ハルのブログ

下の写真は、最近の「彼ら」。上のポスター写真左から・・ Wil Wheaton。日本では知られていなが、コンスタントに映画・テレビに出演。 River Phoenix。23歳の時、薬物乱用で死亡。 Jerry O'Connell。大学卒業後、映画界に復帰。 Corey Feldman。薬物、幼年期性的被害者暴露など。現在も俳優。

修理完了の連絡を、予想よりもかなり早くもらった。ブレーキだけのつもりだったけと、フロントフォーク交換もしてあった。それに合わせてフロントリムも交換。予算オーバー・・仕方ないヤ。遊びの経費をけちると良い事にはならないからなぁ。パーツ代+修理手間賃+消費税＝¥101,384 ！！

好文亭にある茶室の待合。 茶室「何陋庵」（かろうあん）。 廻り廊下はすべてこれ式。これ杉の柾目。横滑りしない。いいね！と感想を管理人のおじさんに話したら・・しかし子供が滑り歩きをして、板のささくれが足に刺さって・・で絨毯を敷こうか、との案が持ち上がっている、と。う～ん、何か別な方法をお願いします。 萩の間の襖絵。田中青坪（せいひょう）画。 梅の間。これも田中青坪（1903ｰ1994）が描いた。これもイイ！ 田中青坪・・興味がわいた。群馬県前橋生まれ、最初は西洋画を学んだ。・・どこぞで彼の作品をまとめて観られるチャンスはないかな。 ぼ～っと、焦点定めず眺めていたい。好文亭の最上階から。 これ、すごい。雨戸の立て閉め時に直角に通す装置。感心した。これで雨戸の扉袋の設置個所を少なくする事が出来る。 大洗海岸、筑波山がここから眺める事が出来たそうな。今はそれ叶わない。

南門そばに、ようやく三分咲きの白梅を見た。この斜面に正岡子規の歌碑があった・・「崖（がけ）急に　梅ことごとく　斜めなり」・・う～ん、人生に通じるな～ぁ。 まだまだ見頃を迎えない梅の花。カメラを向けたくなる梅の木は3000本の内、まだ3本だけ。売店のおば様に満開を訊ねたら、2月下旬かなぁ、と。残念・・その時期は故郷山陰の旅に行っているはず。 眼下に開けるのは千波湖。湖の面積は開園当時から比べると、干拓の為に4分の1になっているそうな。ジュネーブ・レマン湖の噴水とまでは行かないが、勢い良い噴水だ。 東西梅林を歩く。まだまだつぼみは固い。目に前のわずかな皮一枚で命をつないでいる老木に見入った。 今、ひときわ存在感のある「八重寒紅」(早咲き種) ここが表門。この先にうっそうとした孟宗竹林と大杉林が広がる。 見事な孟宗竹の竹林。背筋が伸びるネ。 200円払って好文亭に入った。夕方4時の斜光に世の中が美しい。

目が欲しがったので、こんなに注文してしまった。さて、完食出来るかな？王将で外せないのは、肉と玉子と木耳の炒めたの。それと餃子だ。写真撮り忘れ、だいぶ手がついてしまった回鍋肉。 喰ったぁ～！失礼、クッタ～は動物が食べる様に感じるから「おげひん」ね。・・いや～、そう言いたくなるほど満腹。１個残った餃子の行く末が気に掛かるって？・・お腹をさすりながら、ため息と共に僕のお口に消えて行った。 お勘定、お願いしま～す！

山から離れて、南の沖を飛ぶ。この古賀志山から関東平野が南に始まる。 沖で高度が下がると、山に戻って高度稼ぐ。A社とB社のテイクオフが見える。僕はB社にチェックインしている。 B社テイクオフ上空。 A社テイクオフ上空。 古賀志山全景。 線状の樹木でA社とB社のランディングが分かれている。僕は右側のB社に降りる。僕の車も見える。 宇都宮はロード自転車が盛んだ。ツーリング中の三人が興味津々、見物に立ち寄った。 オーダーメードのこの自転車、すごいね。カーボン（炭素繊維）とクロモリ（鉄）の岩手県のビルダー（製作）だってサ。パラが２機以上買える値段だ。

彼のお墓は大宮霊園にある。エベレストで行方不明だから遺骨はない。急きょ、宇都宮に行く気になった夕方、やっちゃんのお墓に立ち寄って、線香をあげて来た。今年初めてだから。 このお墓に立つと、やっちゃんの少し鼻に掛かった柔らかい声が聞こえて来る。登山の死亡事故は確率みたいなもんか？森田さん（勝）、恒夫さん（長谷川）、高見ちゃん（和成）、佐々木ちゃん（よしまさ）、しょうへいチャン（和田）、進さん（中村）、尾崎ちゃん（隆）、堀田さん、昇さん（山田）、康子さん（難波）、・・みんな山で死んじゃった。ヘロ。

