シンガポール政府は10日、同国で問題となっている糖尿病を予防するため、糖分が極めて多い飲料の広告を全面的に禁止する方針を明らかにしています。
糖分が「中程度」以上の飲料の缶やパッケージには不健康な商品であることを示すラベルの表示を義務付けます。複数の地元メディアが伝えています。
地元紙『ストレーツ・タイムズ』によりますと、同様の広告禁止は世界で初めてになるとか。導入時期などの詳細は2020年に発表される予定です。
JAありだ共選協議会(和歌山市)は、和歌山県有田地域を中心に生産される「有田みかん」をより多くの人に食べてもらうためのキャンペーン「有田むきチャレンジ」を、2019年10月8日~11月30日の期間に実施しています。【参加方法】キャンペーン期間中にJAありだ公式アカウント・Twitter「@aridamuki_cp」 ・Instagram「@kouhouarida」をフォローして、「#有田むきチャレンジ」をつけて有田むきの写真もしくは動画を投稿
ツイッターまたはインスタグラムに「有田むき」の写真・動画を投稿すると、抽選で10人に有田みかんの木1本分のミカン(約500個)が、当選者に1度で届きます。
「有田むき」とは、有田地域特有のミカンのむき方です。果頂部(ヘタが付いていない方)から、皮ごと半分に引き割り、さらに半分にして4等分にします。
元々は生産農家が作業中にミカンの味を確認したり食べたりする際に素早く皮をむくための方法でしたが、今では和歌山県民に広まっているそうです。
「有田みかん」は、コクのある甘さと濃厚な味わいが特徴のブランドミカン。皮も薄皮も薄く、他のミカンに比べて有田むきがしやすいといい、キャンペーンへの応募は、どんなミカンを有田むきしても構いませんが、「ぜひ有田みかんでも試してほしい」とのことです。
「ユウレイコンニャクウオ」(画像:アクアマリンふくしま)
いわき市のアクアマリンふくしまは10日、北海道羅臼沖で行った調査で新種のクサウオ科コンニャクウオ属の深海魚を発見したと発表しています。糸状に伸びた胸びれが、手を伸ばした幽霊をイメージさせるため、「ユウレイコンニャクウオ」と名付けられています。
同館は2017(平成29)年9月と2019年4月に、水深500~1080メートルで行った刺し網漁やエビ籠漁で捕まえた体長17.8~22.4センチほどの4個体を発見。その後、京都大の甲斐嘉晃博士と調査し、日本魚類学会の英文誌に新種として公表しました。
「ユウレイコンニャクウオ」は、餌のにおいがすると5センチほどの胸びれを使って、ゆったりとした泳ぎで餌を探します。コンニャクウオの仲間は約150種類いますが、細長い胸びれを持つ種類はほとんどいないといいます。
同館は今後、生態の解明や、生きた個体の展示を目指していくといいます。
本日12日は、ファンタジー小説シリーズ『十二国記』」の新刊の発売日です。
『十二国記』は小説家<小野不由美>さんによるシリーズ作です。日本と、12の国からなる「十二国」の世界を舞台に繰り広げられるファンタジーで、これまでに7作の長編と2冊の短編集が出版され、累計発行部数は1000万部を突破しています。2002年4月9日~2003年9月30日にはNHKBS2の「衛星アニメ劇場」でアニメ化されています。
最新作『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか・くろのつき』(全4巻で、1・2巻が10月12日、3・4巻は11月9日発売)は、2001年に出版された「黄昏の岸 暁の天(たそがれのきし・あかつきのそら)」に続く長編で、長く行方知れずになっている「戴国」の王を捜す旅が描かれています。
実に18年ぶりの続編ということで、ファンの期待は大いに高まっていることでしょう。
JR山口線を走る
SLやまぐち号 で、蒸気機関車「C57」が牽引(けんいん)する運行が5日、1年10カ月ぶりに再開された。JR新山口駅のホームには復帰を喜ぶファンが駆けつけ、出発を見送りました。
「貴婦人」の愛称で親しまれる「C57」は、2017年12月に牽引したあと、不具合が相次いだことに加え、昨年7月の西日本豪雨でJR山陽線が寸断され山口に戻れなくなったこともあり、昨年は牽引の機会が一度もありませんでした。今年も9月までは「D51」が牽引していました。
