パトリオット
Nov
29
パトリオットだった。警察のスピード取締り「ねずみとり」で検挙された経験はないだろうか?
一般路、特に歩行者が飛び出してくる可能性のある付近でのスピードの出しすぎは、重大な結果をまねく事がある。
スピードの取り締まりは、必要なことだ。しかし、「ねずみとり」で検挙されたドライバーは、どうしても反省する気になれないのが本音だろう。
それは、レーダーによるスピード取締りは、スピードを出すと危険な場所で行われているのではなく、スピードを出しても安全が確保できる場所(スピードが出やすい場所)で行われていたり、60km/h制限の区間から40km/h制限区間へ変更された付近で行われていたり、検挙のための検挙と疑いたくなる事が多々あるからだ。スピード違反を助長するためではなく、状況に応じた的確な判断をしているドライバーが悔しい思いをしないためにも、合法的なハイテク武装はするべきだと考えます。現在、カーショップで売られているレーダ探知機は非常に性能が高くなっています。
最新のモデルでは、スピード取締りレーダー波を感知するだけではなく、GPS搭載によりあらかじめ登録されたオービス(自動取締機)付近で警告を発する機能や、緊急車両の位置情報を知らせる電波を受信し、500m以内の電波であれば警告する機能を搭載しています。しかしながら、特に地方都市で使用されているステルスタイプのレーダー取締り機には、なかなか対応できないのが現状です。
ステルスではレーダー波の発射が、特定の車に狙い撃ちされるため、漏れ電波を検出する一般のレーダ探知機では探知が難しいのです。そこで、このパトリオットというハイテク機材の登場です。
パトリオットは、取り締まり電波と同様の周波数の電波を、電波法に抵触しない微弱な出力で発射する装置です。
そもそも取り締まりレーダーは、車のボディから反射されるレーダー波のドップラー効果を利用して計測されるものです。
車側から、同じ周波数の電波が出ていた場合、どうなるのでしょうか?いや、私には分かりませんし、実際にパトリオットのお世話になったことはありません。
取り締まりに気づかないようでは、注意が散漫になっているということですから。
しかし、いつ訪れるかもしれない不運に対して、パトリオットは保険のようなものなのです。
箱の中身は、2台のぎりぎりまで出力調整されたパトリオットが入っていたのです。