このところJRの話題に事欠かない。
まずは、JR東海のリニア新幹線。政治介入を避けて実現最優先で自社資金によるプロジェクトを決定した決断は、素直に賞賛したい。裏では、色々あるだろうが、何にせよ「やると決めたら一歩も引くな」だ。
次に褒めたいのはJR九州。鉄道という巨大装置は、使いようによって如何様にも魅力を増すことを証明してくれている。「ゆふいん」始め各種の企画列車には資金を惜しまず開発投資する姿は、まさに経営の鑑。とどめは「ななつぼし」胡坐をかいている北斗星よりも余程に光り輝いている。
反対に、ダメダメはJR北海道。保線しない鉄道員はダメでしょ。ぽっぽやが泣いている。
JR西日本の歴代社長も無罪に喜んでいるようじゃ資質、素養の前に人としての見識が疑われようという物。
さて、我がJR東日本だが、どうも駅ナカとかの商業施設開発に走って、鉄道の本質に手が付いていない。現在進行形のビッグプロジェクトは「東北縦貫線」だが、遅まきながら、という感じ。早いとこ東海道との連携運用を期待する。
そうだ。それが言いたいのだ。ああ、長ったらしい前置きをしたが、昔から憤っている事を今回は書く。
「JR東日本&東海」何で新幹線繋げねーんだ、おい、こらぁ。国民の資産、何だと思ってんだ、ざけんじゃねーぞ。
ご承知の通り、東日本の新幹線と東海の新幹線は東京駅の隣のホームで分断されている。何たる無駄無駄無駄、ジョジョ立ちするぞ、こらぁ。
少なくとも大宮発新大阪行や新横浜発秋田行は作るべきじゃろが。
と、大宮の隣町に住む関西出張族は憤っているのである。
以前からappleが開発中と言われていて、先日samsunが市販品を出した「腕時計型スマホ」(通称iWatch)だが、どーも、違うんじゃね、と昔から思っている。
カリキュレータ内蔵の腕時計とか、携帯連動型の腕時計とか、それこそ無理くりBASICが動く腕時計とか、昔から色々あるが、どうもすべて勘違いしているような気がして仕方ない。
あんな、小さな画面で何をしようというのか?老眼の私でなくてもムリムリ。
勝手な想像だが、この手の開発者は皆、腕時計に相手の顔が映って、話が出来るTV電話、そう60年代から綿々と提示されてきた「あのギミック」の虜になっているんじゃないかと思う。かく言う私もウルトラ警備隊の時計が欲しくて仕方が無かった。(科特隊の頃は、まだ胸のバッジによる音声通信のみだったからね)
今でいえば、単なるFacetimeだ。問題は、これを「時計」にしてしまう事にある。現代では、ウルトラ警備隊装備品を遥かに超えて、同じ筐体でメールも取れれば、アプリも動く。
どーも、「時計」にするのが変なのだ。
例えば、iPhoneでもAndroid系でも何でも良いので、究極に薄く作った筐体に最近出始めた湾曲液晶の有機ELでも組み合わせて「腕輪」にすれば、大変使いやすいガジェットが出来上がると思う。
イメージとしては写真の「プレデターのリストコンピュータ」。これは兵装なので、(おそらく)防塵防水のためにシェルが付いているが、もちろん、そんなものはいらない。自分が使っているスマホが紙みたいに薄くなって手首と肘の間に「カパッ」と嵌ったら、使いやすいと思いませーん?
世の中の開発者諸兄。
2020年のオリンピックゲームズが東京開催に決まった。
万歳!