アルフレッド・シスレー（1839ｰ1899）「ロワン川沿いの小屋、夕べ」（1896）油彩/65x81cm。シスレー・・大好きです！「普通」を感じる。しかしこの普通がなんとも心地よい。 オディロン・ルドン（1840ｰ1916）「大きな花束」（1901）パステル/世界最大級のパステル画（だってサ。サイズ今、不明）ルドンの描く植物画は、その前に立つと不思議な気分になって来る。この絵は吉野石膏コレクションではなく、三菱１号館美術館が所蔵する。これを「今日の１点」にしようかな、とも思った。 アンリ・ルソー（1844ｰ1910）「工場のある町」（1905）油彩/46x55cm。ルソーの絵、なんだかホワッとした気分にさせてくれる。ルソー、好きだな。 パブロ・ピカソ（1881-1973）「フォンテーヌブローの風景」（1921）パステル/50x65cm。 ワシリー・カンディンスキー（1866ｰ1944）「結びつける綠」（1926年）油彩/84x58cm。観ていて、色と形に心が踊る。 モイーズ・キスリング（1891ｰ1953）「背中を向けた裸婦」（1949）油彩/74x55cm。背中の量感がいいね。 マルク・シャガール（1887ｰ1985）「天使と恋人たち」油彩/150x120cm)。う～ん、シャガールね。生意気を言う訳じゃないけど、南仏ニースのシャガール美術館でシャガールを観て以来、他の美術館でシャガールを観ても感動が薄い。それと旧約聖書を知らぬ事には、その絵画の意味が理解出来ない。 「吉野石膏コレクション展」・・予想外に良かった！　　
昔の実業家って、いいね。文化的意識が高いね。近年の実業家にそんな人、現れないかね。以下2019年長者番付１位から10位・・柳井氏（2兆7670億円）、孫氏、滝崎氏、佐治氏、三木谷氏、重田氏、高原氏、森氏、永森氏、毒島氏(4950億円）。

この美術館、東京駅丸の内南口から400m。初めての訪問だ。周辺は最新鋭の高層ビルが建ち並ぶ中、時代を感じさせる素敵な建物だ。 入っていきなりこのコローだ！大好きなコロー。僕がコローを好きな理由はなんだろう・・う～ん・・寒々とした空気の中に、繊細な高木、更に繊細な消え入るような枝と、寒風にも落ちなかった葉、かな？
バスティスト・カミーユ・コロー(1796-1875) 「牧場の休息地、農婦と三頭の雌牛」1870ｰ1874　油彩/46x38cm ルイ・ブーダン(1824ｰ1898）「アブヴィル近くのソンム川」（1890ｰ94頃）油彩/61x50cm
最近（半年以内）どこかでブーダンに出会った。いいな！って思った。・・あっ！ポーラ美術館でだ。これもイイな。早いスピードで移り行く月と雲だ。 カミーユ・ピサロ（1830ｰ1903）「モンフーコーの冬の池、雪の効果」（1875）油彩/114x110cm.。寒いな。そして大胆に中央に配置された構図。当時パリで流布していた浮世絵の影響か？（解説書の受け売り）
オーギュスト・ルノワール(1841ｰ1919）「シュザンヌ・アダン嬢の肖像」(1887）パステル/61x50cm。このモデルは銀行家の10歳のお嬢様。パステルで描いてもこれだけの表情がだせるんだね！・・って事でこの際、パステル、クレヨン、クレパスの違いをググってみた・・ふ～ん。 クロード・モネ（1840ｰ1926）「テムズ河のチャリング・クロス橋」（1903）油彩/73x100cm.。このモネはいいね！ クロード・モネ「サン＝ジェルマンの森の中で」（1882）油彩/81x65cm。僕の「今日の一点」はこれにする！色彩の豊かさに、今日の冷たい外気を払拭してくれそうだから。そして今時分にMTBでシングルを下る、夢心地の様な一瞬を感じるから。 クロード・モネ「睡蓮」（1906)　油彩/81x92cm。モネと言えば睡蓮や積みわら。しかしそのいずれも僕の好みではない（良さがわからない）。しかしこの睡蓮はイイね！・・イイ、いい！

