本日<13:00(~16:17)>より「NHK BSプレミアム」にて、1968年製作の『原題:A Tunnel to the Sun』が、『黒部の太陽 完全版』として1968年2月17日より公開され、公開当時730万人もの観客動員数を記録しました作品の放送があります。
<三船敏郎>と<石原裕次郎>という日本映画界を代表する二大スターが共演だけでなく製作にも携わり、構想4年そして当時日本映画史上、最高の製作費といわれた3億8千9百万円(現在に換算するとその額は13億2千万円を超える)を投じて製作され、世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘と重厚な人間ドラマを丹念に描いた超大作で、<木本正次>による同名原作をもとに<熊井啓>が脚本・監督を務めています。
富山県黒部川上流に関西電力が建設する第四発電所。現場責任者には「北川覚」(三船敏郎)が任命され、資材運搬用のトンネル掘削は熊谷組が担当することになりました。熊谷組の「岩岡源三」( 辰巳柳太郎)の息子である「剛」(石原裕次郎)は父の強硬なやり方に反発し設計技師となっていました。
現場に赴いた「剛」はそこで体力が衰えてしまった父と、熱心に工事に打ち込む「北川」の姿を見て、工事に参加することにします。やがて工事現場では山崩れが起こり大量の水が流れ込みます。「北川」は自分の娘が白血病に冒されたことを知りますが、工事現場を離れることができませんでした。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account