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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(7)『和菓子のアン』坂木司(光文社文庫)

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今年の読書(7)『和菓子のアン...
本書の主人公は、18歳の<梅本杏子>(通称:アンちゃん)です。
小学校時代から「コロちゃん」のあだ名があり、少しおデブ気味の体形をしていますが、根っからの明るい性格が、納められている5つの連作短篇を盛り立てていました。

大学に行くほど勉強がすきでなく、専門学校を選ぶほどなりたい職業もなく、高校を失業した<杏子>ですが、デパチカにある和菓子屋『みつ屋』にアルバイトとして本腰で和菓子の魅力に魅かれながら成長していく姿が、ほのぼのとしたミステリー形式で語らrています。

日本の季節感あふれる和菓子と、それにまつわる「銘」の由来などの知識が満喫でき、またデパチカの裏事情なども垣間見られ、ユーモアミステリーとして面白く楽しめました。
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量産型水野
Commented by 量産型水野
Posted at 2016-01-11 07:15

赤毛のアンをもじったのかどうかわからないのですが語呂がいいですね、本のタイトルもインパクトが強いとタイトルだけで受賞なんてのもありますしね・・・

和菓子食べたいですね、羊羹喰いたい

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2016-01-11 15:07

量産型水野さんが言われるように「赤毛のアン」のもじりもあると思いますが、和菓子として大事なあんこの「アン」と、主人公<杏子(きょうこ)>の「杏」は「あんず」でもあり、多重な意味を含んでいましたね。

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