今日も「かつぎ上げ」。モノラックに乗って登ると700円の費用がかかる。節約セツヤク。パラグライダーはスポーツ的要素が少ない。スポーツ的要素を補うためにも、かつぎ上げを心がける。 サーマル(上昇風）を待って待って、ようやくその気配を感じて、僕、テイクオフ。 今日は、新潟、宮城、山形からの飛び人も飛んでいる。風が良好で無いから練習生は、地上で初期動作の練習中。この青空も予報どおり30分後には雪雲を伴った強い北風になった。 タンデム（二人乗り）が、スパイラル（きりもみ降下）講習を終えて降りて来た。

風が怪しい。西風なのだ。集まってみたものの、テイクオフに上がるには・・・と、西風をバスで遮断してダラダラと雑談。 昨日、テイクオフ下の木にツリーした（木に引っかかる事）「ク○○○」は助け作業員に、お礼のビールを。 風向き良くない中を、20人くらいが飛び出した。しかし天気予報どおり、雨が落ちて来た。一斉に降りで来た！ 飛び終わったら、最初から予定していた「川向こう」の人気食堂へ。頂いたのはご覧の300gハンバーグ。これがうまいんだな！

夕方４時から蔵開き開宴。 15代目の若い酒造主が挨拶で・・今年（明けて去年）の酒米は正直、出来は良くない。米が固い。その分、酒粕は豊富だ、と冗談で苦労を語る。 地元の名士（国会議員、県会議員、警察署長、銀行支店長などなど）や、そうでない一般人も、わいわいと集まった。250人くらいか？僕らパラ飛行人30名もご相伴にあずかった。 新酒で乾杯の後は、お食事が・・にぎり寿司、おでん、サンドウイッチ、唐揚げ、かまぼこ・・そして新酒が・・日本酒をあまり頂かない僕でさえ、うん！うまい！って赤い顔して沢山頂いた。 沢山、商品ブランド、あるのね。 N氏＆Y崎さん。Y崎さんは僕らの遊び場、代表者。 帰りには１kgの酒粕をお土産に頂いた。この酒粕で石狩鍋、粕汁、豚汁を作ろう。甘酒も。

山を離れて沖が面白い。 試乗機のBGD社のキュア2が降りて来た。ニコニコ顔で。 リトル・クラウド社の軽快機GT2も降りて来た。 「ウッキー」のサングラスがかっこイイ。

今年初めての僕のホームエリア。場所は神奈川県松田町の酒匂川河川敷。今日はテイクオフ地主さん「中沢酒造」の蔵開き＆聞き酒の行事日。集まったのは３５人。 「一般人」はテイクオフに車で登る。僕ら５人は歩いて登る。その道中、ミカン＆レモン畑を通る。これはレモン。 レモンを見るのは珍しい。 整備されていない林道？を登る。 最後は力まかせのやぶ漕ぎで、車道に出た～！ 到着してみれば、「ウッキ～」が前からの風を待っている、もう５分もこの状態で待っている、と。フォロ（後ろ風）が続いている。 僕も、わずかなアゲンスト風（前からの風）を使って、テイクオフ！ 東名高速道路、国道246号、JR御殿場線をまたいで、酒匂川川原に降りる。

漕いで登れなくなると、押し上げだ。流石の赤シャツも、押して登る。僕はもっと下から、自転車を降りて押して登っていた。 その後は、落ち葉敷き詰めた快適な下りだ。 この後、枝に肘を取られて・・・ 転倒だ～ぁ。しかも水の入った沼地へ。右ひじ、右手袋、ドロドロ。ヘロ。でも何故か悲しくなく、愉快だ。先行していた赤シャツが、降りて来ない僕を心配し戻って来た。大笑いして写真を撮られた。 こんな静かな舗装道もあるコース。写真には写らなかったけど、向こうに相模湾が見えている。

テイクオフに戻って来た。 僕と同じ機体＝BGDライオットが、小気味良く飛んでいる。楽しそうな動きをしている。 １時間強飛んだ。風向きが良くない方向に変わる予報だ。余裕を持って早めに着陸。これがいわゆる「大人の飛び」っていうヤツさ。 これがこの地方の特産「鹿沼土」だ。とても水はけの良い土。園芸に最適。 雨を避けるビニールハウスに入っている。 乾燥させて、出荷される。

