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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(90)『村上海軍の娘(三)』和田竜(新潮文庫)

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今年の読書(90)『村上海軍の...
前作 (一) ・ (二) の発売から、一ヶ月間を開けて(三) ・ (四) の続刊の発行です。

(二)では、信長軍と一向宗の門徒たちとの壮絶な地上での戦いが描かれていました。

家名を守るために戦う武士たちと勘定で物事を考える<景>は、序文は、戦に向いていないことを自覚それでも、りふじんな小田軍団にはむかっていきます。

時遅しの感がありますが、毛利家・村上家の軍船も参戦、英知を掛けた軍船での戦いが始まります。

#本 #読書

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今年の読書(89)『真友』鏑木蓮(講談社文庫)

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今年の読書(89)『真友』鏑木...
警察官が拳銃を奪われ、その銃で殺される事件が発生。犯人は、同じ京都府警の刑事だと断定されるが、逃走。
被害者の息子<隆司>と容疑者の息子<伸人>は親友だったが、この事件を契機に決裂してしまいます、

この事件を境にそれぞれの家族は、悲惨な生活を強いられますが、<伸人>は映画撮影の小道具係として人生を歩み、<隆司>は事件の信じ湯を求めて警察官のなっています。

事件の真実がわかり、免罪事件だとわかったあとも、<伸人>の父は闇の組織から命を狙われていて息子との再会がかないません。

それぞれの苦難をのりこえながら、真の友とは何かを問う重たい内容でした。
#本 #読書

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今年の読書(88)『ルポ看護の質』小林美希(岩波新書)

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今年の読書(88)『ルポ看護の...
入院している立場として、気になるタイトルとして読んでみました。
多くの現場の声を取り上げているルポだけに、現実感を伴って現在の状況が、よくわかりました。

本書の帯には、「まるで姥捨て山」と表示されていますが、あながち外れてもいない現状におののきを感じてしまいます。

患者おきざりの病院経営と看護師の現状を知るだけで、病院と関わりたくない気持ちが膨らんでいきます。
#本 #読書

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今年の読書(87)『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎(創元推理文庫)

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今年の読書(87)『夜の国のク...
<伊坂幸太郎>ですので、ミステリー作品化と思いながら読み進めましたが、まったく異色のファンタジー物語でした。

鉄国という国境を接する敵国に戦争で負け支配される城壁の国「夜の国」です。その夜の国に住む人間たちと猫たちの恐怖を描きながら、動く巨大な樹「クーパー」を絡めた話しが語りかけられていきますが、着地地点の見えない進行のなか、最後に伏線が生きてくる構成は、さすが伊坂ワールドでした。
#本 #読書

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今年の読書(86)『夢見る部屋・第1巻』(新潮文庫)

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今年の読書(86)『夢見る部屋...
<新・古着屋総兵衛>を連続して 12巻目の 『死の舞い』 まで読みましたので、気分を変えて、第一次世界大戦が勃発(1914年)し、関東大震災(1923年)が発生、激動の10年間に発表された作品が、11作品納められている第1巻を手にしてみました。。

副題として、<日本文学100年の名作>とありますので、続巻として、これから数が続きそうなシリーズになりそうです。

<荒畑寒村>、<宮地喜六>、<長谷川如是閑>など、普段接する機会のない作者の作品などがあり、改めて日本文学の原点を知る上で貴重なシリーズになりそうです。
#本 #読書

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今年の読書(85)『キリンビール高知支店の奇跡』田村潤

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今年の読書(85)『キリンビー...
ビール党、しかも昔からのキリンビール派としては、おもわず手に取りました「講談社α新書」の一冊です。

東京本社から、売り上げの低迷する高知支店へと左遷された著者が、視点の営業マンの意識改革に臨む奮闘記ですが、随所に出てくる消費者側の意見「なぜ、キリンラガービールの味をかえたのか?」は、わたしも疑問に感じ続けているだけにもう少し明快な記述がほしかったところです。

営業マンの参考書というよりは、長年のキリンビール派が気になり手にした人が売り上げに貢献した本書ではないでしょうか?
#本 #読書

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今年の読書(84)『死の舞い』佐伯泰英(新潮文庫)

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今年の読書(84)『死の舞い』...
l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、 『八洲探訪』 に次ぐ、第12巻目が本書です。

長崎伊王島沖合に二百年も前のガリオン船が現れ、仮面をつけた戦士たちが、船上で怪しげな舞いを続けています。江戸では、一番番頭の<信一郎>と<おりん>の祝言に合わせて新居の建設が順調に進む中、五回目の大古着市の準備が進んでいました。

ガリレオ船の仲間たちか、大黒屋周辺にも怪しげな舞いを舞う者たちが現れ、総兵衛の婚約者<さくら>の母親<九条文女>を誘拐されてしまいます。

相手方は、禁断の領域に踏み込んできただけに、次巻の総兵衛の反撃が楽しみです。
#本 #読書

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今年の読書(83)『八洲探訪』佐伯泰英(新潮社文庫)

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今年の読書(83)『八洲探訪』...
l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、『異国の影』に次ぐ第11巻目が本書です。

文化二年の正月も、平穏な中幕を開けましたが、一年振りに帰国した<信一郎>と<おりん>の祝言と新居話、次の貿易航海に向けての宣団長の人選に苦慮している最中、武州・上州など関八州の田畑が荒れ、無宿者が増えているとの情報で、<影>からの命令で、さっそく総兵衛は、上州高崎へと向かいます。

実情偵察で賭博場に足を向けた総兵衛は、用心棒として異国の者が付いているのに驚きます。
問題が大きくならないうちに芽を摘む、総兵衛一行でした。
#本 #読書

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今年の読書(82)『異国の影』佐伯泰英(新潮社文庫)

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今年の読書(82)『異国の影』...
<新古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『たそがれ歌麿』 に次ぐ、十巻目が本書です。

このシリーズもどこまで巻を伸ばすのか、気になるところですが、本巻も総兵衛の身の回りに次々と新しい展開が繰り広げられます。

深浦の舟隠しを監視していたおこもの<忠吉>から、松前藩とイギリス海軍測量船がちょうさをしているという連絡が入ります。
また、「だいなごん」を巡る幕府鉄砲玉薬奉行井上家の暗躍に目を光らせ。イマサカ号と大黒丸が1年ぶりに外航路唐帰還、無事に戻った<信一郎>と<おりん>が挙式をあげるとともに、新居の建設がはじまりました。

文化元年、二度目の古着大市は滞りなく開催されたようです。
#本 #読書

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今年の読書(81)『ヒンシュクの達人』ビートたけし(小学館新書)

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今年の読書(81)『ヒンシュク...
お笑いのせかいだけでなく、今や映画監督としての知名度の高い著者ですが、毒舌家としても一流だと思います。

芸人としての日常は、弟子である<水道橋博士>が、取り蒔きの弟子たちを含め 『芸人春秋』 に詳しく描かれています。

一般人が打言えばヒンシュクを買いそうなことを、自由気ままに一刀両断に切り捨てて持論を展開、開き直った彼の人生論が楽しめました。
#本 #読書

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