イベント大好きの私は朝5時前から生中継のTVに釘付け。ロゲさんの決定都市発表の瞬間には休日の早朝にも関わらず『来たー』と叫んで手を打っていた。その後、太田君に負けない位、泣いた。あー、うれしい。
1964年、航空自衛隊が空に描いた五輪のマークを自宅二階の窓から眺めていた五つの頃から二度目の五輪。太平洋戦争から復興した事をオリンピックで証明した日本が、21世紀には何を世界に示すのか。7年かけて創りあげて行かねばならない。
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昨年の3月に福島第一原子力発電所の事故に対しての刑事責任に関するコメントを投稿した。
本日、日本国の司法は東京電力社長 清水さん、原子力保安院責任者の班目さん、当時の事故対策本部最高責任者の内閣総理大臣 菅さんを始め関係者全員の不起訴を決めた。
長く永くながく、日本の司法が機能不全をきたした恥ずべき日として記憶されるだろう。
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AKI-ASAHI製のウッドキットを女房の趣味のトールペイントの絵の具でマルーンに彩色し、ウレタンニスのクリアをサンディングしながら5回塗り。PEN-Fを模した「F」の飾り文字は手書き。ストラップにはGUCCI初期のグラブタンレザーのクラッチバックについていた物を流用。G.ZUIKO28mmのオールドレンズをマウントしてみた。
E-P3作例
カメラシリーズのおまけ
前3部作の理由により「オリンパス PEN EP-3」のツインレンズキットを購入。そのままでも美しいボディだが、「普段撮り」「街歩き」のお伴に欠かせない(?)オリジナルドレスアップを施す。(詳しくは、画像説明のキャプチャ参照)
海、山、建物、風景、人物、花、花火、月など一通り撮影した。感想は以下の通り。
1.すさまじい解像力
このカメラの特徴で「ファインディティール処理」ってのが働いているせいか、晴天下の屋外撮影での解像感たるや、過去の自分の写真史上最高のキレ。あまりに解像感が高すぎて、昔の写真親父には違和感を感じるほど。
2.デジタル専用設計のレンズの凄まじさ
上記、解像感に一役買っているのが「テレセントリック光学系」を採用している専用レンズの力。フィルム前提のオールドレンズとの解像感の違いは明白。でも、オールドレンズの「甘さ」も「味」ってもんで、それはそれで良し。
3.i-finishnの特性
デジカメは、多かれ少なかれ、画像エンジンと呼ばれるプロセッサで、実際に撮影されたデータ(RAWと言う)を加工してJPEGなどに置き換えているわけだが、その際にデータを補色したり、強調したり、補完したりする。これがメーカーの「味付け」なんだが、オリンパスの標準プロセスの「i-finish」と言うのが結構強烈。「記憶色」というよりも「期待色」の領域近くに「仕上げて」くれる。これも、またハッキリくっきりコントラストばっちり、なんて絵になる理由か。特にオリンパスブルーと呼ばれている(いた)だけに、空の青の抜けっぷりは日本全国オーストラリアって感じ。ま、「ナチュラル」ってモードも有るんだけどね。
さて、手持ちのμ4/3システムは、
17mm f2.8
14mm-42mm f3.5-5.6
のデジタル専用設計レンズ2本に、OMマウントアダプターを介して
28mm f2.8
50mm f1.4
200mm f4
のオールドレンズ。加えてX2のテレコンという構成。
軽くて、手軽で、しっかり撮れる、という当初目的は充分達成だが、やっぱり建物などを撮ると、もう少しパースペクティブが欲しいって時が有って追加で
9-17mm f4-5.6
なんて広角ズームも買ってしまった。
これで9mm-400mm(135版換算18mm-800mm)をカバー。十分でしょ。
まぁ、しばらくは、この構成で色々撮って、9月のOMD-E5後継機発表、来年予定の東欧旅行の当たりでファインダーモデルのボディを検討する事とします。(その前に望遠ズーム行っちゃうかも)
さて、カメラシリーズ3部作の最後を飾るのは、「で、何を買う」である。
今回も結論から書くと、「オリンパス PEN E-P3」に決めた。
ま、最新のE-P5でも良いのだが、出たてのデジカメはC/P悪すぎ。言い換えれば、1年もすれば価格ガタ落ち、なのだから新品に飛びつく必要も無し。