車中泊で目覚める、朝のこの時間が僕は好きだ。 朝食メニューは代わり映えのしないけど、充実感ある時間だ。野菜サラダ+ベーコンエッグ+豆腐+牛乳+珈琲。 歩いてテイクオフに登る。「一般人」は傾斜地果樹園作業用に使われるモノラックと言う、小型エンジンの超小型モノレール乗り物登る。 歩いて45分でテイクオフ到着だ。 飛んだよ！山から離れて、沖へ出す。厚生年金会館までもうちょい。 沖のサーマルハントは、これまた楽しい。この手袋「ワークマン」で1,980円也（安い）。暖かい、けどカメラのスイッチ操作には、ゴアゴアしてストレスあり。 この鹿沼市郊外には、ご覧のビニールハウスが建ち並ぶ。ハウスの中には植物ではなく、土が入っている。土は「鹿沼土」と言う、園芸用高級土だよ。 沖からテイクオフの山、古賀志山を振り返る。

結局は回転寿司。１２皿。お腹は超満足。しかし気持ちはまだ食べたい！悩む。その末に更に皿２枚。う～ん、立っているのも横になるのも、面倒くさい、クルジ～！何とかしてくれ～。

高雄空港周辺は、深い濃霧だった。離陸後高度200m上がれば、雲海の上。高雄のランドマークタワー「85スカイタワー」(341m)も雲海の上に頭を出していた。（写っていないけど） 僕は飛行機の窓側席が好き。子供の様に窓にへばりついて、ず～っと地上を見る。空想を膨らませて。 雲がそれぞれの谷を谷奥へと詰めて行く。ウイングレッグ（翼の先端、跳ね上がった翼）の下に、台湾最高峰・玉山（3,952m)か？台湾の3000m超の山は253座あるという。日本は21座だ。しかも台湾の面積は九州と同じくらいなのだ。玉山・・僕30数年前の正月にアイゼンを履いて登頂したよ。その足で高雄駅前からレンタカーで探しながらサイチャにパラ飛行に行ったな～ぁ。

「Y字」上空までアッと言う間に到着。Y字上空は空気が乱れていて、結構忙しい操縦を強いられた。三地山トップアウトしたら、安定。テイクオフ上空に戻ろうとすると、どんどん上昇して行く・・よし、これなら次の目的地朝日山へ。と思うって機首を朝日山へ。しかし前進スピードの割りに沈下がひどい・・諦めた・・で、沖のサイチャのゴルフ場へ。僕のハーネスはNEO社の軽量ポッドのStay-Up。 ゴルフ場を越えて、竜宮城みたいな所の上空へ。 「一の橋」上空へ。その横に軽飛行機の飛行場がある。空域制限がある。一の橋は海抜500m以上で・・と聞いていた。今750m。

三地山トップアウト。 この三地山はテイクオフから３kmほど南、そしてテイクオフから北へ６kmほどでヘルメット山。その間で僕は遊ぶ。テイクオフから北へ30km弱の六亀（ﾘｭｰｸｴ)まで飛んで行く人もいるけど、その日がそれだけで終わってしまうので、僕は滅多に行かない。（技も無いしね、ヘロ） トップ・ランディング（離陸地点に着陸する事）。テイクオフが離陸希望者で混雑している時は、トップランはしない。 メッチャ広いよ。ストレスなしのランディング場。しかし時たまダスト・デビル（小竜巻）が発生するから注意。

サイチャのテイクオフは土俵状で、傾斜がない。ちょっとしたコツが必要だ。向こうの山は朝日山、その向こうが三角山。ヘルメット山は三角山の陰で見えない、三角山から北北東へ800mにある。 地元パイロットのダー・リャオ（本名Ben Liao)が撮ってくれた僕の離陸。 さあ、空中に出ます、鳥のように飛べるかな？（photo by Dah Liao） photo by Dah Liao photo by Dah Liao 三地山（1050m)トップアウト。 三地山山頂

モワッ～とした空気の中を、太陽が昇って来る。このモワッ～とした空気に居ると、頭の中の全てのネジがゆるみそう。緊張感が欠落します。これがまた気分よし。こんな生き方もあるよな～、と感じます。 このトタン屋根は「屏東夜市」の食堂街です。

街の随所に総裁選挙候補者の顔写真が微笑む。 これは現総裁の民主進歩党・蔡英文（ツァイ・インウェン）。民主進歩党＝台湾独立主義。南部台湾に強い。 こちらが中国国民党の韓国瑜（向かって左の人）（ハン・グォユィ）（現高雄市長）。中国国民党＝大陸中国寄り。北部台湾に強い。

１年前からこの屏東駅舎商店街は開業した。営業店が徐々に増えている。それに合わせて人通りも増えて来た。 「日式」＝日本式、という表現は良く使われている。日式ラーメンはここ屏東でも、爆発的に増えている。 このカレーライス、食べてみたいナ。 １年前から「丸亀うどん」あります！味やサービスシステムは日本と全く同じ。トッピングの天ぷらも同じ。値段は一割方高いかな。 いろいろなラーメン、豚カツ、丼物が並んでいる。・・食べに行った日本人の知人が「もういかない！」って口を尖らせていた。でも僕はまた行く・・僕、食への窓口広目だから。