SLやまぐち号の今年の運行は11月24日までで、10月以降は「C57」が牽引する予定。運行情報はSLやまぐち号のホームページで確認できます。
Dyson(ダイソン)は電気自動車(EV)の開発を中止したことを発表しています。商業的に実現可能な車を作ることができないと判断し、プロジェクトの買い手も見つからなかったためだそうです。
先進技術の掃除機と扇風機で知られる同社は、発表した声明で「自動車チームは素晴らしい車を開発したがプロジェクトは中止することを決定した」としています。ダイソンは同プロジェクトの引き取り手も探したがまだ見つかっていないともコメントしています。
ダイソンは2016年、20億ポンド(約2700億円)を投資して「急進的で独特な」(EV)を開発すると発表。開発する(EV)は大衆市場向けではないと説明していました。2017年9月、同社はバッテリー式完全電動駆動自動車を開発中で2020年までに発売すると発表していました。2018年10月に同社の取締役会は、最新技術による自動車製造設備をシンガポールに建設することを承認、2階建ての工場は2020年に完成する予定でした。
ダイソンは電気自動車関連技術から完全に手を引いたわけではなく、今もシンガポールに対して将来を約束しています。同社は「全固体電池の製造およびセンシング技術、視覚システム、ロボティクス、機械学習/AIの開発に向けた25億ポンド(3356億円)の投資プログラムを継続する」と創業者の<ジェームズ・ダイソン)>氏が声明で語っています。
「我々のバッテリーは、ダイソンが新しい刺激的な方向へと向かう上で必ず役に立つものだ」と語り、同社の投資意欲は衰えることがなく、英国、シンガポールの両国で引き続き基盤を固めていくことを言い添えています。
イングランド銀行(英中銀)は10日、画家<ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー>(1775年4月23日~1851年12月19日)の肖像画を採用した新たな20ポンド(約2700円)紙幣を公表しています。
水彩技法を駆使した海辺の風景画で知られる<J.M.W・ターナー>は、経済学者<アダム・スミス>に代わる20ポンド紙幣の新しい「顔」となります。
新紙幣は2020年2月に発行される予定です。
<ターナー>の肖像画が同紙幣に採用されることは2016年に発表されていました。最終選考では、映画俳優・監督の<チャーリー・チャップリン>、彫刻家<バーバラ・ヘップワース>、画家<ウィリアム・ホガース>などを抑えて選出されています。
『カメラを止めるな!』 で社会現象を巻き起こした<上田慎一郎>監督(35)の劇場長編第2弾『スペシャルアクターズ』が、2019年10月18日より全国で公開されます。
プロアマ問わず1500人のオーディションから選ばれた15人のキャストが出演し、脚本は『カメラを止めるな!』同様に<上田慎一郎>監督がキャストたちのあて書きで執筆しています。
役者としてまったく芽が出ない「和人」(大澤数人)は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に誘われます。その事務所は映画やドラマといった仕事以外に、日常で演じることを要求される仕事も請け負う、何でも屋的な側面を持っていました。
そんな中、カルト集団から旅館を守ってほしいという依頼がスペアクに飛び込んできます。スペアクの役者たちは、旅館乗っ取りをもくろむ集団への対策のために計画を練り、演技の練習を重ねていきます。「和人」はこのミッションの中心メンバーとなりますが、彼には誰にも話していない秘密がありました。それは緊張が極限まで達すると気絶してしまうというものでした。
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は11日にセ・パ両リーグで第3戦が開催され、<阪神>が、4時間33分の激闘を制し意地の逆転勝利を勝ち取りました。
5回に一挙5得点で逆転し、同点で迎えた9回に不振だった<大山悠輔>内野手(24)が決勝本塁打を、東京ドームの右翼席へ打ち込みました。
最近の<大山>は、DeNAとのファーストステージは7打数1安打で、3戦目には先発を外れました。巨人とのファイナルステージ第1戦も先発で3打数無安打。前日の第2戦は出番すらありませんでしたが、この試合では7番でスタメン復帰して意地を見せました。