μ4/3では、オリンパスとパナソニックが選択肢となるが、パナは、まぁ、ねぇ、どうにも、「カメラ」というのには心理的抵抗がある。もちろん、個別のスペックを見たり、実際の映り等々、良いんですよ、本当に。で、も、ねぇ。ん~、パス。
ま、オリンパスなら手ブレ補正がボディ側にあるのでオールドレンズのマニュアルフォーカス時にも利いてくれるってのを最後の言い訳にメーカーはオリンパスになる訳です。(昔からファンだし)
では、OMD-E5では無いのか?って事ですが、これはその内に買う可能性大って話です。つまり、将来はμ4/3ボディの2台持ち。「撮影旅行」にはファインダーのOM型番、「普段撮り」にはライブビューのPEN型番って事です。
ならば、PENはE-P3では無くてPL、PMだろ?って事ですけど、まぁ、PLでも良いんですが「質感」というか、オールドレンズとのバランスというか、その辺り考えると「小さくて軽きゃ、一番いいのか」という訳でもない、と自己矛盾的にファジーな感情を有している訳です。
と、いう事で「今、持つべきカメラ」としてはE-P3に決定。ここをベースにμ4/3システムを充実させていきます。
久々に「作品」を撮る為のカメラを選択する事とする。とは言っても、もちろんプロの写真家ではないし、ハイアマチュアを指向する訳でもない。主要用途は「普段撮り」、飽くまで「自分が意図した写真を撮れる機材」を選ぶという事である。だが、そのレベルであっても単純に「カメラを一台買う」とはならない。その機材にまつわる物を揃えて将来的にも資産として活用できることを考慮する必要があるからだ。
で、結論から言えば「μ4/3規格」のカメラを買う事に決めた。
理由は以下の通り
1.μ4/3規格では、その特性を活かすべく、全ての周辺システムが「小型軽量」を指向して設計される、という設計思想の統一感がある。
これが最大の理由。今回のタイトルが「カメラ選択」ではなく、「カメラシステム選択」である事の意味。レンズ交換式カメラにおいては、カメラはカメラボディの事であり、実際の撮影フィールドにおいては「システム」として評価すべきものだと考えている。カメラボディ+交換レンズ3本を35mmで揃えると中型以上のカメラバックに4kg位の重量を入れて持ち歩く事になる。μ4/3ならズーム2本にパンケーキなら「ポシェット」で賄える。年寄には、これは大きい。また、三脚の耐荷重一つ取ってみても「安くて軽く小さい」三脚で済む。これがシステムトータルでのパフォーマンスという事。重ねて言うが「プロじゃないし」。
2.機材が揃ってきた
「システムの思想が大事」とは言っても、そのバリエーションに選択肢が無いのは「コンポーネント」としては致命的。μ4/3は、歴史も浅く、オリンパスとパナソニック2社のみが担いでいる規格なのでシステムの広がりに疑問符が打たれることが多かったが、OMD-E5など上級者も納得するボディの登場、シグマ、トキナー、コシナなどのレンズサードパーティの参入などシステムとして随分と充実してきた。
3.オールドレンズが利用できる
μ4/3最大の特徴であるフランジバックの短さは、オールドレンズの再活用というメリットを生み出した。マウンドアダプターを付けてなお、フランジバックに余裕を持てる設計では、戦前の長レンズ構成のオールドレンズが使える最先端のカメラ、という魅力を提供してくれる。
4.135版換算焦点距離が判りやすい
具体的には「単純2倍」で計算が楽。もっとも、広角端の画角が取りにくいという事と表裏一体だが。
5.普段撮りのライブビューモデルからEVF内臓の防滴防塵モデルまで単一のシステムで構成できる。
以上のような事から、μ4/3を今後のカメラシステムとして採用する事に決めた。勿論、巷間よく言われる弱点として、
1.撮像素子の絶対的面積の足りなさ(に、よる画質の低さ)
2.AF方式が一眼レフに比して劣り、動きのあるものに不向き
3.高感度ノイズ耐性が低い(から、撮影許容範囲が低い)
などなどが有るが、そこはデジタルのムーアの法則で進化すると信じている。例えば、物理的な制約事項である「1」に関しては、135版もLeicaが出した当時は現像術が未熟だったことも有り、商用写真には「不適」とされていた。&X6や645でなければ「写真」ではなかった。
「2」にしても「3」にしても、合焦アルゴリズムの改善、ノイズリダクションアルゴリズムの改善、裏面照射など素子の構造的革新などで、
どーにでもなる、と楽観している。
