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- One for All, All for Japan.
初日のボランティア参加人数は57名。
二日目の朝は、38名で参加でスタート。
「つながり」では、毎朝8時半から活動開始前の朝礼、
仕事を終えた後の終礼が午後4時半から続けられている。
終礼では自己紹介を兼ねて、活動を通じて感じたことや学んだ点など各自が自由に発言する。
その日は軽く一時間を超えていた。
一人1分話したとしても57分となのだからやむを得ない。
私は溢れ出してくる感動を抑えるのに苦労しながらも3分は話した。
“One for All, All for Japan”
「つながり」のキャッチフレーズを取り上げながら、こんなにも全国各地から寄せ集まった各人多様なボランティアが一つ心となり、一つの手足となって団結して最大の力を発揮する様は米国では見ることが出来ない、日本人ならではの特異な秀逸さだ、そんなような事を感じたままに語った。
数日前の連休のある日のように200名を超える参加者があれば、終礼時間がどれほど長時間となったかは想像出来る。
暑い中、1日の厳しい作業が終わってヘトヘトになった状態で数時間の終礼を立ったまま続けるのに疑問を感じて先に帰る人もいるのだという。
だが、「つながり」代表の勝又氏は終礼を止めようとはせず、毎日続けるとの決意を話してくれた。
一言でも語ることは各人の参加された証となり、誰にも知られず分からないままで帰っていただきたくない故に、全員の前で少なくも出身地と名前を公表して欲しいのだ、と言う。
各人各様の視点で振り返った活動の総括は新しい気づきや発見が生まれ、新たな意義を見出し、それがより深い共感と連帯とを生じさせるだ、と言う。
わずか二日間であったが、すでに連帯間が半端なく育った仲間たちを後にその会場を後にするのには、辛いものがあった。
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