今宵は、最後の肴としてピリ辛味の 「鶏の辛子炒め」 を食べたあとだけに、「ええ~」と感じましたが、<女将さん>から『舟和』の【芋ようかん】のおすそ分けです。
<サツマイモ>を主原料にして練り上げた「芋ようかん」は、浅草寿町(現在は台東区寿)で芋問屋を営む<小林和助>が、同じ浅草の和菓子職人<石川定吉>と二人して、当時高級な練り羊羹の代わりに庶民的な羊羹をと考えて製造、1902(明治35)年に『舟和』を創業しでいます。
また『舟和』は、「みつ豆ホール」を開業、日本で初めて喫茶店として「みつ豆」を提供したことでも有名です。
余談ですが、1930(昭和5)年には銀座のお汁粉屋『若松』が、「みつ豆」の上に餡をのせた「あんみつ」を発売、以後甘党の人気メニューとして定着しています。
ピリ辛味を食べたあとだけに、甘く感じないかなとおそるおそるいただいた【芋ようかん】、意外とあっさりとした味わいで、「サツマイモ」本来の甘味が楽しめました。
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Posted at 2016-01-30 15:44
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Posted at 2016-01-30 15:55
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