さて、次回は具体的な機種の選定としよう。
SP-800UZ作例
いつもの女房孝行で栃木県にある足利フラワーパークに出向く。
当然、SP-800UZで写真を撮ってきたのだが、TVにHDMIで出してもL版に焼いても(焼く、といってもインクジェットだが)、なんかいまいち物足りない。
まぁ、物足りない理由は明確で
1.近接撮影以外では、パンフォーカスになってしまい、せっかくの花の重なりあいに立体感が出ない。
2.そもそも撮像素子が1/2.3インチなので解像度、色乗り悪くコントラストが出ない。
SP-800UZは、135版相当では28-840mmのスーパーズームであり、かつ、最短1cmまでディスタンスが寄れる、ある意味万能カメラなのだが、それらの特性を生み出せる大元の「撮像素子の小ささ」が最大の欠点でもある。
今までも、新緑の渓谷や全山紅葉の山合いの写真でコントラスト不足の「平板」な写真になって閉口したことが有ったが、まぁ何とか納得してきた。だが、花が咲き乱れるフラワーパークでは、流石にいけない。
久々にカメラを買う事に決めた。
さて、そう決めると中学、高校時代に写真部で過ごしてきた者として、好い加減に決める訳にもいかない。
勿論、現状において至高を求めるなら35mmフルサイズのNIKON、CANON或いはLeicaとなるのだろうが、発展途上のデジカメ分野で35mmを選択するという事は、「今後のシステムも全て35mm命でいくべ」と決める事であり、すさまじく潤沢な資金力に裏打ちされないと厳しい事は明白。
さらに、高校時代アルミバックに鉄アレイとか積めて、かつぎながらランニングさせられた当時の体力などある訳も無し。
それらを考慮してカメラ=システム選びをする事となる。その詳細は、また後日。
およそ10年ぶりにAVRを買い替えた。YAMAHA DSP-AX640からONKYO TX-NR616。
最大の動機は、BDのロスレスオーディオフォーマットのデコードがAX 640では出来ないため。DolbyもDTSもコア再生は出来るのだが、やはり、媒体は最良のフォーマットで見たい。プレーヤーがPS3なのでLPCMでパワーアンプに入れる案も考えたが、ここは素直にAVRを最新機に買い替える事とした。
「最大の動機」は以上だが、「直接の動機」は、購入検討一番手だったNR616に後継機が出た事からヨドバシアキバのアウトレットで32Kと激安だったため。衝動買い、と言ってもいい感じで買ってもうた。
AVRは、時代と共に最新デコーダーや技術、I/Fが投入されるので、20万越えの高級機などは買う意味なし、と割り切っている。その代わり、一定期間で買い替えないと、時代の最新をカバーできない。
その点から見てもHDMIが4Kアップスケーリング対応で8ポート、DolbyⅡz対応のデコーダー、THX規格、Audyssey 2EQ、三段インバーテッド回路7.1chディスクリートアンプと、これでもか、これでもかの「おむたいな」テンコモリ仕様で展示品とは言え32Kは、「買いでしょ」という事。
いそいそ7本のスピーカー繋いで(宅は6.1ch構成)、自動補正かけて、さて、音を出してみると。
あ~、10年は凄いなぁ。
と、いう感じの包まれ感。AX640もDB2,DTS-Neo:6などを持っているが、同じソースを同じモードで同じスピーカー群で聞いているのに、なんか、全然別物。
さらに、昔に焼いた「北北西に進路を取れ」のDVDなんか再生すると1080pアップスケーリングが働いて、画像も画質もとても向上していてびっくり。宅内デジタルリマスターだぁ。
あ~、安い買い物。
自動補正の値をベースに、ここからは1か月くらいかけて「私好み」に追い込んで行くわけですが、エントリーラインのAVRとは言え、追い込み甲斐がたっぷり有りそう。いや、と言うよりも既にサブウーファーやスピーカーコードの買い替えが頭をよぎりつつあり…大変危険。
大ニュース。
DTLAがDTCP-IPの規格を改訂し、事実上「TTL値<=3」の規定を撤廃した。うひょー、うれしい。
これ、どういう事かというと極めて私的な話で恐縮だが、nasne(ナスネ)で撮りためた地デジ/BS放送をipad、Iphoneで見れるようになる、という事。
長年懸案であった我が家のロケーションフリー問題、一気解決(の可能性)。アプリメーカーの皆さん、よろしく頼んます。
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