震災による過酷事故から10年、東電はどう責任を取っていくのか
Jan
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この10年で福島第一敷地内は防塵服を着て作業しなくても良いほど整備された。
だが、原発建屋は今も超高濃度の汚染地帯であり、廃炉作業は毎年のように遅れている。
汚染水も増加を止めるとしていたが、その宣言はいつの間にかうやむやとなっている。
汚染水増加を止めないまま、海洋放出さえほのめかし始めている。
被災した福島第二原発も廃炉を決めたが、使用済み核燃料はそのまま放置。
こんな状態のまま、柏崎刈羽原発の再稼働には意欲を燃やしている。
いったい東京電力は、福島の責任をどう考えているのだろうか。
事故から10年となる節目の年にどう動くのか、国民全員の目が注がれている。