正月3日目。今日も順調に飛行開始。普段は会うことの無い、古い知人とここ台湾では会える。下の青い機体は30年来の知人「カツオさん」、上の黄色いのはここ台湾だけで10年以上毎年出会う「スギちゃん」だ。 ひとつのサーマル（上昇風）に同心円状に飛ぶ。この状態は本当に楽しい時だ。 僕の上を飛ぶのは「スギちゃん」だ。 高度を稼いだら、次の目的地に向かう。雲底を行く。雲に入らぬように注意しながらネ。アクセルを踏む。 朝日山を経由しなくても、三角山に行けそうだ。ルン。 直線飛行って楽しい。朝日と三角の稜線西側を、アクセルオン！ 三角山上空には、先着の連中が飛んでいる。彼らの動きを参考にしながら飛ぶ。 夕方4時。あ～楽しかった！ルン。「シオジー」も降りて来た。彼も30年近い経験豊かなパイロットだ。

元旦だ、走り出なくっちゃ。今年も山中鹿介さん、よろしく見守って下さいネ。ホテルから薄暗い中を走り出て５分、この道教のお寺へ。 きらびやかな色彩と彫刻の道教寺院内外。 次にお参りした所は、仏教寺。道教と違って、シックです。やっぱり僕はこっちの雰囲気に落ち着きを得る。 手を合わせて・・先ずは自分の生存に感謝のお礼を。次に親族知人の幸せをお願いする。もうこの歳になると自分の事よりも、周囲の幸せを願う。・・・ホント？ こんな像が・・牙が６本も？

16:20　まだ飛んでいられる。けど満足。みんな夕陽の中を降りて来た。こんな日のランディングは、自慢話、失敗話でにぎやかだ。 16:50、ホテルへの帰り道。

テイクオフ真上で800mまで上げたら、朝日山に走る。前を行くのは初級機だ。しかし乗り手が良いのか、安定して進んでいる。僕もアクセル・オン！この3kmの谷渡りは、ドキドキ・ウキウキ・楽しい。 朝日山7合目あたりに到達した。山頂まで上げるには、どの斜面を尾根を使う？頭の使いどころだ。丸囲いには2週間前の競技会で墜落したパラグライダーが置きっぱなし。その操縦者の身体は無傷だったそうな。 強烈なサーマルをヒット！あっと言う間に朝日山トップアウト。次は尾根上を三角山に向かう。 この高さと風なら、三角山には届く。右端のヘルメット山は、今日は行かないと決めた。 三角山・朝日山からテイクオフ前に戻る。向かい風だ。強くアクセル・オン。 テイクオフ前に戻れるのは確実。安心して撮影。 テイクオフ前に戻ったら、次の目的地はこの三地山。三地山に行く前に「Y字」で上げ切らねばならぬ・・後30m欲しい状況。三地山に低く入ると、山頂トップアウトに意外に苦労し時間が掛かる。Y字で三地山山頂同等の高さまで上げてから山頂に移動が定石の様だ。

最近、このスクーター便も見掛けるようになった。 スクーター全盛の台湾では、この手は当然か？

一緒に飛んでいた台湾人パイロットのター・リャオ＝Mr.ベン・リャオが僕を撮ってくれた。（Photo by Mr.Ben Liao)
チャン・チャン。 さあ！2020年も、飛んで、漕いで、走って、登って、観て、聴いて、食べて、ドライブして、車中泊して・・う～ん・・遊ぶよ！ 2019年12月26日から初めて見た、夕陽。明日から天気良くなるかな？、うん！なる！

いつもはなかなかテイクオフしない「カツオさん」が珍しく出て、上げ始めた！流石だ。それを見た連中がわらわらとテイクオフ。ポイントは山から離れて沖のサーマル！・・僕も仲間に入れてくれ～ 衝突をさけるため、みんなで旋回方向を合わせて、仲良く飛ぶ。今回の旅で、初めてのガーグル飛行（同心円状飛行）楽しい！ 僕の上空を飛ぶのは、地元パイロットのベン・リャオ(ニックネームはダー・リャオ）さんかな？ 背後の三地山に行けそうだけど、雲中飛行になるので「Y字」で止め、沖に出して遊ぶ、ルン。

2020年、始まりました。どうぞ今年もよろしく、お付き合いをお願いいたします。