シングルレコードを整理していたら面白いものが出てきた。1987年にビクターから発売されたドリーム・ガールズ「銀座カンカン娘」のドーナツレコードである。作詞は佐伯孝夫、作曲は服部良一。ジャケットはなんと使用禁止となった黒人を使ったカルピスの昔のマーク。銀座カンカン娘とは1949年の東宝映画のタイトルであり、その映画の主題歌だったようである。オリジナルは主演の高峰秀子が歌い、同じ1949年にビクターから発売された。4番にカルピスという製品名が歌詞に出てくるので、NHKなどで流されるときは3番でフェードアウトされたらしい。当時、作詞家の佐伯孝夫は、カルピスが製品名とは知らずに使ったらしく、オリジナルにはまったくカルピスは関わっていない。
このドーナツ盤の銀座カンカン娘はカルピスはもちろん関わっている。こんなに会社のマークがジャケットに使われているものね。しかし、B面の大阪娘も古い曲なのだろうか。良く知らない。作詞は村雨まさを、作曲はやはり服部良一である。
北欧スウェーデンのロストランド窯、彩磁二枚貝文花瓶です。時代は約100年前、直径14.5cm。ひさしぶりにロストランドを購入しました。これは、もう3年以上ある業者のところにあったものです。もうひとつ同じくらいの間あった蜻蛉のトレイはやっと夏に売れたようです。こういうものは、なかなか動かないのでしょうかね。いいものだと思うのですが。
この花瓶、二枚貝が3面にあるのですが、それ以外には青磁釉がかけられています。ロストランドの青磁釉のものはお皿を1枚持っていますが、なかなか珍しいものです。
昨日の午後2時から、学芸員の解説があったので泉屋博古館分館へ「幻の京焼 京都瓢池園」を見てきました。とても、勉強になりました。瓢池園は、東京と思っていましたが、明治40年に京都へ移ったんですね。ふくべ焼ともいうのですね。この「ふくべ」という銘が、また、清水六衛兵の銘とぱっと見よく似ていました。まあ、それは置いといて、やはり、1900年のパリ万博は当時の陶磁器界にとって、とても影響が大きかったのだということを改めて認識しました。
最初に展示されていた東京瓢池園の釉下彩鯉図陶額は、釉下彩ではなくイングレイズだと思ったのですが、どうなのかな?学芸員が説明していましたが、聞いてもわからないと思ったので黙っていました。図録を見ると近代国際陶磁研究会のメンバーが協力しているので、今度聞いてみます。
東京瓢池園と異なり、窯変釉の作品が多かったのも1900年の万博の影響でしょうね。染付けの醤油さしが、かわゆくてよかったな...。
前回につづき、有田源六窯の染付桐鳳凰文中鉢です。直径21.5cm、時代は明治25年から40年です。大日本源六製と高台内中央に書かれるものには上手のものが多いようです。
梅田さんの本「バリ島ワヤン夢うつつ」が発売されたようです。売られている書店のリストが以下のブログに掲載されています。
『バリ島ワヤン夢うつつ――影絵人形芝居修行記』
昨日、西武池袋駅で電車を待つ時間があったので、駅を観察していると、西武の選手のポスターがたくさん貼ってあった。仕事で週一回ここを通っているのだが、今まで、あまり気にしていなかった。じっくり見ると結構圧巻。これが、西武線の風景なのかな...。そういえば、横浜市営地下鉄関内駅の地下通路も、似たような感じだったような気がする.
この前の日曜日にある博物館の学芸員から問い合わせがあった。私が某陶磁器のアールヌーヴォー展でロイヤルコペンハーゲンについて書いた文書を今度行う展覧会で参考としてよいかというものであった。もちろん、OKを出したのであるが、もうひとつ、私がビング&グレンダールについて書いたものはないのかと聞いてきた。
そこで、2年前にJapan Antique Netというアンティークショップのサイトのコラムにビング&グレンダールについて書いたことを思い出したので、紹介した。
『北欧のアールヌーヴォー ビング&グレンダール』
そういえば、自分のコレクションページにロイヤルコペンハーゲン窯やビング&グレンダール窯についての解説がどこにもないことに気がついたので、とりあえず、コラムを自分のHPにリンクを貼った。
解説書いたほうがいいかな...。
まあ、いずれ近代国際陶磁研究会のジャーナル「近代陶磁」にでも投稿してから、HPに載せようかな。そのほうがちゃんとしたものが書けるし。実は「彩磁眠猫置物」を今年号(10号)の作品紹介に投稿したんですよ。
来年、西洋アンティーク陶磁器勉強会で写真の「ビング&グレンダール・鷺のサービス」について発表する予定なので、これもまとまれば、HPに掲載してもいいですね。そうだ。いままで、発表したものを載せてもいいか。
しかし、最近HPを更新する時間もなかなかとれないからな。とりあえず、検討しておきます。
バリ島における1928年に録音されたゴング・クビャールのCDである。梅田さんから教えてもらい、アマゾンで購入し、昨日届いた。アマゾンで購入したとき、在庫切れで12月にならないと届かないというメールをもらい、あきらめていたが、ほぼ1週間で届いた。発売元のアオラ・コーポレーションに在庫があったのだろう。しかし、貴重な録音だ。もともとバリ島で売るためにSP録音されたものだそうだ。結局、バリ人は新しいテクノロジーに興味をしめさなかったらしく、失敗に終わったらしい。1年間の間に78回転SPレコードを買いに来た客はコリン・マックフィーだけだったそうだ。そして、マックフィーが購入したおかげで、今こうやってCDが聴けるのである。マックフィーは偉大だ。なんと、このCDには無声であるが、マリオの映像も3つ入っており、コンピュータで見ることができる。すばらしい!これがVol.1で、Vol.5まであと4枚復刻版CDが発売されるようだ。楽しみである。
話は変わって、そろそろ今週末に、書店で梅田さんの本が発売されるようです。
みなさん、合言葉は、
『バリ島ワヤン夢うつつ――影絵人形芝居修行記』 を読んでバリ島に行こう
ですよ。
バリ島でよく食べたスナック菓子である。まめ類だと思うけどなんでしょうね。気に入って、5袋くらい買ってきたが、とうとう最後の一袋になってしまった。ビールと良く合う。よくバリではビンタンビールと一緒に食べた。グリーンピースのガーリック・コンソメ味というところかな。ところで、賞味期限はやっぱりあるよね...。はやく食べようっと。
散歩から帰っての一枚。あれ、目の下に隈が...。気のせいか。
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