12日は台風の影響で試合がなく、13日に第4戦が行われますが、、過去に下位チームがCSファイナルSで初戦から連敗して、日本シリーズに進出したケースは一度もないのですが、<阪神>の逆転劇に望みを託しています。
トロロッソ・ホンダの<山本尚貴>
自動車のF1シリーズ第17戦、日本グランプリ(GP)は11日、三重県鈴鹿サーキットで開幕してフリー走行の1回目が<10:00~>より行われ、レッドブル・ホンダ勢は<マックス・フェルスタッペン>(オランダ)が5位、<アレクサンダー・アルボン>(タイ)は6位でした。
最速タイムはメルセデスの<バルテリ・ボッタス>(フィンランド)がマークしています。トロロッソ・ホンダの<山本尚貴>は17位。
午後に2回目のフリー走行が実施されています。12日の予選は台風接近の影響で、土曜午前に行われる予定だったフリー走行3回目は開催されません。
13日(日10:00~)に予選が行われ、決勝が<14:10~>から実施される予定です。
スコットランドのウイスキー老舗、「ザ・グレンリベットが限定リリースした、グラスの要らない食べるカクテル「グレンリベット・カプセルコレクション」が話題となっています。
「ザ・グレンリベット」が自慢のウイスキーをベースとしたカクテルを、一口サイズのソフトカプセルの中に閉じ込めたカプセルコレクションは、食べる水を開発して話題となったNotplaのソフトカプセルの技術を取り入れて開発されています。
グラス不要でそのままカクテルを手にとって口に運びます。まるで宝石のようにも見えるため、目で楽しみながら食感と味を堪能できそうです。もちろんアルコール成分が入っているので未成年が口にすることはできません。
このソフトカプセルは海藻をベースとしたもので作られているため口に入れても安全で、カクテルそのものの味にも影響はなさそうです。カクテルはNotplaの技術で一つ一つソフトカプセルに詰められていきます。
カプセルコレクションを知った人からは「ぜひ購入したい!」との声があがっているようですが、これは10月4日(金)から13日(日)まで開催の「ロンドン・カクテル・ウィーク2019」でのみ限定リリースされており、今後の販売についてはまだ未発表のようです。
人気漫画「ワンピース」のアニメ版では7月からワノ国編に突入しましたが、この「ワノ国編」と永谷園のお茶づけが異色コラボ!おなじみ「東海道五拾三次カード」がコラボカードになって登場します。
今回のコラボ企画ではプレゼントキャンペーン、TVCMなどが展開予定なんだそうですが、一番の注目は、永谷園のお茶づけに封入されている「東海道五拾三次カード」がワンピースバージョンになるということです
お茶づけの「東海道五拾三次カード」、実は昭和40年~平成9年まで約30年にわたり封入されていましたが、その後20年間にわたり封入は行われていなかったのですが、2016年に復活しています。
今回のコラボで登場するのは、東海道五拾三次の世界に「ワノ国編」の麦わらの一味が飛び込んだオリジナルのカード。カードは第1弾・第2弾の2回に分けて商品に封入し、それぞれ10種類(第1弾・第2弾合計20枚)あるそうです。
第1弾カードは10月中旬頃出荷予定、第2弾カードは11月中旬頃出荷予定とのことです。
2000年にテレビドラマ『六番目の小夜子』で女優デビュー、2018年放送のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日)で演じた「井筒里奈」役の「あざとかわいい」キャラクターが注目され数々のドラマでの怪演が話題になっている<松本まりか>さん(35)の15年ぶりとなる写真集「月刊 松本まりか」(小学館 2250円・税抜)が、11月8日(金)に発売されます。
数多くの女優の写真集を手がけるカメラマンの<アンディ・チャオ>さんと組み、ベトナムで撮影。街の喧騒(けんそう)と、色鮮やかな島々の情景の中、<松本>さんが全てをさらけ出し挑んだ意欲作だそうです。
<松本>さんは「被写体として息をし、感じるままに動く。そのことが、こんなにも高揚感と充足感を与え、生きてる面白さを味わわせてくれるなんて。<アンディ>とのレンズ越しの会話は心地がよく、落ち着き、私は常に満ち足りていました。私はここで『被写体』という表現の場を見つけました。あの時の美しい時間がここにあります」とコメントしています。
