アイヌ民族のサケ漁に許可は必要か?
Sep
15
会見には室蘭工業大の<丸山博>名誉教授や北海道大大学院、東北学院大、鹿児島純心女子大の学者ら4人が参加。自己決定権や漁業権などが認められた海外の先住民族の例を挙げつつ、「アイヌの漁に許可を求めるのは人権侵害」「権利のない先住民族などあり得ない」などとの意見が出されました。
また<丸山>氏は「国連の先住民族権利宣言などは先住民族の権利を保障している。アイヌ施策推進法など国内法で規定がなくても、国際法上正当な行為だ」としています。
<畠山>さんも同席。「川の周辺にはかつてアイヌのコタン(集落)があり、先祖代々自分たちの手でサケを捕ってきた。(今回の漁は)歴史にのっとったもので、道知事の許可は必要ない」と訴えました。
アイヌのサケ漁は明治政府が一方的に禁止。道は2005年から道内水面漁業調整規則で伝統儀式や漁法伝承に限り、申請を受けた上でサケの捕獲を許可しています。
<畠山>さんは9月1日、道に申請せずサケなどを捕獲。道から水産資源保護法違反などの容疑で告発を受けた道警が<畠山>さんの自宅を家宅捜索するなどして捜査を進めています。
Posted at 2019-09-15 19:41
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Posted at 2019-09-15 20:19
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