ときどき
追い詰められたような
悲壮感のある患者様が受診されます。
そんな方の性格特性の多くは、
何事にも一生懸命で几帳面過ぎる
ように思います。
亡くした子への罪悪感、
周囲への劣等感などにより、
自分自身を見失っていませんか?
息苦しいようなら、
まずは 自分にやさしく です。
いっとき、
怠け者でいいと思います。
周りの人や過剰な情報に
振り回されないよう、
自分は自分ですから。
遠くから受診された患者様でした。
過去に、
6回連続して、いつも
10~20mmの胎児が
子宮内死亡していました。
流産した胎児の染色体検査は
2回検査され、すべて正常でした。
アスピリン、ヘパリン、
大量免疫グロブリン治療は、
すべて複数回受けていました。
当院での精査結果では、
不安感と罪悪感が強く、
子宮内が免疫的に荒れていると
判断されたため、
支持的精神療法を基本として、
頓服で抗不安薬を投与し、
妊娠前の子宮内ステロイド洗浄
と妊娠後のステロイド内服治療、
さらに、ピシバニール免疫治療
を、主に行いました。
そして昨年、無事に
元気な赤ちゃんを出産され、
お手紙をいただいています。
難治性の場合、
特に、
こころ と 免役 を
いっしょに整えることが
本当に大切ですよ。
流産を繰り返し、
一通りの検査、治療しても、
また流産してしまい、
偶然的な運命的な
胎児側の問題による流産
の可能性もあることは
理解していても、
焦ってしまい、
自分が壊れていく。
気分が悪くなっていく。
このような方の多くは、
自分に厳し過ぎるのです。
授かる命は、
やっぱり 授かりもの ですから、
あなたは何にも悪くありません。
決して自分を傷つけないで。。
赤ちゃんを授かるためにも、
まずは
自分にやさしく、やさしく。
自愛 が基本です。
それが一番の近道ですよ。
散歩中、でんでんむしに会いました。
でんでん虫虫 かたつむり
お前の頭はどこにある
角だせ槍だせ頭だせ
どこに行くのかな?
まあ とにもかくにも、
がんばれ!
この検査は、非常に重要です。
結果に異常があれば、
卵に原因があり、
結果に異常がなければ、
子宮に原因がある
ことがわかるからです。
子宮に原因があるなら、
それを見つけて治療しなければ、
また流産する可能性が
非常に高いのです。
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