『だれかの木琴』@<東陽一>監督
Aug
30
監督は『もう頬づえはつかない』(1979年)・『絵の中のぼくの村』(1996年)・『わたしのグランパ』(2003年)などを手がけたベテラン<東陽一>です。
夫と娘と郊外に越してきたごく普通の主婦「小夜子」は、新しく見つけた美容院で髪を切った。その日のうちに届いた美容師「海斗」からのお礼の営業メールに返信したことから「小夜子」の日常が一変します。何度もメールを送り、頻繁に店に足を運び、「海斗」を指名する「小夜子」。
そして、「海斗」のアパートを探し当てた「小夜子」は、部屋の呼び鈴を押してしまいます。ストーカー行為がエスカレートするほどに、「小夜子」はいきいきと輝き、美しくなっていきます。主婦「小夜子」役を<常盤貴子>、美容師「海斗」役を<池松壮亮>が演じ、「小夜子」の夫役を<勝村政信>、「海斗」の恋人役を<佐津川愛美>がそれぞれ演じています。