神戸ご当地(1590)神戸ルミナリエ
Oct
27
阪神・淡路大震災の追悼行事「神戸ルミナリエ」の組織委員会は、来年1月24日~2月2日の開催内容の詳細を発表しています。震災30年の節目に合わせ、神戸市中央区のメリケンパークや東遊園地会場では装飾作品の規模を拡大。一部で第1回のデザインを復刻させます。作品テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。
ルミナリエは前回から開催時期を1月に変更し、会場も分散形式となりました。今回も同じ形式となるようです。
組織委員会によりますと、東遊園地の芝生広場に設ける光の壁かけ装飾「スパッリエーラ」は、前回のほぼ倍となる全長(幅)約78メートルに拡大。広場中央には光の聖堂「カッサ・アルモニカ」(高さ約11メートル、直径約7・6メートル)を据える。慰霊と復興のモニュメント周辺に置く円形の装飾「ロソーネ」(直径約3メートル)は、第1回ルミナリエ当時の復刻版デザインにするといいます。
メリケンパークの光の回廊「ガレリア」は前回よりも9メートル伸びて約79メートル、ガレリアの玄関作品「フロントーネ」も約10メートル長い全長(幅)約51メートルになります。震災30年にちなみ、30個の「ロソーネ」を配置し、波をかたどった意匠となります。
旧居留地の作品展示は前回の約10カ所から3カ所に集約。三井住友銀行神戸本部ビル前には光の看板(高さ約7メートル、幅約7・4~13・4メートル)、神戸朝日ビル前に「ロソーネ」、NTT新神戸ビル前に屋根と柱でできた「ガゼボ」(高さ約8・4メートル、幅約3・5メートル)をそれぞれ配置します。作品が並ぶ道筋は街路樹をライトアップ。国道2号沿いの波止場町緑地にも「ロソーネ」が設置されます。
ガレリアの入場は有料です。平日は前売り500円、当日千円。前回は土曜・日曜に集中した来場客を平日に誘導するため、今回は土日料金(平日の1・5倍)となります。