お盆の季節になりました。
祖先に今の幸せを感謝するために親族一族が集まる。正月に次いで帰省する大切な文化慣習の今年のお盆の帰省は、コロナの影響で通年通りにはいかない雰囲気の日本ですね。
幼少の頃の記憶ですが、お盆にはお坊さんが祖母の家の仏様にお祈りをあげられた後に説法をされて帰られていました。幼稚園の頃で何を言われていたか全く記憶にはないですが、祖母の側で正座して聞いていた遠い記憶だけがあります。
ところで釈尊の教えには、五蓋(Five hindrances)があります。
五蓋(ごがい、巴: pañca nīvaraṇāni, パンチャ・ニーヴァラナーニ)とは、仏教における瞑想修行を邪魔する、5つの障害、つまり5つの煩悩の総称。蓋(がい、巴: nīvaraṇa, ニーヴァラナ)とは文字通り、認識を覆う障害のこと。(Wikipediaより)
1. 貪慾 Sensual desire
2. 怒り・憎しみ Aversion
3. 倦怠・眠気 Dullness/Heaviness
4. 後悔 Restlessness
5. 疑い Doubt
どれも坐禅を試みても次から次へと心の中で沸き起こる「我」なのでしょうが、自分が存在するから他人も認めれると考えると自分の今の心の健康状態と捉えて向き合うのも必要かなって思います。払拭しようとすると余計に心から離れなくなりますし。
お盆から話が逸れてしましましたが、お盆は祖先への感謝する「おかげさま」を子供たちに伝える大切なイベントですね。終戦とも重なりますが、命を投げて祖国を守ろうしてくださった方々の「おかげ」にも感謝する。靖國神社への参拝を公人私人だろうが、他国からとやかく言われることではないですね。
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