが「結婚は?」でした。「まだです」と答えると、「なぜしない」「結婚しなさい」という説得攻撃。通りすがりの人や道を聞いたお巡りさんからまでも、年中、結婚しろ結婚しろと言われていました。
これが既婚者の場合は、熱量はそのままに「子どもはいるのか」「なぜ作らない」に変わります。
友人、Yちゃんはバスの運転手さんから質問を受け、マイクを通して「なぜ作らない」「作るべきだよ」と車内放送されたそうです…何かの罰ゲームでしょうか…。
子どもが欲しくても持てない人もいるので、そういうことは言わない方がいいと思うんですけどネ。まあ、私への「結婚しろ」攻撃に関しては、特に悪い気持ちになった記憶はなく、ただ「おせっかいだなあ」と苦笑していました。
時々とにかく延々と、本当に延々と説得してくれる人がいましたが、あれは困りました。こんこんと説得されても、ない袖は振れませぬ…。
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前回、インドの婚活リアリティーショーにハマっていると書きましたが、Amazon Prime(米版)にも婚活をテーマとしたドキュメンタリー『A Suitable Girl』というのがあります。アメリカ屈指の映画祭「トライベッカ」での受賞作品だけに、悲喜こもごもの展開が胸を打ちます。
https://www.amazon.com/Suitable-Sarita-Khurana-Smriti-Mundhra/dp/B07BH8YJMQ/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=suitable+girl&qid=1603141361&s=instant-video&sr=1-1
紹介されている3人のインド人女性の中、メインとなる女性は少々ぽっちゃり体型で、それが理由でお見合いで連敗中。インドのお見合いで人気の女性像は
・細身の体型
・美しい顔
・白い肌
・高い教育を受けている
・良家の出身
なのだそうです。
彼女の30歳(か31歳)の誕生日のシーンがありましたが、親戚の子どもからも「早く結婚して!」と言われる強烈な圧力。お見合いで初めて惹かれた男性にも例にもれず断られ、ついに泣き出し(上)、寝込んでしまいます。
驚くべきことに、登場する3人の女性の1人が、前回紹介したNetflixのマッチメーカーSimaさんの娘さんでした!(ちなみにSimaさんと瓜二つ)数々のマッチメイキングを成功させているSimaさんですが、「自分の娘の相手は選べない、分からない」と苦悩します。
3人の婚活の結末は、見てのお楽しみです。
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最近、マヌケなポータブルサウナに朝晩2回入っていまして…(棚から生首状態)。その間、暇でしょうがないので、ひたすらNetflexやAmazon Primeを見ています。
サウナの話: https://jp.bloguru.com/RuCommunications/380713/2020-08-18
その中で意外にハマってしまったのが、インドの婚活リアリティーショー『Indian Matchmaking』(Netflex:日本語版あり)です。どうやらインドにおける両親や社会からの「結婚しろ」という圧力は日本の数十倍(←肌感覚)のようで、気の毒なほど!https://www.netflix.com/title/80244565
「インド人を理解できることはない」とかつてのインド放浪で体感した私ですが、こうやって一人一人の葛藤を見ていると、やっぱり国は違えど人の感情は同じですネ。婚活中の「一生一人なのかも…」という不安な気持ちは日本人でも同じですし、「お見合いに失敗するたびに母さんの血圧が上がる」と嘆く男性も日本のどこかにいそうです。
また、結婚相談所のマッチメーカー、Simaさんもとっても魅力的です(上写真中央)。「自分の子どもの結婚相手と思って探している」という信条通り、親身に相談に乗り、励まし、時にため息をつき。写真右下の黒髪の女性がとんでもなく鼻もちならないお嬢さんなのですが、彼女についての愚痴をこぼしている姿もなんだかコミカル。
続けざまにインドのリアリティーショーばかり見ているのは楽しくてしょうがないのですが、目下の悩みは私の英語がインド的発音になってきている点です。
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一昨日、友人と会うために食事の準備を急いでいたら、包丁で思い切り指先を切ってしまいました(涙、急がば回れ…)
傷は幅1センチ、深さ2ミリぐらい。指先というのもあって、まな板はみるみる血の海となり、薬のある棚まで血の道しるべができてしまうほどでした。
でも安心!私には化膿止め軟膏「ネオスポリン」があるもの!
