「ハエ」や「アブ」類はハエ目に分類され、後翅が退化して2枚の翅(前翅)しかないことにより、「双翅目」と名付けられています。
またハエ目の昆虫は、触角の形態により、「長角亜目」と「短角亜目」に分けられ、「長角亜目」では、触角が長く1/2以上の節に分かれており似た節が並んでおり、「蚊」や「ガガンボ」がいます。
「短角亜目」では、形態の異なる3つの節に大別され、写真の 【アメリカミズアブ】 もそうですが、「ハナアブ」や「ハエ」などが該当します。
【アメリカミズアブ】の特徴である腹部1対の白い紋が撮影できると喜んでいましたら、<平均棍(へいきんこん)>がきれいに写せました。
退化した後翅の位置に、ごく細くて小さな棒状で先の膨らんだ形の器官が<平均棍>で、飛翔中には前翅の羽ばたきと同じ速さで振動させています。
役割には諸説あるようですが、この器官を除去しますと「双翅目」の昆虫は全く飛翔することが出来ないため、航空機のジャイロスコープの働きをしているという説が有力になっています。
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Posted at 2013-09-23 17:42
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Posted at 2013-09-24 05:55
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Posted at 2013-09-24 02:54
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Posted at 2013-09-24 17:00
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