クリスマスは自分の家庭で、感謝祭(Thanksgiving)は、親元に戻って家族大集合の年間最大イベントと言えるのが米国の今日ではないでしょうか?朝から母親の手料理をもうこれでもかと食べきれないほど食べる秋の収穫感謝祭に相応しい一日(でも本来のアメリカ先住民インデアンとの交流は失われているようですが)
その木曜日が終わる、金曜日の夜中からスタートするのがBlack Friday。何故Black? それは小売店全てが黒字になるほどの売上げをあげる1日で、同時にクリスマスに向けた年末商戦の幕開けにもなります。
ところが、最近日本でもオンラインや大型ショッピングモールでもブラック・フライデーなる売り出しが始まっているようですが、プライドはないのか?と言いたい!文化慣習に無関係でも売れるなら何でもするという無節操な拝金主義に思えてなりません。だったら、そのうちに旧正月大売出しを1月末から2月頃にも始めるのか?と聞きたいところです。
生活イベントが自国の文化に基づかない国は、大袈裟かもしれませんが、もう独立国家でも何でもない衰退国家と言ってもおかしくない。そんな節操のない動きには危機感を覚えます。
欲しいものは何でも手に入るというか持っているほど経済発展も遂げてきた日本。次の時代のあるべき姿を示して進む時代でしょう。もうアメリカの物真似ばかりするのは卒業しませんか?
Black Fridayの基礎知識はこちらをクリック
木村兼光刀匠と彼の作品前にて
小宮國天刀匠と彼の作品前にて
日本刀との出会いは、大学卒業時に遡ります。大学近くにあった研師の処で国宝級の刀3振が研ぎ上がり、観に来ませんかという誘いが留学生にあり一緒についていったのが始まりでした。
研ぎ上りで、拵や柄から外されて刀身だけになって置かれている刀を作法も知らない若造の私が、手に持って鑑賞(?)する機会を持てました。その時に身体中に電気のようなものが走る感動を覚えています。これが武器?それ以上に荘厳というか凛としたというか何とも言えない美しさに惹かれました。
その後に庭先で披露された試斬も見学。少林寺拳法を始めたばかりの頃でしたが、いつか居合も習ってみたいなぁと漠然と思ったことを覚えています。居合を始めたのは40歳過ぎてから。その経緯はまた別の機会として、再び日本刀に出会うのがなんとシアトルでした。(中略)として、そこで知ったのが伝統工芸の存続の危機! 若手職人が生活できない状況でこれから多くの工芸品の伝承が消滅していくだろうという危機的な状況を日本刀然り、通じて知ることでその分岐点に生きる世代として何が出来るだろう?と自問自答。
だったら黒船作ろう!若手を支えて海外に訴求しようと思いブログなどで文化風習など紹介したり、シアトルでイベント開催始めたのがもう5年以上前でしょうか。そして、地道にSNSなども通じてネットワーキング。日本に戻る機会に実際に会いに行ったりして牛歩のごとくですが、会ってなんぼの世界で自分のそうした考え、情熱を語ってきました。
今回は、北九州の博物館であった日本刀展に足を運ぶ時間が出来て、二人の若手刀匠に会ってきました。これから彼らと何が出来るかというか、何を共創していけるかが楽しみです。
彼らのブログはこちらをクリックしてみてください
木村兼光ブログ
小宮國天ブログ
寒い小雨の中、外でなく有難いことにお堂の中でダライ・ラマ法王を目の前に説法を拝聴する幸運に恵まれました。
東長寺
昨晩の突然の電話・・・ちょうど地下鉄の駅に着いた時で飛び降りて取ってみると・・・なんと今日あったダライ・ラマ14世法王の祈りと説法へのお誘い!二つ返事に「はい!是非!」
ということで、ダライ・ラマ14世を目の前に説法を聴ける一期一会と必然を体感する一日のスタートでした。
般若心経
空の見解
量子力学
などメモに上記のキーワード。
勉強・勉強・・・・
先月のシアトルに続き、今月は日本の専門学校で講演の機会を頂きました。卒業生の一部と在校生の約250名に向けてのメッセージは、「自分の人生の主人公」になるということ。
恩送りとして、若い世代にモチベーションを与える機会に恵まれることに最近ワクワク感というか情熱を感じます。
Big Picは、シアトルに滞在している留学生が下記のミッションの元に動いています。
FAIL FASTということを米国では良く言葉にしますが、それは何はおいても「実行する」ことを尊敬しているに他なりません。失敗も成功も行動おこなさない限り起こらないことですから。
FAIL FASTを意訳すると「転んでもタダで起きるな!」っていうところでしょうか。誰も将来の確証はありません。成功の可能性は諦めず、やり切ることから産まれると思います。
BIG PICウエブサイトより下記引用
■Mission “大局観を持った次世代人材を増やす”
私たちが生きる現代社会は驚くべき速度で変化し続けています。今日の当たり前は明日の当たり前ではない。そんな予測困難な世の中を生き抜いていかなければなりません。しかし、予測”困難”であって”不可能”ではありません。過去・現在だけではなく”未来”に目を向け、日本だけでなく”世界”に目を向け「大局観」を養うことで、変化を予測することはできるのではないでしょうか。そして、自ら未来を切り拓いていくことができるのではないでしょうか。Big Picは大局観を持ち、次世代を担う人材を増やしていくことに貢献します。
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