田中貴金属ジュエリー(東京都中央区)は、「yoshikitty」誕生10周年を記念して「K18 yoshikitty」を2019年10月11日~2020年3月31日まで販売しています。
サンリオの<HELLO KITTY>と「X JAPAN」の<YOSHIKI>氏によるコラボシリーズの「yoshikitty」の、18金を使用して製作したオブジェです。
サンリオキャラクターの中で実在の人物がキャラクターになっている「yoshikitty」は、独特のヘアスタイルと紫のアイシャドウメイクが特長。コラボレーションキャラクターとしては異例の人気ぶりで、これまでのサンリオキャラクター大賞では欧州各国や中国で1位に輝くなど、全世界のファンから熱烈に愛されているといいます。
「K18 yoshikitty」は、18金を約35グラム使用。実際に<YOSHIKI>氏がステージで着用していた「X JAPAN」の衣装をモチーフとしています。クロスのペンダントを着け、背面には「X JAPAN」のロゴをあしらうなど、細部にまでこだわっています。100個限定販売で、本体の足裏にはシリアルナンバーが刻印されています。専用ケースと同商品の品質保証書であるギャランティカードが付属。受け取りの際には専用BOXに納められています。
ギンザタナカ直営店、オンラインショップで取りあつかわれ、価格は(110万円・税込)。
『悪人』・『怒り』など数々の著作が映画化されてきたベストセラー作家<吉田修一>の短編集『犯罪小説集』(2016年10月15日・KADOKAWA刊)を、
『64 (ロクヨン)』 の<瀬々敬久>監督が映画化した
『楽園』 が、2019年10月18日より全国で公開されます。
<綾野剛>、<杉咲花>、<佐藤浩市>ら豪華出演者が集結し、犯罪をめぐる喪失と再生を描き出します。
ある夏の日、青田に囲まれたY字路で少女誘拐事件が起こります。事件は解決されないまま、直前まで被害者と一緒にいた親友「紡」は心に深い傷を負います。それから12年後、かつてと同じY字路で再び少女が行方不明になり、町営住宅で暮らす孤独な男「豪士」が犯人として疑われます。追い詰められた「豪士」は街へと逃れ、そこである行動に出ます。さらに1年後、Y字路に続く限界集落で愛犬と暮らす養蜂家の「善次郎」は、村おこし事業を巡る話のこじれから村八分にされてしまいます。追い込まれた「善次郎」は、ある事件を起こします。
イラストレーターで映画監督やエッセー執筆など多彩な活動で知られた<和田誠>(1936年4月10日~2019年10月7日)さんが7日、肺炎のため東京都内の病院で逝去されています。83歳でした。葬儀は近親者で済ませ、後日お別れの会が開かれるようです。妻はシャンソン歌手で料理愛好家の<平野レミ>(72・本名・和田レミ)さん。長男はロックバンド「TRICERATOPS」のボーカル兼ギターの<和田唱>さんで、妻は俳優の<上野樹里>さん。食育インストラクターの<和田明日香>さんは次男の妻。
大阪市生まれ。9歳から東京で育ちました。多摩美術大学在学中の1957年にグラフィックデザイナーの登竜門である日宣美賞を受賞。多摩美術大図案科卒業後、広告制作プロダクション「ライトパブリシティ」に入り、たばこ「ハイライト」のコンペデザインで注目され、1960年(昭和35年)6月20日より70円で発売されました。旧社会党のロゴマークなども作成しています。1965年、自主製作アニメ『マーダー(殺人)』で毎日映画コンクール大藤信郎賞。
1968年フリーとなり、1969年に一連の似顔絵が評価され、文芸春秋漫画賞。1977年から40年以上にわたって『週刊文春』の表紙を手掛けました。
知的なユーモアを感じさせるシンプルなイラストは<星新一>、<丸谷才一>、<村上春樹>さんなどの作家らに愛され、多くの雑誌の表紙や本の装丁を手がけました。
ポスターや絵本の制作、作詞、作曲、落語原作にも取り組んだほか、映画には特に造詣が深く、1984年の初監督作品『麻雀放浪記』は高く評価され、続く『快盗ルビイ』でブルーリボン監督賞。文才も発揮し、1982年に著書『ビギン・ザ・ビギン』で日本ノンフィクション賞、1993年『銀座界隈ドキドキの日々』で講談社エッセイ賞。1994年には美術、文筆、映画にわたる業績で菊池寛賞を受賞しています。
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