何しろ以前、転んで膝に大きな擦り傷を作った時、この軟膏には大いに驚かされたのです。塗った直後に、破れた皮膚一つ一つがズズズっと伸び、立ち上がり、ばしっと折れ、皮膚を元通りに覆っていったのですから。その作業時間(?)約30秒。「なになに、私、何を見たの!?」という気分でした。
ですから今回も「きっとネオスポリンが治してくれる」と、涙目ながらも患部にそっと塗ってみます。でも、今回はざっくり割れ目だから無理かも…。
待つこと10分後、ゆるゆる割れ目がズイズイと動き、ぴったりとくっつきました!さすが、ネオスポリン、一瞬、疑ってごめんなさい…。
アメリカの市民薬のようなこの軟膏、まだ持っていない人はぜひ常備してみてください。
※抗生物質を使用しているため、長期や妊婦の使用はお勧めできないようです。副作用も使用前に確認してくださいネ。
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全ての加工機能を最強モードにした私(笑)。でも確かに右上の現実写真は、大きいサイズでは決して載せられない代物なので、加工したい気持ちは分からないでもない。
最近、ご近所掲示板サイトに「Hi、皆さん~、最近この地域に引っ越して来ました。友達になってください」というコメントが載ったのですが、そのプロフィール写真が最強加工済み。桑田選手の息子さんのような印象でした。
そこで私も自分の顔写真に最強加工を施してみました(笑)。
結果は…こわい!
私個人としては、シワがあったり、年齢を重ねていたりしている顔写真も悪くないんじゃない?と思っています。もちろん高解像度+巨大使用はご勘弁ですが^^!
私の心を覗いてみると、
若く見せる < 年齢を重ねた美しさ
です(が、決して実践できてはいません!笑)
周囲の先輩女性たちを見ると、もちろん若い頃はシワ一つない肌でさらに美しかったと思いますが、今は優しさや温かさが瞳の中に灯っていたり、経験から来る安定感や知性が漂っていたり、内側から湧き出るまた別の美しさがあります。
私もあんな風になれたらなあと思いますし、そのためには日々、誠実に、丁寧に生きていくことが大切なのだろうと感じています。――でも、顔を細くする加工は、いいな!(by 丸顔が悩みの私)
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@realDonaldTrump
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コロナ陽性のトランプ大統領がまさかの3日で退院しました。
ホワイトハウスに着くなりマスクを外すパフォーマンスがアメリカをざわつかせていますが、私が感心した(笑った?)のは、その抜け目のないイメージ戦略です。なにしろ退院してホワイトハウスに戻ってきた姿がドラマチック過ぎる!「戦場から戻ってきた英雄」ばりの構成が圧巻?です。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1313267143232942081?s=20
私自身も、見ていると思わずこれが「コロナ軽視で感染し退院した人」の動画であることを忘れてしまいそうです。
バルコニーでの23秒もの不自然な敬礼は、某テレビ番組では「1秒たりとも兵役を務めたことがないのに!?」などと揶揄されていましたが、これも背後からズームアップする美しく長いシーン用でした。
敬礼するトランプ大統領がまるで選ばれし神のように柔らかな光の中で佇むそのシーン(上の写真とは別の動画)。背後の遠景からドラマチックに近付くカメラワークと不自然な敬礼の完璧な組み合わせから察するに、これが計画的に撮影されたシーンであることが分かります。
公正を期すべき裁判官ですら、美人の犯罪者には軽い刑を与えてしまうほど、人間の脳はきれいなものや格好良いものに弱いもの。いくらなんでもこんな茶番には引っかからないよと思うかもしれませんが、分かりやすく魅了してくれる動画や写真に惹かれる人は多いのです。
大統領選はどうなるでしょうか。
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