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愛犬の死:サイキックに頼る

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愛犬の死:サイキックに頼る

アメリカに来て間もない、15年ほど前の話です。友人、そして最初の愛犬・アルジンと一緒にカフェにいたら、友人の知り合いという人が店に入って来ました。友人いわく「彼女は有名なサイキックなのよ」。続けて「動物の心も読めるの」。

当時私は元夫と離婚過程にあり、“2人の愛犬”だったアルジンを悲しませているのではないかと心配していました。それでアルジンの気持ちをそのサイキックさんに聞いてみました。

サイキックさんは静かに目をつぶって、テーブルの足元を嗅ぎまわっているアルジンの心を読み始めます。1分ほど待つと、彼女はゆっくり目を開けました。答えを聞くのはちょっと不安でもあります。「ごめんね、アルジン…心配ばかりかけて」。しかしその答えは――「アルジンはお腹減った、何か食べたいって考えています。それ以外は何も考えていません」――コケっ!

一瞬「なんじゃい笑」と思いましたが、よくよく考えてみると、犬というものは確かにそんなに小難しいことを考えていないのではないかと思えてきました。人間よりももっとシンプルに「お腹空いた」「遊んでくれて楽しいな」「一緒にいたい」などの考えの中で生きているのではないかと。もっと神秘的な、“らしい答え”を言おうと思ったら言えたのに、このサイキックさんはそういった事は言わずに、本当の事を答えてくれたような気がします。

去年、愛犬を亡くした友人はサイキックを通じて数カ月に一度は愛犬と話しています。愛犬が話す内容はとてもハイレベルで、「あの時、私が足を怪我したのはあなたに成長の機会を与えたかったからなの」「私は若い自分が好き。年を取りたくなかったから早く死ぬことにしたの」など。料金もかかりかかるようですが、友人はサイキックのサポートなしには、正気を保てていなかったでしょう。

私もバク君と死ぬほど話したい!でも多分、バク君はそういう高尚なことは言えないと思います。あの子はポケッとしてて、それでいてお互いの顔を見たらお互いに心にぴかっと光が灯って…とそういう本能的な感じのつながりでした。

私は私の中に、バク君の声を探すしかありません。



#ペットロス

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せめてものカスタム人形:愛犬の死

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せめてものカスタム人形:愛犬の...

「バクを悲しませないように、元気いっぱいに過ごそう」――だなんてまだ、意外なほど思えない私ですが、こういう時は仕事に助けられます。なにせ仕事中だけは、現実を忘れられますから…。

こうして少しずつ意識をそらしているうちに…とここまで書いて、「忘れていくのかな…」―――まるで悲しみが止まることが愛犬を忘れてしまうことにも思えて、心の向き場が分からなくなります。

考えすぎるのはやめましょう!

今はただ、台風とトルネードとハリケーンが一緒に来たような大嵐が過ぎるのを、暗い岩場の中でただ一人、待つだけです。

さて、そんな中、Etsyでオーダーしていたカスタム人形が届きました。作家さんがバク君に似せて作ってくれたのですが、第一印象は「別犬キタ!」。

でも毎日見ていると、ポケッとした表情など、バク君の特徴をよく捉えたなあと感心するようになりました。ボロボロな感じもいいです。

ちなみにちょっと細身過ぎたので(上の写真はまだ細い)、ハム体型だったバクに合わせて、可哀そうでしたが上から押しつぶして(><)少し小太りにしました。

今は、オバ(ー)チャンのくせに恥ずかしながら、この人形に話しかけるのが癒やしです。








#ペットロス #愛犬を亡くす

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浮上できず…愛犬の死

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浮上できず…愛犬の死
亡くなったペットや…そして亡くなった父も…どこに行ってしまったのでしょうね。

バク君(2月に亡くなった愛犬)が寂しそうな顔をすれば飛んで行き、外出先でもそわそわしながら過ごした14年間。今度は私がこんなに寂しそうな顔をしているのに、あの子は飛んで来てくれません。

なぜ。

同じようにペットや家族を亡くした友人は霊媒師を頼り、また他の友人は宗教の教えに答えを導き出し、心の回復をはかろうとしています。

私はただ自分の中に答えを見つけようとしていますが、明白な答えを話してくれる誰かがいない分、どうしても時間がかかりそうです。

皆さんはどうやって心を癒やしていますか?


#ペットロス #愛犬を亡くす

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