神戸：ファルコンの散歩メモ

「神戸ワイン」　でおなじみの「神戸ワイナリー」（神戸市西区）に、神戸産ブドウ１００％で造られた「神戸ブランデー」があることはあまり知られていないようです。かつては在庫となり、「お荷物」の存在でしたが、３年ほど前からマカオなど海外で評価が急上昇。１万本以上を完売し、１１年ぶりに再生産が始まっています。

２０１５（平成２７）年３月に神戸ブランデーの第１弾「福与香（ふくよか）」（５００ミリリットル税別３３００円）を約８千本製造。神戸市内の百貨店などで販売しましたが、売れ行きは芳しくありませんでした。

２０１７（平成２９年）８月にボトルやラベルのデザインを高級感のあるものに一新した第２弾「グランド神戸」（７５０ミリリットル税別１万５千円）を千本限定で中国本土やマカオで販売し、すぐに完売しました。

２０１８（平成３０年）９月には第３弾　「シュープリーム神戸」　（同１万２８００円）を１万本製造。海外販売のみの予定でしたが、海外での評判が国内に広まったことで一部国内向けにも販売しました。「シュープリーム神戸」は第１弾の「福与香」と異なり国内でも好調で、国内外で計約５千本売れました。今夏以降に半分の５千本を販売する予定ですが、中国や台湾のほか、新たに米国でも売り出します。