LANケーブルはプラグ部分がきれいに出来上がっているので、機械で自動生産 のように思われますが、実はこのプラグ付け、私に知る限り100%が手加工 です。 まさに労働集型の産業ですが、加工者の熟練度が要求される加工でもあります。 これは中国工場での撮影、根気が必要な作業のため、殆ど女性が担当して います。 プラグ付けの前後には、切断・皮膜除去・カシメ・ブーツ取り付けなどが ありますが、このプラグ付けは一番熟練を要します。 動画の最後に挿入が確実化否かを確認する部分がありますが、ここが 肝心の部分で、これが成否を分けます。 その意味で不透明なプラグは確実性が劣ると言えます。 私の仕事はこのような工場を視察して、レベルの高い工場を探し出すことです。 これには自分自身の加工のレベルが彼ら以上でないと、問題点が見抜けません。