世界的に見て、【アブラゼミ(油蝉)】の不透明な褐色の翅は珍しい部類に入ります。
黒い体色と褐色の翅が、とまっている樹皮の色合いと同じで擬態色になり、鳥などの外敵から見つかりにくくしています。
カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目セミ科アブラムシ属に分類される大型の蝉で、メスの方がオスよりわずかに体長が長くなります。
成虫は、サクラ・ナシ・リンゴなどのバラ科の樹木に多く見受けられ、成虫も幼虫もこれらの木の幹や枝に<口吻>を突き刺して樹液を吸います。
写真の【アブラゼミ】がとまっている木は「サトザクラ」の枝で、<口吻>を突き刺しているところが見て取れます。
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Posted at 2013-08-26 00:46
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Posted at 2013-08-26 15:56
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