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セント・ニクラウスに下る
Jul
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集落が近づくと、山道が整備されていた。いった誰がどんな方法で、こんな大きな石を引き詰めるのかなぁ。
ジュング到着直ぐ手前で、行く手を牛が通せんぼ。立ち上がらせるのも悪いから、僕が迂回したよ。
ジュング(1968m)到着。ホテルか山小屋みたいな、泊まるところが有るかと期待したけど、無かった(ガイドブックには宿泊マークあり)。
大人4人乗りのケーブルカーで、セント・ニクラウスに下る。一応の運行時間はあるけど、その他でも4人集まれば、麓駅に専用電話を掛けて、運行してもらえる、みたい。
下の集落が1127mのセント・ニクラウス。ちなみにツェルマットは1616m。歩いて降りるコースタイムは1時間30分。
もう歩かんでいい、ハイキング靴、もう履きたくない!
これでツール・ド・マッターホルン、結願!・・でなくて、完結。5年前と違って、コースタイムの3割増しでないと歩けなくなった。・・でも、間に合った、ルン。
2019年7月2日(火)午後
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オウガスボルド峠(2893m)を下る
Jul
2
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こちらが、これから下って行くツェルマットの有る谷。
最後に見ておこう、今まで越えて来た峠たち。
この峠も北東面は、残雪が多い。僕はピッケルもストックもない。小枝でも持っていれば、グリセードで、さ~っと下っちゃうのに。この英国人若者達、ストックを持っている、けど雪上歩行に不慣れな様子。
傾斜が緩くなった雪面を、僕がレッツラン オンザスノー!って叫んで走り出したら、英国人達も、キャッキャ嬉しそうに叫びながら、付いて来た。これで一気に打ち解けた。
彼らも今日は、僕と同じ目的地。しかし雪の斜面、ガレ場の通過スピードは、僕の方が早い。湿地帯が始まった。何度も残雪と小川を超える。
ガレ場のルート取りは、体力よりも、経験値が物を言う、かな。
画面右側に、山道が見える。先の尾根を回り込むと、ツェルマットの谷の全容が見えて来るはず。
見えた~!けど、雲でマッターホルンは見えない、ヘロ。ブライトホルンは、かすんで見える。
2019年7月2日(火)午後
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オウガスボルド峠(2893m)を越える
Jul
2
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夜半に降った雷雨が朝、止んだよ。ホテル横の標識には峠まで3時間、ってある、けど僕は4時間だな。頑張ろう!最初の1時間標高差500mが辛い。急登・森の中で視界なし。
標森林限界を越えた。高2200を過ぎたな、昨日越えたメイドゥ峠は・・・
上の写真と連続写真。昨日の峠は、写真右3分の1のところ。
昨晩のホテルで一緒だった若い英国人が、追い付いて来たぞ。
標高2400かな、湿地帯が始まった。
今日のここまでは、コースタイムどおり。曇りであまり暑くない。水は毎日意識的に沢山飲んでいるよ。山には沢山の小川が流れているから、水の補給は簡単だ。・・え?小川の水、飲むんですか?って?・・上流に牧畜が居なけりゃ、飲みっせ。美味しいもん。
あのコル(峠)まで・・・
オウガスボルド峠(2893m)、到着!峠って、いいね。それに何故か希望を感じる、嬉しい。
2019年7月2日(火)
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ハル
海外手配専門(手作り旅行)旅行社勤務していた。本人はとにかく毎週外遊びに夢中。パラグライダー、自転車、ドライブ、スキューバーダイビング、山登り、スキー(ボードは全くダメ)
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