英政府は16日、冷戦終結後で最も包括的な外交・安全保障政策の一体的見直しとなる「統合レビュー」を公表し、核弾頭保有数の上限を180発から260発に引き上げると表明しています。冷戦終結以降続いてきた、英国の核軍縮の流れを変えるものとなります。
核軍縮方針を転換し、核戦力を増強する中国や関係が悪化するロシアに対抗、安保環境の変化に対応する狙いがあります。核兵器禁止条約が発効し「核なき世界」を目指す国際社会に背を向ける動きとなり、批判は必至な動向です。
核弾頭の上限引き上げの理由として他国の「核戦力の増強と多様化」への懸念を指摘。「最小限で信用でき、独立した核抑止力は英国と同盟国の安全保障のために依然として不可欠だ」と強調しています。
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