福島第一原発事故、仙台高裁で国の責任を認める判決
Sep
30
仙台高裁は30日、改めて国の責任を強く認める判決を言い渡した。
1審の福島地裁を含む各地の地裁判決で国の責任を認める判決が出ていたが、
今回、2審の高裁でも国の責任を認めた判決が出た。
しかも、国も東電と同等程度の責任があると、責任の範囲を広げた形となった。
高裁で国の責任を大きく認めたのは大きい。
今の原発の安全責任は電力会社が主体だと、現政権は逃げ腰の理論を打つが、
そんな政府の言動にも釘が差さる。
今後の原発稼働についても、また一つ枷をはめる事ができたと言えるだろう。