十条らいふのブログ

こんにちは。
おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。

人は誰しも自己重要感をもっています。

自分は大切にされるべきであると無意識のうちに思っています。

ラーメン屋で
自分より後に来た人が頼んだものが先に出てくるとむっとします。

会社で
稟議書に意義目的が詳しく記載されていても
事前のプロセスに関与していない人がいると

「俺は聞いてない」

とすぐに決裁に応じない人もいます。
（「根回し」が不足するとこうなります）

このように
人は自分がないがしろにされると悲しくなります。
自分が尊重されていないと怒りを覚えます。

アドラーは

「すべての悩みは人間関係の悩みである」

と言い切っていますが

確かに人間関係がぎくしゃくしていると
おだやかな気持ちで過ごすことができません。

なので目の前にいる人を

大事にする
大切に思う
尊重する

という姿勢が必要になります。

部下のいる方は
部下が相談に来たときに
ちゃんと手を止めて
話を聞いてあげていますか。

パソコンの画面に目を向けたまま
話を聞いていませんか。

これだと部下は悲しくなります。

ああどうせ
自分のいうことなど大事なことではないんだと。

これでは信頼関係を結ぶことができません。

部下が相談にきたら

「手を止めて自分のへそを相手に向ける」

という所作を
意識することで相手は安心します。

自分に対して
丁寧に笑顔で礼儀を尽くしてくれる人は
安心安全な存在です。

自分も他者も心穏やかに過ごすためには

相手の自己重要感を尊重することが
とても大事だと思うのです。