六ケ所村の核燃料再処理工場の工事完成時期、再々延期
Aug
22
2021年度前半から2022年度前半に1年延期すると発表した。
日本原燃:再処理施設の工事計画および使用計画の変更届出について
延期回数は25回目、毎回1年延期しているので延期した年数も25年。
その25年の間に福島第一原発事故が発生し世の中は大きく変わった。
それなのに、なぜか工事は止まらないでいる。
核燃料再処理工場は、幻となった核燃料サイクルの燃料供給装置の筈だった。
しかしサイクルの中核施設もんじゅは廃炉になり、代替施設も無い。
日本は余剰プルトニウムを抱え、工場ができても国際法上稼働ができない。
いったい何のための工場建設なのか。
この再処理工場には経産省や国も関与している。
建設中止判断は、プルトニウムに関する事から政治的にも可能だ。
こんな無駄な工事すら止められないのは、政治や行政の怠慢とも言える。